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生まれ落ちた王権 エンディング
最終更新：
dmps_fun
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ストーリー
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常々思っていたことだが お前は嘘が下手すぎる…… よく生き残ってこれたな |
| デっちゃん | |
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う、うるさいな 戦闘訓練ばっかりだったの 知ってるでしょ？ |
| ノイン | |
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……せっかく魔導具を 一つゲットできるチャンスが フイになっちゃった |
| ノイン | |
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デっちゃんの力を戻すには 魔導具をたくさん集めなきゃ いけないっていうのに…… |
| ノイン | |
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そう悲観するな |
| デっちゃん | |
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ホウエイルに戻ったら 奴らは集めた魔導具を 保管しに向かうはずだ |
| デっちゃん | |
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後をつけて 全て奪ってしまえば解決だ |
| デっちゃん | |
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いざという時のために 一つくらいは欲しかったけど 仕方ないか |
| ノイン | |
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今はとりあえず 叫んでた生徒達を 助けに行かなきゃ |
| ノイン | |
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きっと魔導具の異常を察知して 影の者が凶鬼を送り込んだんだ |
| ノイン | |
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……待て、なぜだ？ 奴らを救わなくとも 私達は困らないだろう |
| デっちゃん | |
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先にホウエイルに戻れば 私達は安全だ 放っておけばいい |
| デっちゃん | |
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レヴィが生きて ホウエイルに戻れるか 分からないでしょ |
| ノイン | |
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魔導具を持って帰って もらわないと私達も困る 仲間は多い方がいい |
| ノイン | |
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奴はマスター候補生だ 一人で帰るだけなら 造作もないだろう |
| デっちゃん | |
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ノイン お前は影の者の命令を 受けていることを忘れていないか |
| デっちゃん | |
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地上で影の者と出くわせば 裏切りを疑われるぞ 奴らは魔導具を奪われているんだ |
| デっちゃん | |
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我々が地上でやるべきことは 今はもうない |
| デっちゃん | |
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生徒達が生き残れば それだけ影の者は困る これもやるべきことだよ |
| ノイン | |
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……まさか 影の者達の元で消えていった 仲間と重ねているのか？ |
| デっちゃん | |
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……まっさか そんなわけないよ |
| ノイン | |
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私と繋がっていることを 忘れるなよ お前のことはだいたいわかる |
| デっちゃん | |
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状況も、境遇も違うが同じ人間だ 以前は助けられなかった者達と 重ねてしまっているのだろう |
| デっちゃん | |
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だが、動く理由が憐憫などの感情や 過去の清算だとしたらやめておけ |
| デっちゃん | |
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中途半端な肩入れをすれば 影の者とホウエイル―― その両方に狙われることになる |
| デっちゃん | |
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……そんな理由じゃないよ |
| ノイン | |
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誰かの結末を、影の者達に 決められちゃうのが 我慢ならないだけ |
| ノイン | |
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存在意義も、在り方も 影の者には左右させない これが私の復讐だ |
| ノイン | |
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それで、この世界を あるべき姿に戻す |
| ノイン | |
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デっちゃんも同じ気持ちでしょ？ |
| ノイン | |
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……だから お前と繋がったのだろうな |
| デっちゃん | |
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どうせ言っても聞かんのだろう |
| デっちゃん | |
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なんだ、分かってるじゃん |
| ノイン | |
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私はデっちゃんが見せてくれる 世界を見たいんだ そのために私はこの命を使う |
| ノイン | |
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そこは信用してよ ね？ |
| ノイン | |
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……知っているとも しかし目的を達成するには 私の力が必要なのを忘れるなよ |
| デっちゃん | |
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忘れてないって じゃあ、行くよデっちゃん！ |
| ノイン | |
| ………… | |
| ――とまぁ 大体貴方達と出会う前の 私の過去はこんな感じ | |
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こうして人に見せるのって ちょっと恥ずかしいね |
| ノイン | |
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全てを見せられた わけじゃないけど |
| ノイン | |
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私の事をどう思うかは これから先、現実に戻る 貴方達に任せるよ |
| ノイン | |
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私は少なくとも善人じゃない 目的のために行動してるだけ |
| ノイン | |
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もしかしたら……この先 貴方達と対立することも あるかもしれないね |
| ノイン | |
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本当は私も 貴方達のような平和な世界で |
| ノイン | |
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なんてことのない学園生活を 一緒に送りたい |
| ノイン | |
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……これは本音だよ？ |
| ノイン | |
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だからもし私と次に会う時 敵同士じゃなかったら…… |
| ノイン | |
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また、友達として接してくれると 嬉しいな |
| ノイン | |
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貴方は覚えてないだろうから できたら、で構わないよ |
| ノイン | |
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じゃあ、また会おうね 【プレイヤー】 |
| ノイン |
