概要

白い波動を巻き起こし、正面範囲にいる敵全員に「良性ステータス全消去」効果を発生させる特技。
今作ではver1.4現段階では敵専用の特技である。
使用者は後半の殆どのボス・強ボスの他【アモデウス】が使う事がある。
当然効果は強力で、本来なら10分以上効果が続く【天使の守り】をはじめ、
【ミラクルゾーン】といった必殺技による補助効果も問答無用に消し去ってしまう。

発動までの時間は概ね長く(使用者により微妙に異なるが)、
頑張れば【たいあたり】【キャンセルショット】で止める事が可能なほか
【災厄の王】等の【ふりおろし】と同じ要領で技名が表示された瞬間に横に回る事で回避も可能だがかなりシビア。
また、敵のサイズ等により回避行動が実行出来ない場合もあるし、正面に広い射程を持つ特技なので、
使用者から距離がある場合はまず回避不可能となる。

過去作とは違い、あくまで「前方に範囲が広い」特技なため、真後ろにいる人に当たる事はないが、
真横ぐらいにいると敵のサイズ次第にもよるが、当たってしまう事も多いので注意。
また回避を試みる場合は狙われてる人が動くと、短時間ながら存在する「発動までに向きを変える事が出来る時間」(正確な所は要検証)の影響で、範囲が横にずれてしまう事がある。それに伴い、巻き込まれる人が増える場合があるので、巻き込み確認はしっかりとするべきだろう。
同理由で回避をする際は、オーバーラン気味に走らないと、結局避けきれない事が多いので注意。
ラグ等の影響もあり、回避の難易度は高いと言えよう。

災厄の王の武器をふりおろすは、範囲内に誰もいない場合でもエフェクトが発生していたが、
こちらの場合は範囲内に誰もいなかった場合は、発動のモーションは行うものの、エフェクトもSEも一切発生しないという状態になる。
なお、災厄の王がいてつくはどうを使う場合のみ、準備時間の間「ゴゴゴゴゴ」とSEが発生するようになっている。

ちなみに零の洗礼はこの効果を単体にしたもの、ゴールドフィンガーはこの効果+攻撃である。
こちらは【さとり】スキルを上げる事によりこちらも使用可能。詳細は当該項目にて。
また、【天馬の大剣】?には「3%の確率でいてつくはどう」(実際は単体に良性ステータス消去)が発動する事がある。

過去DQ作品におけるいてつくはどう

初出はDQ3のラスボス専用特技であり、この頃は「相手パーティ全員の補助効果を全消去」するものであった。
後の作品でも同一の効果で、プレイヤー側も同効果の道具などにより使用可能になったり、転職により習得可能になる。
何気に初出以降、補助効果消去効果そのものが敵専用になった作品はDQ3,8のみである。
一方敵側もラスボス以外でも徐々に使用する者が増え続けてきており、近作のDQにおいては最早お馴染みといってもいいかもしれない。殆どの場合はエフェクトは青白いものが使われていたが、今作では白くなった。
今作では発動前にキャンセルしたり、配置次第で食らう人数を減らせる事が可能といった意味では、
もっとも扱いが冷遇されていると言えよう(それでも充分厄介なのだが)。

関連項目


最終更新:2014年02月16日 00:39