この文章は AIのべりすと で生まれた文章を基に、再構成を行ってストーリーとしたものです。

第1章 成功

ラーメン屋の屋台をみんなが取り囲み、その期待の目が僕に注がれていた。
これに成功すれば23592本目。ついに割りばしを綺麗に割るギネス記録更新だ。
まさか平凡な僕が、日常でこんな記録を積み重ねていたなんて…あの時は信じられなかった。僕は深呼吸し、緊張で震える手で割り箸を手に取ると、手の中で器用にクルクル回した。そして、狙いを定めて…………
「いくぞっ!」掛け声とともに、パチンッ!と小気味良い音が鳴り響き、僕の手から飛び出た割り箸は見事に真っ二つになった。
割れた割り箸を片手に唖然とする僕に、拍手喝采が降り注いだ。「おめでとうございます!」「やったね、お兄ちゃん!」「すごいわ!お兄ちゃん!!」
僕は興奮冷めやらぬ状態で、嬉しさを噛み締めながら言った。「ありがとう。みんなのおかげで新記録達成できたよ」

みんなも笑顔で喜んでくれている。ああ、本当に良かった。そう思っていた時だった。「でもさー、これって、もうギネスブックには載らないんだよね?」妹がふと言った。

第2章 記憶

ギネスブックに載らない?その時僕は気が付いた。この歴史は何者かに歪められている!?僕は思い出した。あの時のことを。知らないおばさんからのメッセージを送られ、めちゃくちゃな目力でプレッシャーをかけられ、ようやく精神が整った時、カービィがくしゃみをして割りばしはずれた。そしてこれからまた記録を作っていくと誓ったのだが…、あれからどれほどの時が経っただろう。気づけばコロリ族にはオレンジ色の足も生えていた。しかし、僕は先ほどまで初めて記録が23592に差し掛かったかのような心情で、周りの反応も初めての時の様だった。何より、僕に妹はいないはずだ。それに気付いた途端、周りの景色がゆがみ始めた。

第3章 対面

「コロリ!コロリ!!」その声で僕は目覚めた。大王様やそのお付きのポピー、カービィが僕を取り囲んでいる。「起きて良かったペポ!」カービィの声を聞いたら何だか気が抜けた。そしてポピーが教えてくれた。僕は割りばしの世界記録がタイに終わった後、また記録を積み重ねて再び23591に戻ってきたらしい。そして、23592本目をローリングタートルうどん店で挑戦しようとしたその時、黒いローブに身を包んだ謎の存在の放ったビームで眠りに落ちてしまったというのだ。そして、犯人の正体はまだ掴めていないらしい。話を聞き終わる頃、リックカインクーがやってきて「んぼ!んぼ!」「ついにあいつを見つけたぞ!」と叫んだ。カービィと大王様は普段はしょうもないことで争っているが、力を合わせれば誰にも止められない。その場の誰もが勝利を確信していた。

第4章 爆弾

準備を進めている途中、メタナイトの部下たちから連絡があった。メタナイトがロケットの設計図と一緒に連れ去られてしまったというのだ。かつてメタナイトはデデデ城にコショウを積んだロケットを発射しようと試みた事があった。計画はカービィに阻止されたかに思えたが、カービィの手違いでロケットは爆弾が結びつけられたまま発射される。そのミサイルはデデデ城を破壊するだけの威力を発揮できることは実証済みだ。黒幕は想像以上に大変なことをしようとしている。緊張が走った。「こんなことでビビッていられないペポ!あの時みたいにミサイルを破壊すればいいだけだもんね!」「お前はあの時失敗しただろうがー!!!」カービィと大王様はこんな状況でも変わらない。不思議と不安はなかった。

第5章 逆襲

準備を整えた僕たちはリックカインクーの案内で黒幕のもとにたどり着いた。そこには捕らえられたメタナイトと巨大なロケットが。ロケットは何台も用意されていた。恐ろしいことが起ころうとしている。黒ローブは「ようやく現れたな!疫病神と裏切り者!!」と叫ぶと黒ローブを脱ぎ捨てた。そこから現れたのは鉢巻を巻いたキャピィだった。「忘れたとは言わせん!俺はお前が最初に23592本目の割りばしに挑戦したラーメン屋だ!カービィ!あの時、貴様がくしゃみをしたから記録は樹立ならず俺の店は23592本目達成の栄誉を逃した。さらにコロリ!あろうことか、貴様も2回目の挑戦では俺の店を裏切り別の店を選んだ。それを聞いた時我が恨みはこの上なく爆発した。それが新たな力をくれたのだ!」

