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#contents 2009/10/10(土) 秋晴れの一日。 朝、 *天満宮の古本祭 へ。滞在1時間ほどで、大型のザックと両手にビニール袋一杯買って、全部で3400円の出費。収穫に大満足。 ●不可能性の時代 岩波新書 大澤真幸 ●つっこみ力 ちくま新書 パオロ・マッツァリーノ ●山の自然学 岩波新書 小泉武栄 ●世界演劇史 改訂新版 文庫クセジュ ロベール・ピニャール ●知の編集術 講談社現代新書 松岡正剛 以上の新書は50円均一。わりときれいな本なのになぜこんな値で出すのか? ●流離譚(上)(下) 講談社文芸文庫 安岡章太郎 ●ブルジョワジーの群像 (日本史の社会集団) 河出文庫 安藤良雄 以上は、3冊100円の棚から。「流離譚」は値打ちのある本だが、これまたなんでこんな値で、とうれしくってしようがない。 ●土田杏村全集 (1982年) 第一書房 土田 杏村 相当傷んでいる端本だが、でている限りのものを漁って8冊買った。土田は大正時代、ジャーナリズムで書きまくった思想家。あまり有名ではないが、僕は前から気になっていた。 ●超越瞑想と悟り―永遠の真理の書「バガヴァッド・ギーター」の注釈 読売新聞社 ヨーギー,マハリシ・マヘーシュ ●フレーベル自伝 岩波書店 フレーベル ●黒い手帖―随筆 (1961年) 中央公論社 松本 清張 ●新講 日本史 三省堂 家永三郎・黒羽清隆 ●世界紀行文学全集〈第17巻〉北アメリカ編 (1959年) 修道社 良い ●天皇の陰謀〈後篇〉 (1973年) ディヴィッド・バーガミニ 先日新書版の端本を見つけて買ったばかりだが、これは単行本で上下2冊のうちの1冊。 ●吉田松陰 (1942年) 岩波書店 玖村 敏雄 ぼろぼろの本だが、いまちょうど松陰関係の本を読んでいるので買った。ひょっとしてかなり貴重な本かも。 ●ユートピア以後―政治思想の没落 (1967年) J.N.シュクラール 可 ●中江兆民全集〈2〉維氏美学(上) 岩波書店 中江兆民 兆民よりも、明治の文学理論に興味があるから、端本であるが買う。 ●火の如く風の如く―解放への道 (1958年) 鹿地 亘 有名な共産主義者の自伝 ●世界教養全集〈17〉 平凡社 内藤 虎次郎ほか このシリーズ全巻集めるつもり ●トロツキー著作集〈1939-40 上〉 柘植書店 酒井 与七訳 トロツキーの亡命以後の著作集だ。こんな本が出てたんだ。 ●近代文学の軌跡―戦後文学の批判と確認 豊島書房 近代文学同人 近代文学同人ってのは気になる存在だ ●公害と東京都1970年 東京都 東京都公害研究所 公害問題がもっとも騒がれた頃のレポートだ。このころ革新都政としてがんばっていた東京都の情熱が感じられるかな、と思って買ってみた。 ●ルカーチ著作集〈第9〉歴史と階級意識 白水社 ルカーチ このあいだ持っていたこの本が売れたので買う。書き込みいっぱい。めちゃくちゃ勉強してる。この書き込みを読むのもひとつの楽しみだ。 ●芭蕉―その鑑賞と批評 新潮社 山本 健吉 ひょっとして貴重書かも。 ●共同体論争と所有の原理―資本論体系と広義の経済学の方法 未来社 福冨 正実 これは昔買おうかなと思っていた本。7冊1000円のうちの1冊だが、レジで本屋のおっちゃんが、「これ一冊でも元とれるで」と話しかけてきた。 ●日本の黒書―われわれは告発する 労働旬報社 日本平和委員会 超われわれ史の資料として ●現代日本女性の意識と行動―婦人に関する諸問題の総合調査報告書 大蔵省印刷局 婦人に関する諸問題調査会議 同じく ●近代日本社会思想史 (1) (近代日本思想史大系 (1)) 有斐閣 古田光 ●父親なき社会―社会心理学的思考 新泉社 新泉社 アレクサンダー・ミッチャーリヒ 帰って、庭仕事。