特殊能力の作り方

  • 特殊能力は「効果」、「範囲・対象」、「時間」、「制約」を決めることによって簡単に作成できます。

効果

  • 特殊能力を使うことによって何が起こるかが「効果」です。

  • 例:体力3ダメージ

範囲・対象

  • 特殊能力がどのくらい広い場所に効果を及ぼすかが「範囲」、何人のキャラクターに効果を及ぼすかが「対象」です。
    • 対象は「1人 or 1マス内(敵/味方)全員 or 範囲内(敵/味方)全員」の3つが一般的です。

  • 例:周囲1マス敵全員

時間

  • 特殊能力がどのくらい長く効果を及ぼすのかが「時間」です。
    • 一瞬:能力の成功判定に成功した瞬間、またはその発動処理(効果を処理している間)が終了するまで効果が持続します。
    • Nターン:効果が現れたターンを1ターン目(1フェイズ目)と考え、Nターン(N×2フェイズ)の間効果が持続します。
    • 永続:時間無制限で効果が持続します。

  • 例:2ターン

スタイル

  • 特殊能力の効果は、影響が現れるタイミングによって「アクティブ」「パッシブ」「カウンター」の3つのスタイルに分類されます。
    • アクティブ:もっとも基本的なスタイルです。キャラクターの行動で「特殊能力の使用」を選択し、判定に成功すれば効果が発揮されます。
    • パッシブ:このスタイルの能力はゲーム開始時、あるいは何らかの効果でMAP上に登場した瞬間に発動判定が行われます
      (能力休みになりません)。
      ただし、既に発動している状態でキャラクターの動作「特殊能力の使用」を選択しても能力を発動することはできません。
    • カウンター:効果が受動的に発揮されるスタイルです。自他の行動や、状態の移行などに反応する形で効果が現れます。
      このスタイルの能力は発動判定に成功しても即座に効果が現れず、代わりにカウンター待ち受け状態になります。
      この状態で設定した条件を満たせば能力の成功判定へと進みます。

  • 例:アクティブ

制約

  • 特殊能力につけるデメリットです。
消費制約
  • 何らかのリソースを消費する制約です。

  • 例:使用すると自分の体力を5消費する、使用すると死亡する
非消費制約
  • 対象を制限したり、使える状況を限定するなど、消費無しで能力を弱体化させる制約です。

  • 例:男性にのみ有効、特定のマスでしか使えない

もっと詳しく知りたい方は

  • 能力作成ガイドラインをご覧ください。
  • 大体の発動率もガイドラインで計算することができます。
  • ガイドラインは複雑ですので、全て読むのが面倒な場合はGKに大まかな能力内容を伝えて作ってもらってもいいでしょう。

能力原理

  • あなたのキャラクターの特殊能力がどのように発揮されるかという原理のことです。
  • 例えば、同じ「即死」効果を持つ能力であっても、
    「地獄の業火で燃やし尽して即死させる」のか「不可視の刃で切り刻んで即死させる」のか、という違いがあります。
    この違いがすなわち能力原理です。


最終更新:2023年03月01日 18:13