概要

スキル76ポイントで覚えられる特技。
消費MPは6。

五月雨(さみだれ)とは陰暦でいう五月頃に長く降り続ける雨のこと。
4本の光の矢を弓につがえ、一斉に射出し
通常攻撃の0.5倍のダメージを単体対象に4回与える。

敵側では【弓】の登場前から【アローインプ】が使用するなど、
実装前からその存在が確認されていたスキルの一つである。


Ver2.1以前は、自身の前方広範囲に存在する相手に対し、ランダムにダメージを与える技となっており
発射位置を選ばなければ、狙った相手にダメージを与えることが困難であるという
テクニカルな位置づけの技であった。

反面、単体に対する倍率は通常攻撃の2.0倍となり、それなりの倍率になることから
【バイキルト】などで強化をすれば、単体相手ならば
ある程度のダメージ源としても見込むことができる。

ただし遠隔攻撃のスキルとしては、かなり相手に近づかなければならず
動作も遅く、当スキルを用いたヒットアンドアウェイのような戦術は至難であった。


さらにVer1.3以前では、発射した矢の全てに
腕装備などによる状態異常付与の効果を乗せることができたため
多段スキルの攻撃回数の多さを活かし、異常をばらまくことで貢献するといった戦術をとることができた。
こちらは後に不具合として修正され、使い勝手の悪さだけが残る格好となってしまう。

Ver1.2では、雀の涙ほどであった【会心の一撃】によるダメージ量も修正。
Ver1.4では、さみだれうちの途中で倒してしまった相手がいる場合に
残りの矢が別の敵にあたるといった修正もなされた。

Ver2.0から申し訳程度に射程距離が向上。
Ver2.1からは、こちらが単体相手の四回攻撃に変更された。
複数戦闘での使い勝手は向上が見込まれるものの、五月雨のイメージにそぐわないといった意見や
逆にばらけない分(複数敵にとどめをさせないなど)運用にさえ難を残すという意見も出る。

乏しいとされていた威力などにも変化はなく、同時期他武器群の強化と比較すると
慎ましい変更に終わってしまったとも言えるだろう。


ちなみにモンスターの使う同名の技との区別とするためか
射出する際の黄色い光が、青い光へと変更されている。
不遇を囲うスキルであるにもかかわらず、こちらの調整は喜んだ弓使いも意外や多かったようである。


最終更新:2014年03月01日 02:33