「ディル・サーガ」地域情報1479DR0816 - dnd_prpc0 @ ウィキ

「ディル・サーガ」地域情報 1479DR“老い知らずの年”8/16

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キャンペーンの舞台となる地域情報の変遷を記載します。

□ 1479DR 2/20（ゲーム開始時点）：　ディル地方はそれぞれの地区でバラバラであり、スカーディルとフェザーディルはセンビアに支配されている。

□ 1479DR 2/20：　ミスルディル（＝アシャーベンドフォードの町）の領主と協力関係を結ぶ。スカーディルにて解放戦に参戦して勝利。これにより、スカーディルとフェザーディルがセンビア支配から抜け出る。

□ 1479DR 2/20：　バトルディル最大の居住地である“剣の修道院”を訪ねて協力関係を築く、その後にエルターガルドを訪問して協力関係の構築。水車小屋の親方のテロ行為によりディルランズとコアミアの関係がやや悪化。

□ 1479DR 8/16：　シャドウ・ディルにて“水車小屋の親方”を倒し、イルがアシャーバのペンダントを所有。ディルランズの主となる意志を表明。その場にいたミスルディルのディルクソン卿が立ち会い。
　シャドウ・ディル領主のレディ・ウルファーやスカー・ディルのワイアット、ハイ・ディルやハロウ・ディルも賛同。コアミアとの関係修復。
　センビアにおけるネザリル軍のセイアールーン虐殺に介入して難民の一部を脱出、同盟国の支援を受けつつフェザー・ディルとバトル・ディルの廃墟を修復して移住政策。

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現在の情勢

DaleS_DR14790816.pdf

◎ディランズ：
　森と峡谷（＝ディル）の国だが、国として一つにまとまっていた時期は短い。多くの時代では峡谷ごとに地方自治で治められている。各々のディルは周辺国との関係で文化的に違いががある。統治規模の関係で常備軍は小さく、代わりに民兵組織が発達している。
　パーティのメンバーであるイル・フリューゲルが、ディルランズの主の証といわれる“ペンダントofアシャーバ”を受け継ぎ、統合に向けて動いている。

○シャドウ・ディル：中心都市＝シャドウ・ディル、領主＝レディ・ウルファー
ゼントやネザリルとの戦いの最前線となっていた地域であり、多くのフェイが住んでいる。その防衛拠点である螺旋塔やハーパーらの本拠地がかってこのディルにあった。かつて偉大な魔術エルミンスターは未だこの地に住んでいるが、曖昧となっているとのことである。
　レディ・ウルファーは師であるエイザラー・ファルコンハンドから「ペンダントofアシャーバが流転した際の残留品」を所有していた。

○ミスル・ディル：中心都市＝アシャーベンドフォード、領主＝ディルクソン卿
ディルの中心、街道の交差点に位置する地域であり、各ディルの代表が集うディル会議はここで行われている。
　領主ディルクソン卿はパーティ最初の後見人といえる。最大拠点アシャーベンドフォードにはディルの歴史で暗躍していた“水車小屋”が合ったが、パーティが親方を倒した後、どこからか出火して焼け落ちたようだ。

○バトル・ディル：中心都市＝剣の修道院、領主＝トーマス院長
70年前にセンビア軍の侵攻に対して、ディルズとコアミア、ミス＝ドラナーの軍勢が衝突した地域。この紛争によりセンビア軍の侵攻は停止したが、それまでの中心都市、ソングドラゴン守護者とするエセンブラは廃墟と化した。
　現在は様々な侵攻をはね除けてきたテンパス寺院である“剣の修道院”が中心となっている。彼らはスカー・ディル解放直後からパーティに最大限の協力を行っている。

○スカー・ディル/フェザー・ディル：中心都市＝スカー・ディル、領主＝ワイアット
スカーディルは100年以上前にセンビアに占領され、その支配下にあった。また70年前にここに駐留していたセンビア軍がディルズ奥地への侵攻を行い、中心都市チャンドラークロスが滅ぶことでフェザーディルもその支配下に落ちた。
　突然の魚人による襲撃で混乱したセンビア駐留軍の隙を突いてディルズ解放同盟が反乱を起こし、パーティの協力によって成功、この地域はディルズに復帰した。

○ハロウ・ディル：中心都市＝ニュー・ヴェラー
ドラゴン入江の奥にある最も古いディル居住区である。ミス＝ドラナーの行う貿易の港として、戦乱に巻き込まれることなく発展した。イルの発したディルズ統合の呼びかけに賛同しているが、アンデッドのうろつく“霊原”によって地域的に分断されているので、連動が難しい。

○ハイ・ディル：中心都市＝ハイ・ムーン、領主＝ルシエントス卿
コアミア国境の山岳地帯からなり、良い鉱山を地域内に持つ。センビアに対抗するため、コアミア駐留軍を受け入れている。

