概要

プレイヤーが直接操作しなくても、特定の行動を繰り返して行うプログラムツールの俗称。BOTは「ロボット=roBOT」の略。

レアアイテムや経験値稼ぎなどに大量の時間を費やすオンラインゲーム共通の問題としてよくあげられる。
作業にBOTを使うことで、自分はプレイしていなくても機械に代行させることで、熱暴走して電源が切れるまで自動にレベル上げや金策を行うことが出来る。24時間戦い続けることなんてBOTにとっては余裕のよっちゃん。

オフラインゲームではただ自分にしか影響が無いので使うも使わないも人次第であったが、旅人バザーでの競売などを通じて他人と繋がるオンラインゲームでは事情は異なる。レアアイテムが大量にバザーに流出すると価格は下がり続け全体的にデフレ傾向になったり、BOTを使用していない人とのレベル及び財力格差が広がったりとゲームバランスが崩壊してしまう。なお外部機器であるBOTは使用するとサーバーに負担がかかってしまうため、運営側にとっては百害あって一利なしの存在といえる。
規約でもきちんと禁止されているので、絶対に使わないようにしよう。

PC版発売以降の状況

人気の高いゲームだけあって既にWII版からBOTを使う業者は多かったが、Windows版の発売によりBOTプログラムが一般人でも手軽に使える様になったため、RMT業者とは関係ない一般人によるBOTも急増しており、状況はかなり複雑である。
目につく現象としては、落陽の草原でBOTによる【バサラーナ】狩りが一般人の手で復活している事が挙げられる。
もっとも、BOT自体が禁止事項なので業者だろうが一般人だろうが不正操作なのは間違いない。
あれ?と思ったら一声応援かけて様子を見、疑わしければどんどん通報しよう。

1.5中期ではBOT狩りが目に余るほどに増殖した結果、【メタルライダー】【クリスタルハンド】などのBOTに集中して狙われていたモンスターの配置がある程度修正されてしまい、自動狩りをせずに該当箇所で金策などに励む一般ユーザーが損をすることになってしまった。
BOTによる樽、ツボ漁りによる素材集めも急増したらしく、後に樽、ツボから貴重な素材が取れないように修正が入った。有名どころだったオルフェアのやわらかウール漁りが潰されてしまい、やわらかウールが高騰している。

2.0ではBOTが特に多かったモリナラ地下道と海のとける洞窟、オルッパ地下洞窟に【ドラゴンゾンビ】が猟犬として放たれた。
しかし、こいつさえもBOT達にとってはもはや雑魚も同然であり、単なる対象となって効果がなくなっているのが現状である。

関連項目

最終更新:2014年01月18日 09:01