■性能緒元
武装 |
97式48口径125mm滑腔砲(初期型主砲) 99式55口径115mm滑腔砲(後期型主砲) 65-1式班用機槍(7.62㎜機関銃・同軸) 59式重機槍(14.5㎜重機関銃・対空)×1 HQ-934 櫻弾 or HQ-938 菫弾(MANPADS)×2 |
最高速度 |
50km/h(整地) |
重量 |
42.0t |
乗員 |
3名 |
行動距離 |
450km(通常時) 600km(外部燃料タンク搭載時) |
装甲 |
均質圧延鋼装甲 |
※あくまでも通尊版の性能です 本家とは性能が異なるケースがあります※
概要
MT-65 野獣号はア連製第2世代主力戦車T-65を掛浪モータースがライセンス生産したものである。
現在使用されている野獣号は
赤獅子号の技術を基に近代化改修したものが殆どである。
攻撃力
主砲の97式48口径125mm滑腔砲は赤獅子号の主砲である
96式51口径125mm滑腔砲を基に設計されたもので、
野獣号に搭載するべく主砲長の短縮などが行われたものである。
砲弾についても赤獅子号と同じものが使用できるため、それに近い攻撃力が発揮可能であった。
近年では
国際地上戦力制限条約に対応するべく
主砲を99式55口径115mm滑腔砲に換装しており、初期型より攻撃力が低下している。
それでも同世代戦車と比較して遜色ない攻撃力を発揮することができる。
また、本家T-65からFCSもアップデートされている。
しかし予算の都合からかアップデートは最低限であり、環境センサー追加等に抑えられている。
防御力
防御力についても本家T-65から強化されており、
車体側面前半部や砲塔前半部、砲塔後方などに増加装甲が追加されている。
砲塔前半部の追加装甲は鋼板と発泡ウレタンを幾層かに重ねた簡易複合装甲となっており、
その他部位の追加装甲は中空式となっており、全体的に化学弾への防御を意識したものとなっている。
機動力
機動力の面では国産エンジンを搭載したものの
主砲の換装や追加装甲の装備により重量が増加したため、原型と比較して殆ど進歩していない。
その他
通尊戦車の祖"野獣先輩"として親しまれており、一般市民にもその存在が広く知られている。
現在では後輩である赤獅子号や
星狼号の配備がかなり進み、その数を急速に減らしつつある。
最終更新:2025年01月31日 18:21