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ゲームにのる

夜もふけてたころ、マリアはやっと
約束の場所にたどり着いた。
一番北にある場所で待つというあいまいな
指示だったことと、途中でミンウの亡骸を
埋葬したりして時間がかかってしまったのだ。
マリアはこの事態を結構楽観していた。
私達には帝国との戦いで培った堅い団結力がある。
そして兄さんとフリオニールが何らかの対処法を
考えてくれる。みんなと合流すれば、何とかなる。


約束の場所でフリオニールは待っていた。
しかし、ほかの仲間の姿はどこにも無かった。
その時一抹の不安がマリアの脳裏をよぎった。


フリオニールは海岸の岩場に腰掛けていた。
その表情は、暗闇に包まれうかがい知ることは
できなかった。何か様子が変だ。
長い沈黙が続く・・・・・・
沈黙に耐えかねて
「みんなはまだ集まっていないの?」
フリオニールは、だまって首を振りある場所を
指し示した。
不意にすさまじい匂いが鼻に飛び込んできた。
これは・・・血?血の匂い?
ふと地面を見渡すと、そこにはゴードンと、
見知らぬ女性(ローザ)の死体が転がっていた。
「こ、これは・・・」
「これか?」
「僕を殺そうとしたんだ。ゴードン王子が。だから。」
まさか・・・この極限状態だ。彼は気が弱いから
錯乱したのかもしれない。
しかし
「そ、それじゃ、彼女もあなたを殺そうとしたの?」
「いや、偶然通りかかったんだ、彼女は・・・
僕は、コインを投げた。表が出たらゾーマと戦う」
マリアはふとあることに気がついた。兄さんがいないのだ。
兄さんほどの腕があればそう簡単にやられるはずがない。
兄さんはわざとこの場所に来なかった?
兄さんは何かに気づいていた?
「そして―」

マリアの思考に、もはや余裕は無かった。
全神経はアルテマの書に集中していた。
そしてそれを構えて―しかしその前に水晶が砕けるような音がした。
「裏が出たらこのゲームにのると」
マリアの体はその言葉を待っていたように倒れた。


フリオニールはなぜか塔に行かなければいけないような気がしてきた。

【フリオニール
 所持品:ブレイズガン(ゴードン)モーニングスター(マリア)
      なべのふた(ローザ)アルテマの書<2回>(ミンウ)
      小さなメダル
 基本行動方針:ゾーマのゲームにのる ナジミの塔へ移動開始】
【現在位置:アリアハン最北端の海岸】

【ローザ 死亡】
【ゴードン 死亡】
【マリア 死亡】

【残り 100人】


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マリア NEXT→死亡
ローザ NEXT→死亡

最終更新:2011年07月14日 22:32
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