○アークヘン・ディル：中心都市＝アークヘン・ブリッジ
要塞都市を中心とした軍国主義的な性格の強い地方で、防備と監視を固めた上でセンビアやコアミアとの通商を仲介している。かってゼントの密偵が国を支配したこともあって他地方と争いがちであり、セスレン・ディルを滅ぼしたことがある。ディル統合の呼びかけに対して応答は無い。

○タークハル・ディル　：この地域は150年前に月海地域のゼントに滅ぼされた。
○タッセル・ディル　：この地域は60年前にセンビアに占領され、
　その後に反乱を起こした際にネザリルの魔法兵器によって滅びた。
○セスレン・ディル　：この地域は20年前にアークヘン・ディルに滅ぼされた。

◎ネザリル：中心都市＝ハロウディル、領主＝“影を統べる者”テラモント
強力な古代魔法によって周辺を脅かす魔法国家。
古代に強力な魔法によって周辺を支配していたが、古代種族フェアリムによってその領土のほとんどを砂漠になるまで荒廃させられ、その後に別の古代種族シャーンによって異次元に封じられていたが、100年前にフェイルーンの世界に戻ってきた。十ニプリンスと呼ばれる秘術強化された超人によって統治されている。国教はシャールであり、他の神々の信仰を認めていない。
　広大な領土を持つが、そのほとんどはアノーラック砂漠と呼ばれる荒れ地であり、通常の国家経営が成り立つ状態ではない。周辺国家全てと険悪な状況だが、センビアを支配して貿易のためのフロント国家として利用している。敵対勢力や反乱拠点に対しては、魔法兵器を用いて皆殺しや暗黒の空洞に変えるなど、極端な手段に訴える傾向がある。

◎センビア：中心都市＝セルゴント、領主＝サマロン・ウスケヴレン二世大総督
悪辣な商業国家だが、ネザリルの攻撃に屈して傀儡国家となっている。取引や武力侵攻を組み合わせてフェザー・ディルとスカー・ディル、タッセル・ディルを併合していた。しかし、タッセル・ディルはネザリル侵攻時に壊滅し、フェザー・ディルとスカー・ディルはパーティの活躍による反乱の成功によって、ディルの一部として復帰した。
　また、セイアールーンで起こった反乱に対してネザリルは殲滅を行い、この街は廃墟と化した。一部の住民は難民としてディルに逃れた。

◎コアミア：中心都市＝スーゼイル、領主＝フォリル・オバースキア王
古く伝統のある国。強力な騎士団であるパープル・ドラゴン騎士団と、バトル・メイジ部隊を常設、これを周辺の都市国家に派遣することで周辺地域の安定を図っている。
　パーティ・メンバーの一人、イルはコアミアの名家フリューゲル家の一員である。一方、ヘイアンはこの国の監獄都市ウェイルーンに投獄されていたことがある脱走者である。冒険中の訪問時に協力者をつくっている。現在、ディルランズと同盟関係にある。

◎エルターガルド：中心都市＝エルタレル、領主＝大観察官ベルナール
トームを国境とする宗教国家。大きな国ではないが精強な聖騎士が集う騎士団を持ち、善と秩序を守り、周囲に派遣する国である。一方で、その善に関する融通のきかなさで周辺諸国とのトラブルとなることもある。
　パーティメンバーのうち、アディスとヒルデガルドがこの国出身である。現在、ディルランズと同盟関係にあり、アディスの師エイランが司祭としてディルランズに派遣中。

◎ミス・ドラナー：中心都市＝ミス・ドラナー、領主＝コロナル・イリシヴァール
コーマンソー森林の奥深くに本拠を構えるフェイの王国である。
　この地の妖精王国は古代にディルランズと同盟を結んでおり、70年前のセンビア侵攻時には、それに基づいて援軍を出した。それ以外にもネザリルと過去に難度仮称とうつしている者の、現在まで一行と交渉を持ったことは無く、連携は取れていない。

◎エヴァレスカ：中心都市＝エヴァレスカ
アノーラッチ砂漠に隣接した森林に位置するフェイの都市国家。都市は強力な魔法防護を備えており、これによってネザリルの攻撃を凌ぎ続けている。

◎ルルアー：中心都市＝シルヴァリー・ムーン
別名シルヴァー・マーチと呼ばれる北方の国。周囲に危険な国が存在するものの、この国は安全で友好的な国として知られている。パーティ一行のサガがこの国の出身である。
　かってフェイルーン全土で活動していた善の結社“ハーパー”は一度は滅んだが、ネザリル復活に対抗して再結成され、エヴァーランドの街にある“月光塔”で活動を再開しつつある。

◎月海地方：中心都市＝ムルマスター
かってはゼントの本拠地ゼンティル・キープがあったが、これはネザリルにより滅ぼされた。しかし、現在も専制の神ベインの本拠地ムルマスターがあるなど常に周辺国家との火種になってきた。とはいえ、ネザリルと戦うためにミス・ドラナーと同盟を組んだこともある。

◎ナジャラ：中心都市＝スカナジャ、領主＝蛇王ジャラント
ナーガやユアンティ、リザードフォークなど、様々な爬虫類種族が住む怪物国家。その地には多くの未探索の遺跡が眠っている。

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