がんばって玄関アプローチを完成。 その後、昨日につづいて、近所のパーマ屋さんの植木を引取に行く。今日も軽トラ1台分。 大型の鉢植えもあり、重くてクタクタになる。庭のそこら中にとりあえず置くだけ。何もなかった庭がいっぺんに森のようになった。かわいい花が咲いている木もたくさんある。名前を知っているのは、キンモクセイだけ。 2009/10/11(日) 甲南大学であった *生物多様性と温暖化 の関連について話し合うシンポジウムに参加。 スイスの国際機関から来た研究者の話がとてもよかった。 バイオ・ミミックリーという言葉に初めて出会う。ミミックリーというのは「模倣する」ということだが、生物の形態や生き方を科学的に解明してそれを技術的に応用・利用するということで、最近さかんに行われているらしい。生物多様性の危機は、こうした科学の可能性を奪うものである、ということが、産業界なんかに生物多様性の重要性を訴える根拠のひとつになるらしい。 また、外来種のことでは、一番問題なのは、WTOがそれを野放しにしていることだ、と指摘。次に政府が貿易で必然的に入ってくる外来種に対策をうっていないことが問題で、「小学生の生物調査はその後だ!」という話が痛快であった。 終わって、講師に、「とってもよかったよ」って握手しに行く。 会場で会ったKさんと十三で飲む。十三で友人と飲むのは初めて。彼女はここを縄張りにしていて、よく店を知っている。2軒はしごして5時間も! 帰って、焼き鳥食べてきた、って遙に話をしたら、「戦国、っていう店?」って言うから、「何で知ってんの?」って驚くと、「有名やで。雑誌なんかに載ってるもん。焼き鳥に、信玄とか家康とか、武将の名前ついてんのやろ。僕も行きたかったな」やて。 2009/10/12(月) 6時起床。昨夜の酒が残ってる。ウコンを何回も飲む。だらだらとつきあってしまったこと後悔。 一日、全く予定の入っていない休日だ。うれしい。秋晴れで、明るい日差しが家の中に差し込んでくる。 *家にいられるのが幸せだ。 手帖に挟み込む月間スケジュール表の試作をする。わりとうまくできたと思う。市販品で使えるのがあるかと随分探したが、まったくなかったので、自作することに決める。 ポイントは、薄くて、書き込む欄が大きくて、新書サイズで、ジャバラ式で一覧性があるということ。 先週の日曜日の集会での講演のテープ起こしをする。 でも、あんまりおもしろい話じゃないなあ。機関誌への掲載、どうしよう・・・・。 カミさんは、もらってきた植木の手入れをして楽しそう。午後には、友人のTさんに来てもらい、木の名前と手入れの仕方などを教わる。シャクナゲがあることわかる。花が楽しみだ。 キンモクセイが早くも芳香を放っている。 僕は、庭の中の歩道づくりをすこしする。まだ、ツルハシ振り下ろすと脇腹が痛いから、枕木3本埋めるだけで終わり。 遙は、一日中イツキ君の家で遊んでる。ご飯の時だけ帰ってくる。 蔵書リストのフォーマット考え、10月に買った本を入力。案外時間かかる。時間かかっちゃダメなんだが。 河合栄治郎・木村健康編「教養文献解説」という終戦直後の本を読む。これからの勉強リストをつくろうと思って。河合の紹介文は個性が出ていておもしろい。歴史の本、もっともっと読まねばならない。内藤湖南、白鳥庫吉ら、東洋史学の大物たちの本、まったく読んだことがないのだが、読みたくなった。
