「――開けて!!」

【所属】 メソポタミア神話
【名前】 江下・伊奈々
【読み方】 えした・いなな
【種族】
【字名】 ムーチョ
【元ネタ】 エシュタル
【登場作品】 僕と先輩の惑星クラフト

【人物】

メソポタミア神話に登場するエシュタルが顕現した女性神。通称「ムーチョ」。

エシュタル、後にイシュタルと呼ばれるようになった女神の名は金星を意味するもので、豊穣神イナンナと地母神の系譜である彼女は、美、戦、豊穣、金星、王権等実に多くの神聖を司る存在である。

当時のシュメールにおける神々の始祖アヌ、神々の指導者エンリル、水神エアといった最上位の神々に匹敵する信仰を得ていたとされる。

双子の姉(もしくは兄)にシャマシュがいる。
エレシュキガルという姉も居る。

ボリュームのある金髪を持ち、やたらと重ね着している美少女。「巨」ではないが、「大きい」とされる。何がとかは聞くな。
全方向に対してワガママだが、それは後述の事情から。
アイコンはどことなくホラの葵・喜美に似ている。
ボリュームのある長髪、ワガママと性質も喜美に近いものの、キャラクター的にはポンコツ。いやあっちも割とポンコツな点多いんだけどな。
ポテチの袋をうまく開けられず、満面の笑みと共に上記のセリフを放って開けさせようとしてきた。かわいい。

裏表のない性格をしているが、騒がしく後述の権能にかかわるものか自由奔放。

新型制服を着用しているが、その上からさらに何枚も衣服を重ね着している。
これは姉であるエレシュキガルとのやり取り、いわゆる「イシュタルの冥界下り」の逸話からの逆算によるもの。
この話においてイシュタルは仲が悪い冥府の神であるエレシュキガルの元に、十分な装備(華美な服装とか)をしてカチコミをかけたが、冥府という相手のフィールドでは如何に絶大な信仰を集める神格といえど分が悪く、装備諸々を脱がされていき最終的に全裸にされた上、地上に帰れなくなってしまった…とされる。
ちなみにエレシュキガルは冥府の神なので、わざわざ相手のフィールドに突撃していった挙げ句完敗してしまったというアレな話だが、そうまでしてエシュタルが冥界に突っ込んでいった理由は明らかにされていない。本人もその理由をよくわかっていない。

そのため、顕現した江下は、この逸話から「脱がされると弱くなる」という情報を持って実在顕現しており、それをカバーするために厚着することになってしまう。
薄着していると力を発揮できないが、自分が司る金星が見えた状態であればある程度の力を使うことが可能。

神話での逸話ではビルガメスに一目惚れするも断られ、なんやかんやでエルキドゥに死を与える話もまた有名。

彼女が行ってきたものは簡単に行ってしまえば「ワガママ」である。
故に、エシュタルの顕現体である彼女は、そのワガママで奔放な姿勢こそが彼女の権能として機能する。
言ってしまえば力を得た我儘娘、みたいなもの。
名字はエシュタルから、名前の部分は恐らくイナンナ(エシュタルの別名)からと思われる。

神委の監査として神道がプロデュースしているテラフォーミング中の惑星に現れ、神道へ亡命を希望するビルガメスと木藤・円の引き渡し、及び唯一の人類の引き渡し等を要求する。
その交渉の場面でカラムーチョやわさビーフなどのチップス系菓子を気に入り貪り食っていたため、出見からは「ムーチョ」呼ばわりされることになった。
ポテチ系以外ではポテロングなどのじゃがいもを使った揚げ菓子が好みの様子。
実在顕現しているため、飲食が必要だがカロリーとか大丈夫なんだろうか。
美の女神でもあるため、もしかすると体型の変化とかはないのかもしれない。

監査として菅原・天満を交渉役とした神道勢とのやり取りにのぞむが、神道勢が仕掛けた嫌がらせにより倒れ、
真の目的を話すこととなり、
木藤に死を与えるという神話の再現を行おうとするが、それをかばってしまった住良木を殺してしまい、イワナガヒメたる先輩の拒絶を受けてしまう。

即死こそ避けたが、彼女から嫌われてしまった挙げ句、その後も色々やらかしたため先輩に色々ビビってる。

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最終更新:2023年01月25日 01:27