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●ロシア - (2014/03/09 (日) 08:45:33) のソース

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*140306 米「誰もだまされない」と非難 ロシア「自国民保護」に [朝日]
 オバマ米大統領は4日、ロシア政府が自国民保護を理由にウクライナへの軍事介入の議会承認を受けたことについて「誰もだまされない」と語り、プーチン大統領を非難した。また、米国の支援を受けるウクライナ新政権のヤツェニュク首相は同日、ロシアと閣僚級の協議を始めたことを明かした。

 オバマ氏は、ロシア軍とみられる部隊が展開するウクライナ南部クリミア半島で、ロシア系住民が迫害されている証拠はないとし、「ロシアが国際法を侵しているとの確信がある」と強調。ロシアがクリミア半島に利害があっても「ほかの国で武力を行使する権利はない」とプーチン大統領の対応を批判した。

 また、ウクライナを訪問したケリー米国務長官は4日、首都キエフで新政権幹部らと相次いで会談。新政権を全面的に支えるという米国の方針を伝え、10億ドル(約1千億円)の財政支援策などを表明した。

 ケリー氏は、ウクライナの前政権への抵抗運動の拠点となり、政権側との衝突で多くの犠牲者が出た独立広場で花を供えた。記者団に「米国がウクライナの主権と領土の一体性を守る立場を再確認する。我々はロシアの侵略行為を非難する」と述べた。

 ウクライナのヤツェニュク首相はケリー氏との会談後の声明で、ロシア側高官と接触を始めたことを明らかにし、「今のところ(協議は)思わしくないが、第一歩を踏んだ」とした。AFP通信などが伝えた。

 北大西洋条約機構(NATO)のラスムセン事務総長は4日、加盟国とロシア政府の代表との間で5日にウクライナ情勢を話し合う方針を明らかにした。ロシアのウクライナへの介入を非難しつつも、対話により地域の緊張を和らげる試みを続ける方針だ。(キエフ=駒木明義、ワシントン=奥寺淳)

*140305 ロ大統領、軍事介入回避を表明 クリミア併合も否定 [東京]
 【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は4日、モスクワ郊外の大統領公邸で記者会見し、ウクライナ南部クリミア自治共和国で軍を使う「必要はなくなった」と述べ、ロシア系住民の保護を目的とした軍事介入を回避する考えを示した。ウクライナの政変を批判する一方、ロシア系住民が多数を占める自治共和国を「併合する計画はない」と否定した。
 欧米諸国に制裁を科された場合の経済的損失に加え、6月にロシア南部ソチで主催する主要国(G8)首脳会議への影響を考慮し、妥協に転じた。

*140223 ウクライナ政権が崩壊 大統領権限、暫定的に議会議長へ [東京]
 【キエフ共同】ウクライナ最高会議(議会)は23日、ヤヌコビッチ大統領の権限を、野党側から選出されたトゥルチノフ議会議長に暫定的に移すことを決めた。議長は議会の各党に対し、25日までに暫定政府の樹立で合意するよう要請した。野党主導の議会はヤヌコビッチ政権の閣僚を次々に解任。与党、地域党からは数十人の離党者が出て連立を組んでも過半数を維持できない状態に陥り、ヤヌコビッチ政権は崩壊した。
 地域党の議会会派は23日、首都でデモ隊数十人が治安部隊との衝突で死亡したのは大統領らの責任だと非難する声明を発表。大統領は自身が事実上率いた与党から見限られた。

*111225 ロシアで抗議集会再び モスクワの参加者、前回超える [朝日]
 ロシア下院選での不正疑惑を発端に、政権への不満を表明する2度目の大規模な集会が24日、モスクワ中心部で開かれた。「プーチン首相は退陣を」とのシュプレヒコールも起きた。都市部の中流層を中心に、市民は抗議の声をあげ続けている。

 1991年のソ連崩壊後で最大規模といわれた10日の抗議集会に続いて野党勢力が主催し、当局が許可した。参加者は警察発表では最大3万人と、前回の2万5千人を超えた。主催者側は12万人としている。

 与党「統一ロシア」の選挙戦を率いたメドベージェフ大統領は選挙改革に着手し始めたが、不十分だと見る市民が多いようだ。来春の大統領選で復帰を狙うプーチン首相の選挙戦への影響は確実だとみられる。

