非定型うつ病とは?
非定型うつ病は、何か楽しいこと、望ましいことがあると、気分がよくなります。
普通のうつ病(定型うつ病)では、何があっても元気が出ないのに対し、出来事に反応して気分が明るくなるのが大きな特徴です。その他、タ方になると調子が悪くなる、過食や過眠ぎみになる、などの傾向もみられます。
パニック障害の患者さんに多い「非定型うつ病」
パニック障害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
パニック障害(パニックしょうがい)は、強い不安感を主な症状とする精神疾患のひとつ。パニックディスオーダー(panic disorder)とも呼ばれる。
うつ病らしくない症状のうつ病
- 感情が反応的(うれしいことがあると気分がよくなる)
- 過食・体重増加
- 過眠(10時間以上または通常より2時間以上の睡眠)
- 疲労感(しばしば身体が鉛のように重いと形容される)
- 他人の批判に過敏で、気分の落ち込みの引き金となりやすい
- 他人の批判を過剰に受け止めてしまい、親密な人間関係を築くのが困難である
- 他人の批判を恐れるあまりに、人間関係に気を使いすぎてしまう
- 朝、起きれなくて、約束の時間に遅刻してしまう
- 映画などの娯楽を楽しめることは楽しめるのだが、外出するエネルギーがない
典型的なうつ病(メランコリー型)の症状
典型的うつ病はメランコリー型と呼ばれています。このメランコリーという語の由来は古代ギリシャ時代までさかのぼります。当時のギリシャでは、すべての病気は体液のバランスの乱れに原因があるという体液説が信じられていて、うつ病の原因は黒い胆汁の為とされていました。メランコリー(melancholie)の語源は、この黒い(melan)胆汁(cholie)です。
メランコリー型のうつ病は以下のような症状が特徴的です。
- うれしいことがあっても気分が晴れない
- 食欲不振・体重減少
- 早朝に目が覚める
- 気分の落ち込みは朝が一番悪く、夕方になると少し楽になる
- 自責の念が強い
- 非定型うつ病 貝谷 久宣・不安・抑うつ臨床研究会(CRA)
非定型うつ病――その修正モデルとは/ゴードン・パーカー
「非定型うつ病」の診断はなぜ使われないのか/貝谷久宣
非定型うつ病と睡眠/井上雄一
PTSDと非定型うつ病/野村総一郎
非定型うつ病に対する薬物療法/山田和夫
非定型うつ病の診断と治療をめぐるControversy/坂元 薫
双極スペクトラムと気質/秋山 剛・河村代志也・酒井佳永・松本総子
双極II型障害と非定型うつ病/内海 健
最終更新:2009年09月10日 13:42