第6章 真実

キャピィの話は続く。「我が力によって眠りについたお前はあの時のギネス挑戦の夢を見たはずだ…。お前があのまま何も気づかずに夢を完遂していたら、夢と現実は入れ替わり、我が店こそがコロリのギネス記録達成の地ということに歴史が書き換えられるはずだったのだ!」「な、なんて回りくどい作戦だデ…」大王様は呆れていた。カービィも言い添える「そのミサイルは何ペポ?プププランドを破壊しちゃうの?」キャピィは返す。「破壊?そんなことしたらラーメン屋できないだろ!大量のコショウでプププランド中のくしゃみを止まらなくすることで、手元がおぼつかなくなる体験をさせることであの時の復習をするのだ!」「思ったよりしょぼいですね…」ポピーが言う。「なんだとー!!!!」怒りを増すキャピィに僕は言った。「分かりました。まだ23592本目の割りばしは割れていません。今からでもあなたの店で挑戦できるように掛け合って見ます!」

第7章 挑戦

かくしてあの時と全く同条件での割りばし23592本目チャレンジが始まった。いや、正確には一つだけ違う。カービィが隣におらず、遠くで口を縛られている。僕は集中し、全ての精神力を割りばしに向けた。…今だ!そう確信したその時、店主のキャピィの口から巨大な化け物が現れた。その姿はまるで大量の割りばしで作られた巨人。その衝撃で割りばしはずれてしまったのだ!ベニーが失敗を示す赤い旗を上げる。割りばしの巨人はその23592本目になるはずだった割りばしを吸い取ると口を開いた。「我はお前に割られた割りばしたちの力とラーメン屋台の店主のほんのちょっとの悔しさから生まれた!プププランドを全て割りばしにして支配する。そのためにコロリ、お前の割った割りばしを増やす必要があった。お前が綺麗に割った割りばしに込められた僅かな魂を吸うことで私はさらに強くなるからだ。夢を利用して最初から23592本目を割らせ、それが現実となることで本来の歴史の23591本と、後からの挑戦途中で割った23591本、さらに夢で割った23592本の力が一気に我に注ぎ込まれるはずだった!しかし、お前は夢から醒めてしまった。そこで私は第二計画を実行に移した。あの時カービィのくしゃみで乱れてしまった割りばしの魂をたまたま見つけた、そしてちょうどお前が連続23592本目に割るはずだった割りばしが乱れた場合のみ凄まじい力を発揮することを発見したのだ!そして今、その条件が満たされた。さあ、プププランドよ。割りばしとなるがいい!!」

最終章 記録

口をほどかれたカービィがやってきて、割りばしの巨人に立ち向かっていく。しかし、カービィは弾き飛ばされてしまった!「ペポ!?」「まずはお前だ!」割りばしの巨人がカービィに襲い掛かろうとした時、「うお!?」割りばしの巨人がバランスを崩す。なんとラーメン屋の店主キャピィだ。麺をゆでるお湯をかけたらしい「俺があの時ほんのちょっとでもあんたらを憎んだせいでこうなってんだ!これは俺の罪滅ぼしでもある!」さらに様子を見ていたメタナイトが叫んだ「いくら怪物でも、割りばしは割りばし。燃やすんだ!」キャピィは咄嗟にラーメン屋台のコンロを投げつけた。「ギャー!あついよーー!!」割りばし巨人はあっさり沈んでいった。

辺り一帯はめちゃくちゃになり、皆が立ち尽くしていた。そんな中大王様が「残念だったデ。今度こそは更新のチャンスだったのに…」と僕を励ましてくれた。しかし、僕は笑顔で返した。「大丈夫ですよ。記録はまた作るチャンスがありますから!」

〜完〜
最終更新:2021年10月25日 23:30