【北京時事】新華社電によると、中国・北京市政府は17日、新型インフルエンザの治療に有効な新たな
漢方薬を開発したと発表した。国の認可を経て発売される予定で、価格は抗インフルエンザ薬タミフルの4分の1程度に抑えられるという。
「金花清感方」と名付けられた新薬は、発熱期間を縮め、呼吸の症状を改善する効果が動物実験や臨床研究で確認され、副作用はないとしている。(2009/12/18-00:48)
北京の中医・西洋医研究機関と専門家が6カ月余りの歳月をかけ、世界で初となる新型インフルエンザに効く処方せん「金花清感方」を選び出すことに成功した。北京市中医管理局の趙静局長が17日、ブリーフィングで発表した。人民日報系の北京紙「京華時報」が18日伝えた。
趙氏によると、北京では漢方薬による新型インフルエンザ予防作業チームを立ち上げ、特別資金1000万元を研究費にあて、漢方薬による新型インフルエンザ治療の研究を効率的に展開した。
北京東直門医院の劉清泉副院長によると、「金花清感方」は新型インフルエンザの症状が軽い人に効く処方せんだという。
「金花清感方」は温熱病治療に使われる100種類以上の歴史ある処方せんの中から選び抜かれた。主に麻杏石甘湯(まきょうかんせきとう)と銀翹散(ぎんぎょうさん)がもとになっている。効き目がある処方せんとして「金花清感方」は北京市内28の中医院と一部の総合病院で新型インフルエンザの治療に用いられる。
趙氏によると、来年1月には医療機関の製造許可が下りるという
新型インフルエンザの対応で世界初の漢方薬剤が研究開発の段階にあることが17日、北京で明らかになりました。
この「金花清感方」という漢方薬剤は北京のいくつかの医学研究機関の共同研究によって開発されたもので、タミフル(Tamiflu)の効果とはほぼ同じだということです。
北京市政府は6月に1000万元を拠出し、漢方医学による新型インフルエンザ対策プロジェクトをスタートさせました。そしてこれまでの動物実験や410人の新型インフルエンザ軽症患者に対する臨床検査の結果、この「金花清感方」が新型インフルエンザを防止し抑制する上で効果的な効き目があることが実証されました。
中国が17日、新型インフルエンザに対応した世界初の漢方薬を開発していると発表したことを受け、世界保健機関(WHO)中国事務所の高官クリス・トゥノン氏は、できるだけ早く開発されることを期待すると述べました。
中国の北京では17日、新型インフルエンザ対応のための漢方薬剤「金花清感方」が開発され、臨床研究の結果、頭痛や咳の軽減、解熱などに効果が大きいことが発表されました。
これについて、トゥノン氏は「現存の治療薬からも明らかな効果が見られているが、漢方薬も同じような効果があれば治療費が安くなる」と述べると共に、「安全で効果的な治療を確保するため、研究法と同業者の評価などを入手したい」という考えを示しました
最終更新:2009年12月18日 15:30