*110125 モスクワの空港で爆弾テロ 35人死亡、126人けが [朝日]
 【モスクワ=星井麻紀】モスクワ南部郊外にあるロシア最大の空港、ドモジェドボ空港の国際線ターミナルで24日午後4時半(日本時間同午後10時半)ごろ、爆発があった。ロシア捜査委員会によると少なくとも35人が死亡、126人が負傷した。同委員会はテロと断定し、捜査を開始した。 

 インタファクス通信などによると、爆発は大勢で混雑していた到着ロビーの出迎えの人垣の中で発生。自爆テロと見られ、爆発物の威力はTNT火薬換算で約7キロという。イタル・タス通信によると、爆発は2度あったとの証言もある。 

 AFP通信によると、空港のインフォメーションセンターに居た男性は「人が燃えながら走っていた。何かとんでもないことが起きていた」と地元ラジオ局に語った。また、別の乗客は「ストレッチャーで運ばれている、けがをして血を流している人をみた」と話した。 

 治安当局は、テロ犯はロシア南部北カフカスの地下組織に所属している可能性を指摘。現場付近にいた不審な男性3人の行方を追っているという。ロシアのメドベージェフ大統領は24日、「自爆テロ組織を追跡し、処分する」との決意を表明。同大統領はまた、自身のツイッターで「主要なハブ空港ではセキュリティーを強化する」と宣言した。 

 モスクワではロシアからの分離独立を求める北カフカスの武装勢力によるとみられるテロが散発。昨年3月、地下鉄パルク・クリトゥールイ駅とルビャンカ駅で起きた連続自爆テロでは、北カフカスを拠点とする武装勢力が犯行声明を出している。 

 同空港はモスクワの南約35キロにある国際空港で、昨年は2230万人が利用した。在ロシア日本大使館によると、事件に邦人が巻き込まれたとの情報はないという。 

*0329 モスクワ地下鉄爆破、テロと断定 2駅で死者38人 [朝日]
 【モスクワ=星井麻紀】モスクワ中心部の地下鉄で29日に起きた爆発は、計2カ所の駅で連続して発生、ロシア緊急事態省などによると、38人が死亡、70人以上が負傷した。検察当局はテロ事件として捜査を開始した。モスクワの地下鉄でテロが起きたのは41人の犠牲者が出た2004年2月以来。ボルトニコフ連邦保安局(FSB)長官は、メドベージェフ大統領に「北カフカス地域につながりのある女性の自爆テロ」と報告した。 

 爆発は週明けのラッシュアワーを直撃し、交通が遮断されるなど大混乱した。在モスクワ日本大使館によると、同日昼過ぎ現在で、日本人が事件に巻き込まれたという連絡はないという。 

 緊急事態省などによると、最初の爆発は午前8時前、赤の広場や官庁街に近いルビャンカ駅で起きた。停車中の車両の前から2両目の車内で爆発し、少なくとも付近にいた24人が死亡、約20人が負傷した。その約30分後、同駅から4駅離れた同じ路線のパルク・クリトゥールイ駅でも、同様に前から3両目の車両で爆発。少なくとも12人が死亡、約15人が負傷した。 

 ロシア検察は、TNT爆薬換算でルビャンカでは4キロ、パルク・クリトゥールイでは1.5キロから2キロのプラスチック爆弾が使用された可能性があると発表した。駅に設置されたビデオカメラに、不審な女性2人の姿が映っていたという。さらに、この2人に付きそう女性も2人いたとの情報もあり、捜査している。 

 ルビャンカ駅の前には、FSB本部の建物がある。FSBはソ連国家保安委員会(KGB)が前身で武装独立勢力によるテロが続くロシア南部北カフカス地域で掃討作戦を続けており、今月、イングーシ共和国で武装勢力の指導者らを殺害したと発表していた。 

 メドベージェフ大統領は29日、「テロリストに対する作戦は最後まで揺るぎなく続く」と話し、治安機関に徹底的な捜査を指示した。 

 爆発時、現場付近は両駅とも多数の通勤客で混雑していた。爆発でモスクワ市中心部は通行止めになり、地下鉄も数時間にわたって停止した。携帯電話網も一時的に不通となった。地下鉄はモスクワ市民の重要な足で、各駅の周辺は職場に向かう人たちがバスなど別の交通手段を求めてあふれかえった。 
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