第十三話NPCリスト
"ディアボロス"春日恭二
「この力とこの任務を越えれば、また俺は……!!」
有名なFHエージェント。どのルールブックにでも乗っている。
今回も企み、今回も強キャラ臭を出し、今回も自身は手を出せずに終わった。
かっこいいのはクライマックス戦闘が始まるまで!
オレンジ&レモン
「雪のちふるる、秘境へようこそ!」
「ババア、ご飯が多いのですよ」
メリーの支配下。だが、今日はフリーだった、ということで。
オレンジは老人との触れ合い、レモンは里帰り。
オレンジはボランティア感覚で、老人と話し相手になっていることが多い。が、適度に聞こえる程度に毒を吐くのが好きみたいだ。
レモンはただただ里帰り。あったかいご飯で眠るんだろう。
ちなみに二人とも、100%越えてない時の戦闘力はたかが知れている。
よって、春日にやられてしまった。2対1なのに。
NPCパワー!
ババア
「おーおーよくきたね、こんな辺鄙なところに!さっさ、若いんだからたくさん食べなさい。寒いところでの元気な秘訣は身体を動かすこととたくさんのご飯だよ!」
T村にいたただのお婆さん。農業とかおじいさんとの生活などによるたくましい性格、たくましい。この極寒の地、一人でも暮らしていける。……人間の常識の範囲でね。
こういったただの人間との触れ合い、そして守る心がUGNってやつ?
でもババアのマシンガンは相手にしたくない。
レモンのお母さん
「人の踏み入れぬこの地、永遠にそのままでありたいですね」
T村近くの山奥に住んでいる、動物の中で統率力の高い個体。その冷静さは他の動物にも一目置かれている。ソラリス持ち。
普段は狐姿だが、レネゲイドが暴走すると人間の姿になる。娘と違って制御できないらしい。娘は眠れる遺伝子の演出なんですがね。
なお、娘を越える、いい身体。30~40台の見た目だが、なんつーか、熟成した味。攻略対象には十分すぎる。
娘の身を案じる母親を慰めるのは…これは!
賢者の石
「…………」
ここでは、それを宿した自然の姿を刺す。雪女、と概要するのがしっくりくる。
あるがまま、なすがままが自然の流れ。それに逆らい、上ってくるのは人の性。それを越える物の流れに乗るのも自然の流れ。という考え。
だけど、それを止める者たちが居る、というのも思っているらしい。
要は何もしない、ってこと。
悪意の無い、善意の無い、純粋な塊。
裏設定だが、ゼノスはこのことを知っており、安置している。故の秘匿情報なのである。
第十五話NPCリスト
"風見鶏"風見佳奈
「あなたへ手向ける物があったのよ」
ジャームさん。オルクス/キュマイラ。
純粋なまでの恋心。目の前で打ち砕かれたその衝動が激しかった。故に、思い込みで猛進してしまった純粋一途な乙女。
恋人とイチャイチャしていたらリア充爆発部隊に襲われた悲しみの女性。
"風見鶏"は魔よけ。彼に纏わりつく悪意を除ける存在となろうとして名乗った。
真田かおる
「お花、かぁ。……きれい、だね」
普通の女の子。ジャームになった風見に襲われるというか、脅迫されて片棒を担がされた子。
弟の記憶を消されたけど、ジャームに無理やり思い出させられ、無理やり片棒担がされ、終わったら記憶を消されてなんだかかわいそうに見えるけど、まあ一般人だからしょうがない。
というかうまくNPCと絡まれなかったのは俺のせいじゃない。
第十六話NPCリスト
萱姫菜摘
「最近、怖い夢を見るんです」
彼女自身は何も知らない一般人。優しく、気弱で丁寧。
黒髪セミロング。制服は着崩さない。まじめ。
寄生してジャーム化した支配型レネゲイドビーイング『野槌』よって今回の事件を引き起こす。
フォーチュン
「戦おうかツワモノ達よ!」
正式名称:ホイールオブフォーチュン。神秘の使者(アルカナフォース)。
本体はシンボライズカード。他の大アルカナ達ももしかしたらレネビかも知れない。
戦うことが好き。しかし荒島によって保管されている以上、戦うことができないでいた。
しかし、荒島に曰く『スパイス』としてK市に投入される時、荒島の思う通りにすることを条件に自由を得て、PC達に戦いを挑んだ。
データ的にはそんなに強くないのは秘密。
第十七話NPCリスト
都築京香
「私の計画、わずかな狂いは私の心でしたね……」
蓬莱人形の一連の元凶であり、ちょっとおっちょこちょいさん。全ては、単純な母性。初めての子育て。
人間ではないことを理解しつつ、「人間である」と称する彼女の目指す物は何だろうか?
レネゲイドの進化を望みつつ、未来の足掛かりとして、危険と思われる物に手を伸ばした。
制御に成功はしつつも、教育に失敗。そのことに嘆くのはただの少女。
これは幼女化前でも行けるね!
その後、落ち着いた彼女と共に帰っていった。
一度犯したミスは失敗しないのが天才の証。そもそも失敗しないのが天才?いやいや、その方が魅力があるじゃない(えー
サンジェルマンは二人が仲良かった時の互いの呼称。失敗を負った自分はそう呼ばれる偉人ほどの物ではないと想っているのと、メリーにそう呼ばれるのはバカにされているようでとかく腹が立つため、言われると怒る。
"魔術師"メリー
「愚者は問う。それは本当に大丈夫か?と」
以下略。都築の協力者であり、最大の裏切り者。といっても、危険だから止めた、心配症の裏切り。
その後は自分がそういった行動に出たことを後悔しつつも、二人とも謝罪に行きつけずに時間だけ経っていった。
次第にメリーは愚者を演じるようになっていった。故に、彼女が怒ることも、嫌がることも平気でやる。だが、やるたびに少し後悔。好きな子にちょっかい出してる子供みたいな感じである。
カリオストロは自分の罪につけられた名前。都築から呼ばれるのはわかるが、他の者に言われるのは少し納得いかない。
荒島が意味を間違えていたことには腹を抱えて笑っていた。
荒島夷隅
「ショーの観客は時間前に座っていればいい。それだけで十分だ」
何かすると思って何もしなかった男。蒔いた種の身を食べに来ただけ。パーティーに呼ばれただけである。
もっとも、過去に人形を所持していたのは彼であり、そこから何か起こるとは渡した当時は思ってもいなかっただろう。
後にそういった出来事があったため、今回の事件に介入することを決めた。はず。
現在43歳、渡した当時は21歳。レネゲイドなんて知らなかったが、不気味で美しい人形は彼のコレクター魂に火をつけた……かもしれない。やまびこさあぁーーーんッ!!!
蓬莱人形
「長い輪廻と人生、何が起こっても怖い怖い。何か忘れてないかしら?」
全ての中心。世界の未来。
世界を学び、ちょっと間違えて解釈したおっちょこちょい。そんなんで壊されてたまるか!
彼女に関われば、再び相対することは目に見えている。
相対、逢いたい、逢来、蓬莱。全ては言葉遊びである。少し無茶があるため、理解は難しい。
また逢うと思う。必ず。
最終更新:2011年11月22日 17:18