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発布日:90609002 

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*(1)満天星国部隊における歩兵選択の意義
 満天星国では合併以前、都築藩国、ビギナーズ王国の頃より歩兵を主体とした軍の運用を行ってきた。この背景には「The thing which removes a mistake」作戦において歩兵の活躍が強く見られた事や、I=Dではない歩兵という科の汎用性という長所を活かすべきである、という両国の意思があった。歩兵はI=Dや航空機などと比較して圧倒的に火力・装甲が不足し、またARも心もとない。しかしながら、I=Dにはできない繊細な活動を行え、爆撃で市街地を破壊せずに攻略する手段を持つなど、歩兵特有のメリットが存在する。
 それぞれの役割を担うことで戦争を勝利する、I=Dとは数値だけでは比肩できないにしても、そのメリットを生かした戦いを行うという理論と、最低限の道理を全うする、人が人のまま闘うことでわかることもあるという理想を基に、これまで満天星国は歩兵を主体とする部隊の運用を行ってきている。


*(2)歩兵部隊を運用するフィールド
 歩兵はその汎用性の高さから様々な戦場で様々な装備で運用されてきた。拠点の制圧から陣地作成、偵察、狙撃、破壊工作等多岐に渡る任務を行えるのは歩兵ならではの特徴である。特に、移動方法に左右されず自由に道を選び進行できる点は、一見地味に見えるがI=Dなどに不可能な歩兵にしかない長所である。
 その特徴を生かすため歩兵部隊が特に重用され運用されるフィールドは、I=Dや車両が物理的に入りこめない狭所閉所や、破壊すべきでない場所など攻撃手段の制限された立地にある。具体的には、前者は市街地や山岳森林部、屋内などであり、I=Dではサイズの問題が生じるところを歩兵では自由な活動ができるため、これをクリアーしている。後者は将来にわたって生活の場となりうる市街地や極所における建造物(潜水艦や宇宙基地の内部など)であり、これらを破壊することは勝敗以外の部分でのデメリットが多く、また自滅的な結果を引き起こしかねない。また実際にEV69青森救出戦やEV136大・攻・勢のような、I=Dとのサイズ差を生かした戦術の行使や、市街地突入及び敵拠点制圧という歩兵のメリットが生かされた戦闘も存在する。これらから、まず歩兵部隊が特に効率的に活動しうるフィールドとしては、「歩兵がサイズ的に有利な立地(物理的条件)」「歩兵による行動意味が有用な立地(社会的条件)」が上げられる。
 また、その編成上多数の歩兵から部隊がなるため、展開面積を広く確保することも可能である。これは警戒・偵察などの場面において数の力で有利なポイントであり、これもまた歩兵の長所である。国内での情勢不安やテロなどの不可視或いはそれに準ずる対象への警戒、国境線沿いなどの広範囲に及ぶ領域の偵察などは、I=Dなどでは機数や活動範囲などの問題で制限がされうることから、歩兵が有利となるフィールドである。このことから、「歩兵の機動力が有利な立地(物理的条件)」としても上げられる。


*(3)満天星国藩国部隊状況

**(3-1)現在の藩国部隊編成状況
 満天星国の現状だが、天陽を着た歩兵がピケチャの側車に整備士などを同乗させ中距離戦闘能力を付加した上で、中距離戦闘を主として行動を行うように編成されている。これは非戦闘員が戦場に出ると言う通常では有り得ない状況だが、整備兵の需要があったことと、ピケチャによる中距離戦闘能力の付加がどのような兵科においても十分な戦力になるほどの実用性を持っていることを示している。
 部隊の分割は評価値がそれほど変わらない程度の主力ともう一部隊、評価値が均等になるように分けられた複数の部隊に分けられ、いくつかの攻撃目標に対応できるようにされている。

**(3-2)藩国部隊運用状況
 前項にも出た敵拠点の制圧(EV136大・攻・勢における敵惑星への上陸)などは正しく運用するフィールドと分割の目的に合致したものであった。強大な敵はこちらの他の強大な戦力でもって制圧し、市街地にいる低評価かつ分散している相手には我が藩国の部隊のように機動力に長け、分割を行う十分な余裕のある部隊があたるという形で、宇宙における敵の排除を艦隊が担当し、速力ある輸送船(冒険艦蝦天)によって開かれた戦線を突破、敵本陣への突入制圧を行った。物理的条件として相手が散在している歩兵である=サイズ的に同等の歩兵が当たるのが対応力として望ましい、社会的条件として敵星の都市である=大規模な破壊は虐殺に当たるため望ましくないという形で条件に当てはまっている例である。またこの際はピケチャにおける機動性により、越前藩国の情報部隊から先行して速度的余裕を持って作戦の遂行を行っている。
 しかしながら問題点もあり、装甲の不足が上げられる。EV136では部隊単独での装甲判定では成功値に達しない、或いは確実性を持てる評価を提出できず、東方有翼騎士団とのバンドによって解決された。EV136以前のイベントでも度々装甲評価が不足する場面が生じており、火力制圧は可能でも敵との共倒れになる可能性は現在も否定できない。また火力においても社会的条件達成のための不殺攻撃ができない場面があり、これもまた問題のひとつである。
 また、戦闘以外での治安活動においても部隊運用は行われつつある。藩国内の警戒にあたっては、国民に対しての過度な感情汚染を防ぐために、人間からすれば巨大なI=Dではなく歩兵で行うことでの意味があることは前述においても、これまでの治安活動が歩兵を主体として行われてきたことでも示されている。具体的には、ARの面では警戒対象が動くAR10まで分割や移動で待機をしなければならないものの、チップボールやダンボール改による活動に比べればその外観は威圧感を与えない、入り組んだ路地であっても対応が可能であるなど、戦時状態にない市街地ではI=Dよりも有効に機能するという点がある。対象の行動を待つ以外にも、高ARを生かして事前に移動手段を抑えるという運用も可能である。
 
