ロックを探し、夜どうし歩きまわっていたセリスだったが、ロックどころか一人として
参加者と遭遇することができないでいた。
とりあえず、
夜明けに聞いた放送に従い、
旅の扉があるであろう村までやってきた。
ゾーマのいう「旅の扉」らしきものは比較的簡単に見つかった。
旅の扉を見つけた後、時間までロックを待つ…ロックがここに来るかわからないのだが…予定だったのだが、
目の前で起こっている出来事にセリス頭を悩ませていた。
二人の男が一発触発状態で対峙しているのだ。
見た感じ、旅の扉の近くにいる緑の髪の男は誰かまわず切り捨ててしまいそうな感じである。
仲間は多いほうがいいということもあり、もう一人のヒマワリ頭を助けてやろうかとも思うのだが、問題があった。
セリス自身、戦いには自身もあったし、どんな強敵が現れようとも切り抜けていける力はあるのだが、
支給品…かなりの業物だとわかる一振りの剣…がどうにも扱いづらく、うまく扱える自信がなかったのだ。
「さて…どうしたものか…」
セリスが迷っているうちにも緑色の髪をした男は、ヒマワリ頭の男にじりじりと近づいていっている。
(こういうときは、あの馬鹿みたいに賭けで状況を変えるのも悪くはないか…)
そう考えて、セリスは剣を垂直に立てる。
(もし左に倒れたなら、ヒマワリ男を助ける…)
そして、セリスは手を離した…。
【セリス 所持品:
ロトの剣
第一行動方針:
アーサーを助けるor成り行きに任せるか判断中
基本行動方針:非好戦的だが自衛はする】
【現在位置:レーベの旅の扉近く。
ラムザからは見えない位置】
最終更新:2011年07月17日 12:44