フェケテ・エルヴィーラ

Fekete Elvira
(1895年~1927年)
民族主義、私は常に前を見ていました。それ故に、足元にある大切なものを踏みにじってしまったのです…
 ――フェケテ・エルヴィーラ

基本的なプロフィール


性別 生まれた年 出身 特徴 史実/オリジナル
女性 1895年 ハンガリー 黒髪、黒目 オリジナル

ハンガリーに生まれた彼女は当初、帝国連邦におけるハンガリー人の地位向上を目的として活動していた。
若くして政治家となった矢先、帝国連邦は崩壊した。

新たな独立国ハンガリーとして政治家となるはずの彼女だったが、かつて帝国連邦の皇帝と呼ばれていた彼との出会いが彼女の運命を大きく変えることとなった…

来歴


各章のプロフィール
前史"白く輝く楽園"
未生誕(1895年生誕)
第1章"立ち込める白煙"
年齢 1910年 15歳
1918年 23歳
職業 政治家
所属 ハンガリー独立党
第2章"灰色の雨"
年齢 1919年 24歳
1921年 26歳
職業 政治家 →使用人
所属 ハンガリー自由党 →離党
第3章"崇高な黒"
年齢 1923年 28歳
1927年 32歳
職業 軍人
所属 "崇高な黒"
後史"暗黒の30年"
死亡

前史"白く輝く楽園"

出来事
1895年 ハンガリーのブダペストで生まれる。

第1章"立ち込める白煙"

出来事
1916年 ハンガリー独立党に入党。
1918年 帝国連邦と離別。
ハンガリー独立、
ハンガリー自由党に入党。

第2章"灰色の雨"

出来事
1919年 帝国連邦の元皇帝、ベートマン・ホルヴェークと出会う。
ハンガリー自由党から離党。
故郷ハンガリーから出奔。
使用人として雇用を申し込む。
1921年 ベートマン・ホルヴェークと死別。

第3章"崇高な黒"

出来事
1921年 "崇高な黒"結成
1923年 ウィーン騒擾に参加。
ウィーンを占領する。
1925年 大ドナウ戦争
1927年 大ドナウ戦争にて敗戦。
エーデルワイスの花畑で自殺。

関係のある人物

・帝国連邦の皇帝

元々彼のことに関して良い印象は持っていなかった。
しかし1919年に彼がハンガリー議会を訪れ、彼女の印象は180度変わる。
自分の信念が帝国連邦崩壊に繋がってしまったと思い込むようになり、重い罪悪感に苛まれるようになる。
それをきっかけとして以降は彼のそばに居続けた。

テオバルト・フォン・ベートマン・ホルヴェーク

ハンガリー人とプロイセン人、お世辞にも仲の良い民族同士とは言えない。むしろ、中央集権的な文化を有するプロイセンは敵対にも値する。

だが1919年のその日、エルヴィーラはプロイセン人であるはずのベートマンの本当の姿を見た。
彼は国家や民族では無いその垣根を超えた、1人の人間のために全てを捧げていた。彼はその人のために帝国連邦を支え、宰相の職務を果たしていた。

それが何よりも崇高に見え、彼女の今までを見直す契機となった。
そして故郷のハンガリーを捨て、ベートーマンも故郷のプロイセンに戻るつもりはなかった。
同じように1人のために。
そこに深いシナジーを彼女は感じていた。

彼は彼女にあることを託した。
「私が居なくなったら、次は君が彼の側にいてあげて欲しい…」

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最終更新:2025年06月11日 23:44