いにしえの時代に君臨し、天空を征した究極魔獣エンシェントヘルカイン。我々カイン軍団は古文書などからその存在を読み取り、そして再現せんと試みた。

Task1 エンシェントヘルカイン

エンシェントヘルカインとはいかなる魔獣だったのか。古文書に残された姿によればこのようなものだ。

一体のカインを中心に大量のカインが結合している模様。すなわち大量のカイン型マンボウが必要となる。これに関しては大量のCカインが用意されているため問題はない。ただ、これは単純に結合させるだけでは再現できないだろう。我々の研究は始まった。

Task2 カイン・コア

まずエンシェントヘルカインを再現するにはコアが必要だ。そこで我々はコアとなるカインの開発に着手した。エナジーコアを組み込んでみたことでひとまずカイン・コアは完成したが、結合が上手くいかない。

そこにたまたまエージェントジャングルボムを名乗るものが技術提供を申し出た。エージェントジャングルボムはあの多足ハボキの多足についても詳しかった。エンシェントヘルカインにも足らしきものが大量に生えている。この技術を利用しない手はない。Aジャングルボムはあくまでこの研究の終着点がどうなるかをみたいだけとのことだった。我らが長のカイン様に逆らえばどうなるかも理解している様子だったので我々はAジャングルボムの研究データをいくつか受け取り、多足カインを作り上げた。

Task3 フュージョンカイン

多足カインをコアに大量のカインをフュージョンさせることで合成カイン生命体が完成した我々はこれをフュージョンカインと名付けた。

しかし、確かに強力な生命体が完成したものの十分な戦力を持つとはいえなかった。何よりも天空を支配するエンシェントヘルカインを再現したいのに飛べなかった。我々の研究は振り出しに戻ることになる。

Task4 次元を越えた力

我々が研究に行き詰まる中、カイン軍団の次元調査課でディメンションホールをより手軽に生み出せるようになったとの報告があった。我々は気分転換も兼ねてその見学に行った。そこでは何とか別次元のカイン生命体を召喚しているではないか。この異次元のカインが利用できないか、我々は打診し数体の異次元カインを持ち帰った。

Task5 カイン・セルと更なる合体

異次元のカインをカイン・コアに融合させてみたところ、見たこともないエネルギーが発生。次元調査課によるとディメンションエナジーと呼ばれる異次元空間に満ちているエネルギーらしい。そして、これをもろに浴びたカインは小さく変化し、カイン・コアに融合した。この小さく変化したものはカイン・セルと名付けた。

そしてカイン・コアはカイン・セルとの大量融合の末巨大な姿を成した。その鳴き声から我々はン゛カ゜イン゜と名付けた。現在ではこの時の形態はハーフン゛カ゜イン゜と呼称している。

Task6 ン゛カ゜イン゜完成

この次元を越えた力がエンシェントヘルカインへの道を大きく開くと見た我々は次元調査課に依頼して様々な次元のカインを集めてもらった。契約条件の通りAジャングルボムにも研究データを送信。そして多次元のカインが集結。カイン・コアを融合させた多足カインに大量の多次元カインが合体。そのエネルギーで大量のカイン・セルが融合。ここに究極生命体ン゛カ゜イン゜が誕生したのだ!

Roundup ン゛カ゜イン゜の力

ン゛カ゜イン゜は我々の想像を絶する力を有していた。天空どころか宇宙さえも侵略できるほどの飛行能力。その攻撃力も我々が生み出してきたカイン生命体の中でも2枚の鰭に入りうる。さらにン゛カ゜イン゜は、ハーフン゛カ゜イン゜や、多足カイン、カイン・コアやカイン・セルに自在に分離できる。ハーフン゛カ゜イン゜2体に分離して遠隔行動したり、大量のカイン・セルを用いて諜報活動を行ったりとその用途は戦闘のみにとどまらない。多数の次元からカインが集結しているため次元を超える力を持つのはもちろん、頭脳にも長けている。これからカイン軍団の重大戦力として頼もしき活躍をしてくれるであろう。
最終更新:2021年12月29日 14:19