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●米中関係 - (2008/03/06 (木) 09:35:53) のソース

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*0304 「中国発ハッカー続出」 米国防省、サイバー攻撃に警鐘 [朝日]
2008年03月04日19時33分

 米国防総省は3日、中国の軍事力に関する年次報告書を発表し、過去1年間に中国から世界各国のコンピューターシステムへの侵入が相次いだと指摘した。「中国人民解放軍や中国政府の承認のもとで行われたかどうかははっきりしない」としつつ、サイバー攻撃能力の増強は軍の方針に合致する、と警鐘を鳴らした。 

 国防総省は、同省のコンピューターシステムが昨年6月にハッカーの侵入を受け、国防長官室の電子メールシステムが一時的に停止したことを明らかにしている。会見したセドニー国防次官補代理は「侵入の手口は実際のサイバー戦争にも使えるものだ」と述べた。 

 報告書は、昨年1月の衛星破壊実験を機に高まった中国の対宇宙軍事力について、通信妨害機器やレーザー光線、マイクロ波などを使って衛星を妨害する手段を研究していると指摘。中国が昨年、月探査機「嫦娥(じょうが)1号」の月の周回軌道投入に成功したことには「軍事的にもさまざまな意味を持つ」と位置づけた。 

 また、中国の指導者は経済発展や国内の安定を守るため、地域情勢の不安定化を防ごうとすると言及。中国軍の展開に影響する地域バランスの変化として、北朝鮮崩壊などの朝鮮半島情勢の変化、日本との関係悪化などを挙げた。 

 台湾をめぐっては、中国は短期的な解決を目指すのではなく、台湾側が事実上の独立に動くことを食い止めることに力点を置いているとした。ただ、中国は台湾対岸での弾道ミサイル配備を増強しており、07年11月までに990~1070基を配備したとも明記した。 
URL:http://www.asahi.com/international/update/0304/TKY200803040300.html

*1116 米「中国のサイバー攻撃は脅威」…議会諮問機関が報告書 [読売]
 【ワシントン=貞広貴志】米連邦議会の諮問機関「米中経済・安全保障見直し委員会」は15日、中国が米政府などのコンピューター・システムに対する「サイバー攻撃」を企てているとして、警鐘を鳴らす年次報告書を公表した。

 報告書は「サイバー攻撃を含む破壊活動は、中国の軍事ドクトリンに盛り込まれた」と位置づけた上で、「戦略的、大規模に攻撃が実施されれば、標的となった国の社会資本に壊滅的な打撃を与えうる」との見方を示した。

 米国では今年6月、ゲーツ国防長官のコンピューターにまでハッカーが侵入した事例が発覚し、中国人民解放軍の関与を指摘する観測が流れた。米軍はコンピューター・ネットワークの中での「防衛力」を強化する措置を次々にとっているが、報告書は、中国を仮想敵国とみた「サイバー脅威論」の現実味を改めて示す内容となった。中国の軍近代化については、「米国の予測を上回るペースで続いている」と評価した。

 報告書はまた、中国の米国における産業スパイ活動が、中国企業に時間とコストをかけずに先端技術を横流しする手段になっていると指摘し、「米国の技術に対する最大の脅威」と深刻な認識を示した。

 さらに、今年1月に中国が弾道ミサイルによる人工衛星の破壊実験を行ったことに関連し、「中国は、各種の兵器を利用した先進的な衛星破壊計画を開発した」と断定、「国防総省と航空宇宙局(NASA)は共同で宇宙における資産を守るための計画を立案すべきだ」と勧告した。

(2007年11月16日0時57分  読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071115i517.htm?from=main5

*1119 ミサイル駆逐艦など参加 中国沖で米中が救助演習 [朝日]
2006年11月19日19時38分
 中国沖で初めての中国海軍と米国海軍による合同救助演習が19日、南シナ海であった。演習は両軍の相互理解と協力を深めるのが目的で、9月には米国沖でも行われた。中国側は演習を通じて中国軍の透明性をアピールすることも狙っており、演習前には南海艦隊の司令部のある広東省湛江の基地での取材を外国報道陣にも認めた。 

 中国国営新華社通信によると、演習には、中国から南海艦隊のミサイル駆逐艦・湛江と補給艦・洞庭湖、米側からはミサイル駆逐艦フィッツジェラルドと揚陸艦ジュノーが参加。また双方から航空機も加わり、1隻の船舶に対する捜索救難演習をした。中国側が通信と捜索、米国側が救助をそれぞれ担当した。 

 中国は今回のような海軍の合同演習を03年10月に初めてパキスタンと実施した。その後、英仏印豪やタイなどとも合同演習をしている。 
URL:http://www.asahi.com/international/update/1119/003.html

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