[[自己啓発反省日記09年9月下]] より [[自己啓発反省日記09年10月下]] へ #contents 2009/10/10(土) 秋晴れの一日。 朝、 *天満宮の古本祭 へ。滞在1時間ほどで、大型のザックと両手にビニール袋一杯買って、全部で3400円の出費。収穫に大満足。 ●不可能性の時代 岩波新書 大澤真幸 ●つっこみ力 ちくま新書 パオロ・マッツァリーノ ●山の自然学 岩波新書 小泉武栄 ●世界演劇史 改訂新版 文庫クセジュ ロベール・ピニャール ●知の編集術 講談社現代新書 松岡正剛 以上の新書は50円均一。わりときれいな本なのになぜこんな値で出すのか? ●流離譚(上)(下) 講談社文芸文庫 安岡章太郎 ●ブルジョワジーの群像 (日本史の社会集団) 河出文庫 安藤良雄 以上は、3冊100円の棚から。「流離譚」は値打ちのある本だが、これまたなんでこんな値で、とうれしくってしようがない。 ●土田杏村全集 (1982年) 第一書房 土田 杏村 相当傷んでいる端本だが、でている限りのものを漁って8冊買った。土田は大正時代、ジャーナリズムで書きまくった思想家。あまり有名ではないが、僕は前から気になっていた。 ●超越瞑想と悟り―永遠の真理の書「バガヴァッド・ギーター」の注釈 読売新聞社 ヨーギー,マハリシ・マヘーシュ ●フレーベル自伝 岩波書店 フレーベル ●黒い手帖―随筆 (1961年) 中央公論社 松本 清張 ●新講 日本史 三省堂 家永三郎・黒羽清隆 ●世界紀行文学全集〈第17巻〉北アメリカ編 (1959年) 修道社 良い ●天皇の陰謀〈後篇〉 (1973年) ディヴィッド・バーガミニ 先日新書版の端本を見つけて買ったばかりだが、これは単行本で上下2冊のうちの1冊。 ●吉田松陰 (1942年) 岩波書店 玖村 敏雄 ぼろぼろの本だが、いまちょうど松陰関係の本を読んでいるので買った。ひょっとしてかなり貴重な本かも。 ●ユートピア以後―政治思想の没落 (1967年) J.N.シュクラール 可 ●中江兆民全集〈2〉維氏美学(上) 岩波書店 中江兆民 兆民よりも、明治の文学理論に興味があるから、端本であるが買う。 ●火の如く風の如く―解放への道 (1958年) 鹿地 亘 有名な共産主義者の自伝 ●世界教養全集〈17〉 平凡社 内藤 虎次郎ほか このシリーズ全巻集めるつもり ●トロツキー著作集〈1939-40 上〉 柘植書店 酒井 与七訳 トロツキーの亡命以後の著作集だ。こんな本が出てたんだ。 ●近代文学の軌跡―戦後文学の批判と確認 豊島書房 近代文学同人 近代文学同人ってのは気になる存在だ ●公害と東京都1970年 東京都 東京都公害研究所 公害問題がもっとも騒がれた頃のレポートだ。このころ革新都政としてがんばっていた東京都の情熱が感じられるかな、と思って買ってみた。 ●ルカーチ著作集〈第9〉歴史と階級意識 白水社 ルカーチ このあいだ持っていたこの本が売れたので買う。書き込みいっぱい。めちゃくちゃ勉強してる。この書き込みを読むのもひとつの楽しみだ。 ●芭蕉―その鑑賞と批評 新潮社 山本 健吉 ひょっとして貴重書かも。 ●共同体論争と所有の原理―資本論体系と広義の経済学の方法 未来社 福冨 正実 これは昔買おうかなと思っていた本。7冊1000円のうちの1冊だが、レジで本屋のおっちゃんが、「これ一冊でも元とれるで」と話しかけてきた。 ●日本の黒書―われわれは告発する 労働旬報社 日本平和委員会 超われわれ史の資料として ●現代日本女性の意識と行動―婦人に関する諸問題の総合調査報告書 大蔵省印刷局 婦人に関する諸問題調査会議 同じく ●近代日本社会思想史 (1) (近代日本思想史大系 (1)) 有斐閣 古田光 ●父親なき社会―社会心理学的思考 新泉社 新泉社 アレクサンダー・ミッチャーリヒ 帰って、庭仕事。