ナレーション「小学館、例解学習、国語辞典。発刊記念DVD。ドラえもんの辞書引き大冒険。」
のび太「ただいまーっ!…ん?」
ドラえもん「おかえり、のび太くん。」
のび太「ドラえもんっ!(ランドセルを投げ捨てる) 何してるの?」
ドラえもん「国語辞典で調べ物をしてたんだ。」
のび太「えぇっ!国語辞典!?うきーっ!国語辞典なんてどうやって使えばいいのか分からないよ〜…なんか文字ばっかりで頭がクラクラしちゃうしさぁ…」
ドラえもん「まったく…のび太くんはこれだから〜…しょうがないなぁ…」
のび太「ンハァッ」
ドラえもん「そんなのび太くんの為に、とっても簡単で楽しく国語辞典が引けちゃうとっておきの方法があるんだけどなぁーん!」
のび太「ん!?」
ドラえもん「今日は特別に、ジャイアン達に教えちゃおっかなー!」
のび太「ん!!?」
ドラえもん「のび太くんは興味ないみたいだし〜!」
のび太「ドラえも〜ん、それってどうやるの〜?」
ドラえもん「はいはい、じゃあ早速出かけよ〜う!ンフフフフw」
のび太「えっどこに?」
ドラえもん「どこでもドア〜!のび太くん、ついて来て!」
のび太「うん!」
ナレーション「ここは、京都市の立命館小学校だよ。ここでは、国語辞典を身近なものにして、普段から楽しく使えるようにと、一年生のクラスで面白い授業が行われているんだ。」
(中略)
のび太「うわぁ〜!すごーい!先生の合図と同時に、皆んなが一斉に辞書を引きはじめた!ほんとに皆んな一年生なの!?」
ドラえもん「すごい速さで目当ての言葉を探しているね!」
ナレーション「そう!実はこれが、『辞書引き学習法』なんだ!」
(中略)
のび太「あれっ!?見てドラえもん!皆んな何をしているのかな?」
ドラえもん「新しい言葉を調べたら、付せん紙に引いた言葉を書いて貼っているんだよ!」
ナレーション「辞書引き学習の手順。辞書で調べた言葉には、必ず『しるし』を付けるようにしましょう。
しるしは、どの言葉を引いたか目に見えて分かるようにする為、付せんを使うようにしましょう。
調べた言葉を付せんに書き入れ、その付せんを国語辞典の本体を隠さないようにして、ページの上に貼り付けます。
そうすると、辞書引きをすればする程、付せんがどんどん増えていくのが目に見えてはっきりと分かり、努力のあとがよく分かるようになります。
自分の頭にたくさんの言葉が入ってきていることが実感でき、辞書を引くことがとても楽しくなっていきます。」
(中略)
ドラえもん「のび太くん、どうだった?」
のび太「うん!僕、断然やる気が出てきたよ!よーっし!僕もこの辞書でさっそく言葉を引いてみようっと!」
ドラえもん「ンフフwのび太くんもすっかりやる気になったみたいだね!皆んなも普段から辞書を身近に置いて、知らない言葉や疑問に思ったことがあったら、どんどん辞書を引いてみてね!」
のび太「…なになに?」
ドラえもん「ん?」
のび太「リスに似ている小さな動物、家や田畑に住み増えるのが早い、か…ふぅーん。」
ドラえもん「も!!もしやそれは!!?」
ネズミ「チュー!」
ドラえもん「ウゥゥウゥ…ア゛ァァァ…」
ネズミ「チュワー!」
ドラえもん「DAAAAAAA〜〜〜!!!」
(ドラえもんとネズミの掛け合い)
ドラえもん「ネズミ嫌ーーーーーーい!!」
最終更新:2023年03月19日 00:49