アイテム番号: SCP-090-DT
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-090-DTは、その生息域である██マウンテン一帯を収容棟とし、その内部に閉じ込める事で収容されています。収容棟はサイト-23090の管轄に置かれています。収容棟からはSCP-090-DTが脱走する事がないよう、深さ100mの地下及び収容棟の周囲にはハルトニウム合金を使用した厚さ0.5m以上の金属板で作られた壁を作ってください。SCP-090-DTに対する少人数での接触は避け、必ずDクラス職員10人以上を含む団体で行動してください。職員がSCP-090-DTの攻撃を受けた場合、残りのメンバーで直ちに救助してください。万が一救助に失敗した場合、直ちにそのSCP-090-DT-2を終了してください。██マウンテンにはカバーストーリー「火山噴火」が適応され、SCP-090-DTに関する文献は全て財団サイトで管理されます。██マウンテンに接近しようとした周辺住民にはAクラス記憶処理が施されます。
説明: SCP-090-DTは██マウンテン周辺に生息する植物の特徴を持つ生命体です。生体反応は見られますが、その体組織の多くは活動停止ないしは腐敗しており、ゾンビ状態にあるものと思われます。SCP-090-DTは同地域に「ゾビッポン」として伝承されていた生命体であると思われ、また特徴、名称の類似などから、██マウンテンを含む███アイランズに生息するプッポン(Puppon Pauper)の近種であると考えられています。
SCP-090-DTは敵対者が接近すると、頭部から赤色の液体(SCP-090-DT-1)を発射します。この液体に生物が触れると、その生物は液体に包まれ身動きが取れなくなります。この時、外部から物理的に刺激を加えることにより液体は崩壊し、その際は閉じ込められた生物に影響は見られません。ある程度の時間が経過すると、閉じ込められた生物はSCP-090-DTと同種の生物(SCP-090-DT-2)に変態します。この状態でも物理的刺激は有効ですが、この時のSCP-090-DT-2は積極的に接触を避け、地面に潜ろうとします。地面にSCP-090-DT-2の全身が埋没した場合、そのSCP-090-DT-2に対して刺激を加えても、元の生命に戻らなくなります。
SCP-090-DTは財団の協賛組織である██研究所による██マウンテンの調査が行われた際、同研究所の研究員によって発見されました。当初は一般的な原生生物として生体調査が進められていましたが、調査の結果他の生物をSCP-090-DTに変化させる性質が発見され、またその際放出する成分に地球上には存在しない物質が確認された事から、異常性があると判断され収容に至りました。現在、██マウンテン以外でのSCP-090-DTの活動は確認されていません。
補遺: 現在、SCP-090-DT-1の持つ成分が膨大なエネルギー源になるということが発覚し、SCP-090-DT-1の発電等への利用が検討されています。