ハンドアウト
平和な世界、平和な街。しかし、裏切りの世界の中では、指先一つで破壊される危うい平和。
忘れてはいけない、自分達は平和を、世界を指先一つで破壊できることを。

此度はチルドレンからの相談を受ける。
「仲間の悩みに乗ってほしい。私ではどうにもならないかもしれないんです」

ダブルクロス《Nuclear the World》
いいじゃないの、若い身空で悩めるならさ。

PC1 神谷 燐 誠意/悔悟
「相談に乗ってほしいんです」少女は君に話を持ちかける。
藁にもすがるようなこの眼をどうするか。

PC2 “シルクスパイダー”玉野 椿 友情/嫉妬
「あなたと話すのも久しぶりね」懐旧の情を交えた彼女との話。
話の中には、ただ懐かしんで会いに来たわけではない雰囲気が感じられる。

PC3 PC1 信頼/嫌悪
チルドレンは等しく危うい立場にある。どんなに体と頭を鍛えても心を鍛えることは難しい。
どうやら、話を聞いている限り、心の話であり、根っこも深そうだ。

PC4 やさぐれた少年 執着/疎外
すべてに嫌悪し、絶望してそうな風に見える少年が町を歩いている。どこかで見たような…




登場NPC
NPC
烏丸空
神谷燐
"シルクスパイダー"玉野椿
その他K市支部の皆さん

シナリオ内容
自分の力のあり方、使い道に疑問を抱いていた烏丸空。任務のたびにその疑問は強くなり、任務の合間に全ての束縛から抜け、ふらりと消える。

時を同じく、その烏丸の異変に相談する神谷燐、玉野椿。神谷は鷹崎奈遊と茅原千草に、玉野は新条梢に相談を持ちかける。
東方丈二は前回の任務から解放された後、日差しを避けるように道を歩いていると、絶望の顔を浮かべた少年と出会う。

烏丸は自分が秘めている力を全力で使ったことはなく、また、使えばどのような結果になるかも分かっている。しかし、それでも一度得た自分の力を使ってみたいという好奇心に強く葛藤していた。

相談に乗り、烏丸という人物を確認しようと一同が集まる。その後、全員を交えて会話を行う。
それによりわかったことは、想像以上にその葛藤は強く、烏丸はいつ衝動に突き動かされ――ジャームに堕ちてしまうのが近い、というのがわかった。

それを止めるために、皆は「彼を説得し、その衝動を押さえさせる」という方法をとることにする。そのための情報収集を行った。

烏丸という人間を理解し、そして力を再認識させ、不用意に使っていいものではないと改めて諭す。
その説得は彼の心に届き、彼はまた精神の安定を取り戻した。

その後は順調である。神谷と共に戦う烏丸の顔に、その悩みを浮かべた暗い影はない。


人形は人知れず学ぶ。好奇心、執着、嫉妬、破壊。二人をつなぐ、両手が宿る。


+ ちなみに
セッション中に人形が出た時間は2分に満たない。まさしく人知れず、である。
というかPCのほとんどが人形のことすら知らない。丈二はイリーガルだし。
あ、これでいいんですよ。こんなんで。

第二話の感想があればこちらへどうぞ。
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最終更新:2010年12月28日 21:56