がんばって玄関アプローチを完成。 その後、昨日につづいて、近所のパーマ屋さんの植木を引取に行く。今日も軽トラ1台分。 大型の鉢植えもあり、重くてクタクタになる。庭のそこら中にとりあえず置くだけ。何もなかった庭がいっぺんに森のようになった。かわいい花が咲いている木もたくさんある。名前を知っているのは、キンモクセイだけ。 2009/10/11(日) 甲南大学であった *生物多様性と温暖化 の関連について話し合うシンポジウムに参加。 スイスの国際機関から来た研究者の話がとてもよかった。 バイオ・ミミックリーという言葉に初めて出会う。ミミックリーというのは「模倣する」ということだが、生物の形態や生き方を科学的に解明してそれを技術的に応用・利用するということで、最近さかんに行われているらしい。生物多様性の危機は、こうした科学の可能性を奪うものである、ということが、産業界なんかに生物多様性の重要性を訴える根拠のひとつになるらしい。 また、外来種のことでは、一番問題なのは、WTOがそれを野放しにしていることだ、と指摘。次に政府が貿易で必然的に入ってくる外来種に対策をうっていないことが問題で、「小学生の生物調査はその後だ!」という話が痛快であった。 終わって、講師に、「とってもよかったよ」って握手しに行く。 会場で会ったKさんと十三で飲む。十三で友人と飲むのは初めて。彼女はここを縄張りにしていて、よく店を知っている。2軒はしごして5時間も! 帰って、焼き鳥食べてきた、って遙に話をしたら、「戦国、っていう店?」って言うから、「何で知ってんの?」って驚くと、「有名やで。雑誌なんかに載ってるもん。焼き鳥に、信玄とか家康とか、武将の名前ついてんのやろ。僕も行きたかったな」やて。 2009/10/12(月) 6時起床。昨夜の酒が残ってる。ウコンを何回も飲む。だらだらとつきあってしまったこと後悔。 一日、全く予定の入っていない休日だ。うれしい。秋晴れで、明るい日差しが家の中に差し込んでくる。 *家にいられるのが幸せだ。 手帖に挟み込む月間スケジュール表の試作をする。わりとうまくできたと思う。市販品で使えるのがあるかと随分探したが、まったくなかったので、自作することに決める。 ポイントは、薄くて、書き込む欄が大きくて、新書サイズで、ジャバラ式で一覧性があるということ。 先週の日曜日の集会での講演のテープ起こしをする。 でも、あんまりおもしろい話じゃないなあ。機関誌への掲載、どうしよう・・・・。 カミさんは、もらってきた植木の手入れをして楽しそう。午後には、友人のTさんに来てもらい、木の名前と手入れの仕方などを教わる。シャクナゲがあることわかる。花が楽しみだ。 キンモクセイが早くも芳香を放っている。 僕は、庭の中の歩道づくりをすこしする。まだ、ツルハシ振り下ろすと脇腹が痛いから、枕木3本埋めるだけで終わり。 遙は、一日中イツキ君の家で遊んでる。ご飯の時だけ帰ってくる。 蔵書リストのフォーマット考え、10月に買った本を入力。案外時間かかる。時間かかっちゃダメなんだが。 河合栄治郎・木村健康編「教養文献解説」という終戦直後の本を読む。これからの勉強リストをつくろうと思って。河合の紹介文は個性が出ていておもしろい。歴史の本、もっともっと読まねばならない。内藤湖南、白鳥庫吉ら、東洋史学の大物たちの本、まったく読んだことがないのだが、読みたくなった。

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