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◎宗教者と政治 - (2006/04/18 (火) 11:27:17) のソース

◎宗教者と政治  ラインナップ
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*0418 教団施設に一斉立ち入り 控訴棄却で信者けん制 [共同]
 公安調査庁は18日、公安調査官約160人を動員し、オウム真理教(アーレフに改称)の東京都世田谷区南烏山の本部など全国の教団施設11カ所を、団体規制法の観察処分に基づいて一斉に立ち入り検査した。
 教団元代表松本智津夫被告(51)=教祖名麻原彰晃、1審死刑=側の控訴棄却を東京高裁が3月末に決定。弁護団は異議を申し立てているが、死刑確定の公算があり、被告を絶対視する信者らをけん制する狙いがあるとみられる。
 一斉立ち入り検査は、松本被告の1審判決直前の2004年2月に実施して以来で、今回はそれに次ぐ規模。
 立ち入り検査の対象は、本部のほか札幌、仙台、横浜、名古屋、大阪、徳島、福岡などの各施設。
URL:http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=main&NWID=2006041801000498


*0416 パンチェン・ラマ11世、仏教フォーラムでデビュー [読売]
 【北京=藤野彰】中国当局がチベット仏教の新指導者として育成中のパンチェン・ラマ11世(16)が、13日から16日まで浙江省で開かれた中国初の「世界仏教フォーラム」に出席、国際仏教界に“デビュー”した。

 11世はインド亡命中のチベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ14世の承認を受けていないが、中国側は既成事実の積み重ねによって11世の国際的認知を勝ち取っていく方針だ。

 世界仏教フォーラムは中国仏教協会などが主催し、37か国・地域の仏教関係者ら約1200人が参加。中国側代表として劉延東・政治協商会議副主席(党統一戦線工作部長)が出席したことから事実上の官製行事。当局側は11世を各国仏教指導者と同席させることで、チベット仏教界の新たな「顔」であることをアピールした。

 中国英字紙「チャイナ・デーリー」によると、11世は13日の開幕式で「中国社会は仏教信仰に良好な環境を提供してくれている」とあいさつし、政府の宗教政策を称賛。また、共産党の統一戦線政策に協力した先代の10世について「国家の統一と国民の団結に顕著な貢献があった」と述べ、自らも党の指導下で同じ道を歩む考えを表明した。

 パンチェン・ラマはチベット仏教界でダライ・ラマに次ぐ最高指導者。10世が1989年に死去した後、ダライ・ラマ側と中国側が別個に10世の「生まれ変わり」の子供を擁立したため、現在、2人のパンチェン・ラマが併存している。

 中国当局の監視下にあると見られるダライ・ラマ側の11世は動静不明で、中国側11世だけが「正統」として活動しているが、ダライ・ラマのお墨付きがないため、宗教的権威を確立できるかどうか疑問視されている。

(2006年4月16日18時51分  読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060416i111.htm

*「宗教者九条の和」が平和の巡礼 [赤旗]
 仏教、キリスト教など宗教・宗派の違いを超えて「憲法九条を輝かせたい」とこの四月に発足した「宗教者九条の和」が五日、第一回の催しとして東京・千代田区で「平和巡礼」と「憲法九条」についてのシンポジウムを開きました。

 「平和巡礼」は、カトリック麹町聖イグナチオ教会のある四谷、麹町周辺を行進。「九条の和」呼びかけ人の村中祐生・大正大学元学長、石川浩徳・日蓮宗現代宗教研究所元所長(本念寺住職)、高見三明・カトリック長崎教区大司教、山本俊正・日本キリスト教協議会総幹事が、「輝かせたい憲法第九条」の横断幕をもって、先頭に立ち、約二百人が参加しました。

 「人を殺すな 戦争するな」の横断幕を持ち、うちわ太鼓を打つ日本山妙法寺や、「つらぬけ平和憲法」ののぼりを持ったキリスト教の人たち…。「命は九条によって守られている」という共通の思いで東京都内の街を「巡礼」して歩きました。

