- ストーリー
- 世界の平和を維持するとうたわれた宝石「平和の石」
- だが邪なる者の手に収められた時それは災いをもたらす悪魔の石と化すと言う
- 100年に一度、その宝石を奪いに訪れる邪なる者と
- それに抗うものとして選ばれた勇敢な少年の物語
洞窟物語のキャラ達を使ったオリジナルストーリー。クォートが喋る。
口調程度は原作を踏襲してはいるものの、スーが本当にミミガーだったり、農園管理の三代目にプランティッドという名前が与えられていたり、ほとんど別物といっていい。
そのほかにも作者独特のギャグがちりばめられていたり、
原作ネタが織り込まれていたりといった要素は原作ファンから賛否もあるが、この作品単体で見ればストーリーの出来は良いといえるだろう。
- 難易度
- 難易度は高いが、本編聖域クリアしていればなんとか楽しめる程度。ただし聖域はかなり厳しい。
- ボス戦は即死針や移動床等を多数用いて工夫してあり、既に洞窟物語をプレイしてる人でも楽しめる構成になっている。(繰り返しプレイでコツをつかませる絶妙な難易度)
- トゥルーエンドへの分岐もなかなか気づきにくいが、気づいてしまえば納得のいく程度の難易度で隠されており、ゲーム中のヒントも絶妙。
- 難易度面の調整に文句をつける要素はない。
ただし、異常なほどにセーブポイントが少なく、初見殺し要素も多いため、
ボス→ボス→初見殺しデストラップ
ダンジョン→ダンジョン→ダンジョン→イベント→ボス
のような長い長い道のりの末に死亡し最初からやり直す羽目になるという事態が頻発する。
またライフポットを入手できるのが聖域中と極めて遅いので、その点も難しい。
- システム
- 村や家、ステージ等の構成は既存のレイアウトではなくほぼオリジナル。
- 一部ボスや背景は作者さんの手作りの模様。
- ソフト同梱の解説も丁寧に作ってあり、攻略サイト要らずな感じ。(ゲーム中のヒントも多し)
- トゥルーエンド有りで武器やアイテムの取得条件もこっててやりこみ要素も有り。
- その他
- 「見方」(味方)を筆頭に、誤字は数多い。また、進行不可能になるレベルのバグも散見される(カーリーが倒れた後に宿屋に入ると、なぜかカーリーとの宿泊イベントがもう一度発生するなど)。
- とはいえ完成済みの作品としては難易度・ストーリー両面で屈指の完成度を誇っており、鉄の紲と並ぶ改造作品の金字塔と評されることも多い。
- トゥルーエンド攻略
- 作中に出てくる「知恵の書」が、トゥルーエンドへの到達フラグを現すヒントになっている。しかし、これを購入するとコイン不足で肝心のトゥルーエンド到達ができなくなる。
1. 白髪の生えた年寄りに甘いものは厳禁。
-> ブースターにオレンジジュースを頼まれた際、先に自販機の横のゴミ箱を調べて空き瓶を手に入れる。その後自販機を調べて「オレンジジュースを買いますか?」にいいえと答えると、リンゴジュースが買えるのでそれを買う。オレンジジュースは糖分90%、リンゴジュースは純粋な果汁であるようだ。
2.コイルに電流を流すと磁石になる。
->リンゴジュースを購入した場合、クォートの家をのちに訪れた際にブースターに渡すことになるが、ここで缶がスチールであることからコイルを作って磁石にできるとの話が出る。その後、キングからティタン(ブレード)を受け取ってから再度話しかけるとコイルがもらえる。のちに、粉砕されたクリークを救出するのにこれが必要となる。
3.ジェットエンジンにはコンプレッサーが必要。
このヒントだけだと意味が分からないが、商店街での売り物の中にコンプレッサーを使っていそうなのは水撒き機しかない(まあ、このヒントがなくともプランティッドのセリフから何となく想像がつこうが)。これをプランティッドに譲ると、壊れた水撒き機からコンプレッサーを回収することができ、のちにブースターにリンゴジュースを渡したタイミングでターボジェットエンジン(ブースターv2.0)が手に入る。
4. レールガンという武器には多量の電力が必要。
トゥルーエンドには直接関係はない。レールガン(ネメシス)の弾数を増やすことが可能なアイテムである。
なお、空き瓶にはマーヒンとかんぱちの家のバケツから水を汲める。これを持った状態で砂漠に行けば、カーリーが日射病で倒れた際に助けることができ、アンデッドディメロン戦の後そのプレハブから聖域へ行ける。
09/04/21 続編の「
平和の石2」がうpされました。
最終更新:2020年09月09日 22:20