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◎宗教者と政治 - (2009/06/03 (水) 10:45:06) のソース

[[◎宗教者と政治08]] から
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- ホテル行く前に外で2発イカせてもらいますた! http://ston.mlstarn.com/246557  -- てれれん  (2009-06-03 10:45:06)
#comment(vsize=2,nsize=20,size=40)   ↑ご自由にコメントをお書き下さい。

*0513 ローマ法王、「パレスチナ国家樹立」の必要性を強調 [読売]
 【ベツレヘム(パレスチナ自治区)=松浦一樹】中東歴訪中のローマ法王ベネディクト16世は13日、パレスチナ自治区のヨルダン川西岸ベツレヘムで中東和平の促進を訴え、「パレスチナが主権国家を築く権利を支持する」とパレスチナ国家樹立の必要性を強調した。

 法王庁はイスラエルとパレスチナの「2国家共存」を一貫して支持しており、ベツレヘムで法王を出迎えたパレスチナ自治政府のアッバス議長は「バチカンの立場に感謝したい」と述べた。これに先立ち、イスラエル外務省報道官は「法王は政治利用されている」などとコメントしていた。
(2009年5月13日20時05分  読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090513-OYT1T00851.htm

*0512 「虐殺への謝罪うかがえない」イスラエルで法王に批判集中 [読売]
【エルサレム=松浦一樹】イスラエルを訪問中のローマ法王ベネディクト16世に、ナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺の生存者や地元メディアから、「ドイツ人の法王の言葉からは謝罪の気持ちがうかがえない」といった批判が相次いでいる。

 法王は到着した11日夕、エルサレムのホロコースト(ユダヤ人虐殺)記念館「ヤドバシェム」を訪れ、「虐殺犠牲者の苦しみが否定されてはならない」と追悼。これに対し、自身が生存者のイスラエル・ラウ同館理事長の口からは、「ナチスへの言及がなく、謝罪どころか、遺憾の意さえ感じられなかった」との批判が飛び出した。同館関係者が賓客を批判するのは異例。

 これを受け、バチカンは「法王は批判に寛容だ」(ロンバルディ報道官)と火消しに努めているが、カトリック教会とユダヤ教徒の間は、ホロコーストを阻止しなかったとされる第2次大戦中の法王の役割をめぐる解釈の違いなどから、関係がぎくしゃくしている。

 今回訪問では、両者の関係改善も法王の課題だが、これまでのところは、ユダヤ教側に「ノー」を突きつけられている格好だ。

 法王は12日、エルサレム旧市街のユダヤ教聖地「嘆きの壁」を訪れ、黙とうをささげたが、その場でも「謝罪の言葉」はなく、今後、法王批判がさらに強まる可能性もある。

 2000年に訪れた前法王ヨハネ・パウロ2世は「キリスト教徒によるユダヤ人への迫害に深い悲しみを覚える」などと語り、ユダヤ教徒を感動させた。

(2009年5月12日22時09分  読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090512-OYT1T01149.htm

*0223 法王に相次ぐ批判…ホロコースト否定の司教「破門解除」 [読売]
【ローマ=松浦一樹】ローマ法王ベネディクト16世がナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を否定する英国人司教の「破門解除」を決定し、各国のユダヤ教徒ばかりか、カトリック教会内部からも痛烈な批判を受けている。

 教会保守派である法王の指導力を疑問視したり、政治センスの欠如を指摘したりする声もあり、「法王は無謬(むびゅう)」とされるバチカン(法王庁)では、異例の事態となっている。

 法王は先月24日、スイスを拠点とする超保守派修道会に属する司教4人の破門を解いた。その中に、「ガス室は存在しなかった」と公言するなど、ホロコーストを史実と認めない英国人リチャード・ウィリアムソン司教が含まれていた。

 法王の決定を受け、イスラエルのユダヤ教最高権威である大ラビ庁は、バチカンとの関係を「無期限で中断する」と一方的に宣言。法王の母国ドイツでは、メルケル首相が「ホロコーストは否定されてはならない」と批判した。

 法王は「英国人司教の言動を、知らされていなかった」と釈明。今月12日には「ホロコーストを否定し、矮小(わいしょう)化することは犯罪行為に等しく、耐え難いこと」と述べ、事実上謝罪した。

 しかし、ほぼ同時期に、「ハリケーンが米南部を直撃したのは地元民が罪深いから」といった過激発言で知られるオーストリア人神父を、法王が司教補佐に任命していたことがわかり、騒ぎは収拾どころか拡大。オーストリア司教区が法王の決定に「不信認」を突きつけたため、神父は任命を辞退した。

 バチカンの失態が相次いだことで、法王批判は、カトリック教会内部からも噴出。バチカンで対ユダヤ教関係を担当するドイツ人のカスパー枢機卿はラジオ放送で、「法王庁内で意思の疎通に問題がある」と発言。ウィーン大司教区からは「信者の教会離れに拍車がかかっている」との苦言も飛び出している。

 バチカンは1960年代以後、他宗教との対話促進に力を入れてきたが、神学者出身で、保守色が濃厚な現法王が就任した2005年以降は「対話はむしろ後退している」(伊レプブリカ紙バチカン担当記者)との見方が強い。法王は06年にも、イスラム教が暴力を容認しているとも取れる発言を行い、イスラム諸国の反発を招いた。度重なる騒ぎに、教会の長としての法王の求心力を疑問視する声さえ出始めている。

(2009年2月23日22時49分  読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090223-OYT1T01019.htm
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