 千葉県からきたプロテスタントの斎藤優子さんは宗教を超えて行動できたことを「素晴らしい」と喜びます。「(憲法を変えるという動きに)レジスタンスを起こす時。平和という一点で話し合い、訴えて巡礼するのは二十一世紀のめざましい出来事といっていい」と語っていました。
URL:http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-11-06/2005110601_03_2.html

*宗教者が平和会議「憲法守り生かそう」の訴え採択 [赤旗]
 日本宗教者平和協議会は二十四、二十五の両日、東京で「二〇〇五日本宗教者平和会議」を開き、「平和憲法を守り生かそう」との訴えを採択しました。訴えは、憲法九条を「世界の文明構築に普遍的な意義を明示し、指針を示した」ものと述べ、九条擁護を呼びかけた「宗教者九条の和」を宗教者や信者に知らせ、賛同を広げようと呼びかけています。

 同会議は国連軍縮週間に連帯して毎年開いているもの。「九条の和」呼びかけ人世話役の村中祐生大正大元学長(天台宗)と山本俊正日本キリスト教協議会総幹事が講演しました。

 村中氏は靖国問題を例に、戦前の国家神道のように一つの価値に統制しようとする気配があると警告し、多様な宗教の対話による平和の土壌づくりを呼びかけました。山本氏は、「過去の戦争について日本に必要なのは『謝罪』でなく『悔い、改める』こと。その証しとして誕生した憲法九条改悪を許さないこと」と述べました。

 鈴木徹衆宗平協理事長(真宗大谷派)が、戦後六十年に当たり「反戦平和を叫んだ先人の勇気に学びたい」と開会あいさつをし、矢野太一副理事長(天理教)が今日の学びを行動で示そうと閉会あいさつをしました。
URL:http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-10-26/2005102614_01_2.html

*星条旗への誓いに「神のもと」は違憲 米連邦地裁判決 [朝日]
2005年09月15日17時18分

 米国の公立学校で生徒たちに「神のもとの国」と宣誓させることについて、米カリフォルニア州サクラメントの連邦地裁は14日、憲法の政教分離の原則に反するとの判決を下した。同様の裁判に連邦最高裁は昨年6月、原告に「親権がない」との形式的な理由で門前払いとしていたが、日常的に学校内で行われる儀式に関する判決だけに、再び憲法論議を広げそうだ。 

 米国の学校では、始業時に生徒が右手を胸に当て、星条旗に向かって「忠誠の誓い」を唱えるのが広く習いとなっている。その「誓い」の文句のなかに「神のもと(アンダー・ゴッド)」という言葉がある。冷戦期の54年に付け加えられたものだ。 

 カリフォルニア州に住む医師で無神論者のマイケル・ニュードーさんが、三つの学区に通う保護者らの代理人として、これを「違憲」とする訴えを起こしていた。 

 ニュードーさんは以前にも、小学校に通う娘の保護者として違憲裁判を起こし、02年にはサンフランシスコ連邦控訴裁から「政教分離原則の基礎をなす国教禁止条項(憲法修正第1条)を侵す」とする違憲判決を勝ち取った。だが家庭内の事情から連邦最高裁では憲法判断を得ることができなかった。 

 今回の判決で、カールトン判事は「(02年の)サンフランシスコ連邦控訴裁の判例に従う」としており、3学区に誓いを禁じる命令を出す予定だ。宗教右派などは反発しており、この裁判が再び連邦最高裁まで持ち込まれるのは間違いない、とみられている。 
TITLE:asahi.com:星条旗への誓いに「神のもと」は違憲 米連邦地裁判決 - 国際
DATE:2005/09/16 18:18
URL:http://www.asahi.com/international/update/0915/007.html