**(3-3)今後の運用推測
 現在も行われているような、市街地や屋内などに対する制圧戦闘が主流となると考えられる。今後予想される最も可能性が高く、これまでの条件に当てはまる具体的なフィールドとしては、第五世界における戦闘が挙げられる。第五世界では民間人の保護や空爆を行うことが出来ない市街地の制圧などを目的とした戦闘の可能性が示唆されており、被害を最小限に抑えるためにも歩兵部隊の活躍が見込まれる。
 また、治安活動においても歩兵のコンパクト性と広範囲展開性、ピケシリーズの運用による機動性をもった迅速かつ細部にわたっての対応も十分に可能である。


*(4)部隊戦闘ドクトリン

**(4-1)野外会戦:Hide&Move
 「Hide&Move」はI=Dなどの兵器が敵味方問わず配置されている、野外など広い空間での会戦における歩兵戦闘教義である。敵I=D部隊の存在は、満天星国だけに限らず歩兵全体としてそのまま対応するには脅威であり、そのため味方I=Dや航空機などの砲火及び装甲に戦闘の主導を置く。その上で、歩兵は戦場の状況に合わせて早期警戒や工作活動などを行うべきとし、満天星国部隊ではピケシリーズの機動性及び歩兵の数の優位性を生かしての早期警戒などの偵察活動を主体とする。また、迂回移動による敵の戦線集中の回避や、レコンの特殊を利用した詳細偵察など、歩兵または満天星国特有の能力によって汎用的な活動で広範な活動に従事、主導であるI=D部隊の補佐を行う。

**(4-2)拠点制圧戦闘:P-Blitz
 「P-Blitz(ぺブリッツ)」はほぼ電撃戦(Blitzkrieg)の形をとる戦闘教義である。制圧対象とする市街地や建造物などの拠点周囲において、歩兵部隊のみでの制圧を不可能とする敵戦線が引かれてい状況に対して、これをI=Dや航空機などでの破壊を行う。その後、ピケシリーズの機動性及び歩兵のサイズ的優位性などの汎用メリットを駆使し、破壊した敵拠点周囲戦線の後退と立て直しが整う以前の突破、対象の迅速な制圧を目的とする。


*(5)治安維持ドクトリン

**(5-1)基本警戒活動
 治安維持活動は、満天星国部隊単体でピケシリーズの機動性、歩兵の社会的条件及び物理的条件を有効活用しうる活動の一つである。具体的には藩国内交通路を利用してのピケシリーズでの移動を行いつつ、広範な範囲をその数でカバーする。情勢不安などの場合はI=Dと比較してイメージ的な圧迫感が少ないことを利用し、散開と集合を駆使し、情報収集と治安活動という状況に合わせた動きが取れる。また、この際にピケ及びWDのシステムを活用するなどの情報集約及び警察組織との協力を行うことで、更に細やかなな対応を可能とする。

**(5-2)都市防衛活動:対破壊活動
 敵部隊などからの都市攻撃を受けた場合、特に都市に対しての破壊活動が行われた際であるが、以下のような形での対応を行うとする。
 まず敵I=D等による大規模な攻勢が行われた場合であるが、これに対して正面からの迎撃は甚だ危険を伴うため、藩国部隊の遅滞戦闘を行うことで時間を稼ぎ、その間に警察組織による一般国民の避難誘導、及び部隊からの情報を基にした聯合国あるいはPPGなどへの援護要請を行うとする。遅滞戦闘では部隊のメリットを活かした上で、地の利を生かしての複数方向への移動及び攻撃を主体として、敵部隊前進の阻害を行う。
 次にゲリラ戦の場合であるが、(5-1)基本警戒活動を基にした広域警戒を行うと同時に、警察組織などとの綿密な情報共有を図り、状況の把握を第一とする。その後、ピケシリーズの機動性を活かしての現場一点集合と、対応を行うとする。

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