*米『パックス・クリスティ』がイラク戦争終結促す公開書簡 [ウェブより]
メールマガジン「世界キリスト教情報」   2005年7月11日(月) 第758信(週刊・総合版)
 【CJC=東京】米カトリック平和運動団体『パックス・クリスティ』は、イラク戦争終結を政府に要請するよう信徒に求める公開書簡を配布している。書簡は同団体のウエブ・サイトにも掲出され、支持者が名前を書き加えられる仕組み。
 報道担当者は7月6日、書簡がカトリック雑誌の9月号に掲載されるよう手配しており、地域レベルでも教区紙に掲載を働き掛けるよう期待している、と語った。
***「パックス・クリスティ」のサイト (談風)
http://www.paxchristiusa.org/
このサイトに、下のような文が掲載されていた。
"The nonviolence we are talking about is not an acquiescence to aggression, not a passive acceptance of abuse. It is rather a firm standing up for what is true, a witnessing to the dignity of human life, an affirmation of the value of all human existence..." - Gerard Vanderhaar 
我々が語っている非暴力とは、侵略を黙認したり、暴虐を受忍したりすることではない。むしろ、真実は何かを示し、人間の尊厳のために証言し、すべての人間の価値を肯定するために、毅然と立ち上がることである。

*宗教界“改憲反対の輪" [ニュース-赤旗] 

東本願寺は決議、成田山新勝寺 機関誌で訴え
 憲法九条を守り輝かせようという「宗教者九条の和」の発足(四月)以降、憲法擁護の声が宗教界に広がっています。

 仏教界では本山修験宗(総本山聖護院=京都市)宗会が「憲法改悪反対」の決議を採択(十二日)したのにつづき、十四日には真宗大谷派(東本願寺=京都市)宗会が「憲法『改正』反対決議」をおこないました。決議は「第九条の『改正』を中心とした憲法『改正』への動きがにわかに現実味を帯びてきた」ことを「恥ずべし、傷むべし」と指摘し「真宗門徒として強く反対の意を表明」しました。

 また、真言宗智山派別格本山の成田山新勝寺(千葉県成田市)機関誌『智光』六月号は巻頭言で「九条の和」を紹介。「憲法九条の擁護を唱える動きが出てきました。我々としても心強い限りです。このような方々とも手を携えて、憲法守れの声をいっそうあげていきたい」とのべています。

 日本カトリック司教団は八月のカトリック平和旬間に向けたメッセージ「非暴力による平和への道」(六月)を発表。「武力による侵略という歴史的事実を真摯(しんし)に受け止め、反省し、その歴史認識を共有することが求められている」とのべ、憲法改正論議に憂慮を表明し、「同じ轍(てつ)をふまない覚悟」を呼びかけています。
TITLE:宗教界“改憲反対の輪”/東本願寺は決議/成田山新勝寺 機関誌で訴え
DATE:2005/06/25 09:59
URL:http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-06-26/01_02_2.html

*憲法9条を守ろう:臨済宗相国寺派管長・有馬頼底さん、同志社教会牧師・佐伯幸雄さん
京都で講演会 [ニュース-赤旗]

身振りも交えて平和の思いを語る有馬さん=12日、京都・承天閣美術館
 
 「憲法9条と平和」と題した講演会が十二日、京都市上京区の承天閣美術館で開かれ、臨済宗相国寺派管長の有馬頼底さん(京都仏教会理事長)と、同志社教会牧師の佐伯幸雄さん(近畿宗教連盟理事長)が、それぞれの体験に基づいた平和の思いを語りました。仏教やキリスト教など宗教の違いを超え、百三十人余が集まり、講演に耳を傾けました。主催は宗教者ら六人でつくる「平和を願う左京宗教者ネット」。

 有馬さんの父は戦中、中国に派兵されていたといいます。戦後、三年のシベリア抑留を経て帰国すると「四百人の部下はほとんど死んだ。すまないことをした」と嘆きました。有馬さんは「命をとりあうこと自体がとんでもないこと。幸いにして日本には九条がある。みなさん、一緒に九条を守っていきましょう」と訴えました。

 佐伯さんは「今、私たちが発言しなければ。九条問題を自分の体験から語りたい」として小中学校時代の「軍国少年になっていく」体験を紹介。新憲法は子ども心に身にしみたとのべ、「神から授かった憲法を変えるなんてとんでもない」と力を込めました。

TITLE:憲法9条を守ろう/臨済宗相国寺派管長 有馬頼底さん/同志社教会牧師 佐伯幸雄さん/京都で講演会
DATE:2005/06/13 13:27
URL:http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-06-14/03_01_2.html
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