【サ】
サーギオス帝国【地名】
ファンタズマゴリア南東部に存在する、大陸最大最強の国家。
皇帝は普段人前に姿を現さず、その存在は謎に包まれている。
秋月瞬が転送されてきた国。ウルカとソーマ・ル・ソーマが所属している。
聖ヨト王国分裂後、好戦的だった第一王子が南方の諸国を支配して建国した。
聖ヨト暦325年の皇帝の突然死にともない皇太子が新たな皇帝に即位したとされるが、
実は皇帝は存在せず、帝国は永遠神剣「誓い」によって動かされている。
瞬がエターナル化し統治者を失ったため、ラキオス王国に併合された。
サルドバルト王国【地名】
ファンタズマゴリアの北部に存在する「北方五国」の一国。 ラキオスの西方に位置する。
ラキオス王国、イースペリア王国とは「龍の魂同盟」による同盟関係にある。
国王はラキオスと同じく聖ヨトの末裔で、聖ヨト王国分裂時からラキオスとは友好国だった。
ラキオス王国とダーツィ大公国が交戦中、突如同盟を破棄してイースペリア王国に侵攻。
ダーツィ大公国との闘いを終わらせたラキオス王国の援軍と、
ラキオス王の陰謀により引き起こされたマナ消失の発生により一時撤退を余儀なくされる。
その後同盟を裏切った報復としてラキオス王国から宣戦布告されたことにより交戦状態に突入。
ラキオス王国に敗北し滅亡することとなる。
ラキオス王の予想を覆す強力なスピリット部隊を擁していたことなどから、
裏でサーギオス帝国の暗躍があったものと思われる。
サルドバルト兵【名詞】
帝国から支援スピリットを数多く保有する。
そのために能力は高い。
ハイロゥは黒く染まり、攻撃力にのみ特化している。
【シ】
志倉付属【名詞】
全寮制で関西にある学校(学園)。音楽の徹底的な英才教育を行うことで有名。
関連作品【永遠のアセリア】
周期【名詞】
エターナルたちが用いる時間単位。
守護神獣(しゅごしんじゅう)【名詞】
浄戒(じょうかい)【名詞】
ジルオルのもつ最大の力。相手の
神名を削り取ってしまう。
他のエターナルや世界に対しては強大なエネルギーというそれだけの力なのだが、
神名が絶対的な法則となる時間樹ではルール破壊の絶大な力を誇る。
…という能力なのだが、セフィリカの魂も切り離したりなど、シナリオの都合で何でも切れてしまうようだ。
原理は不明だが浄戒の力だけが未来の世界に流れ着き、世界を支えるセントラルコアに組み込まれてしまう。
この能力を取り戻すと同時に、望は『ネームブレイカー』のスキルを使えるようになる。
神名殺しの神名ではあるが、唯一『相克』にだけは致命的に弱い。
ナルカナに与えられた力だと思われがちだが、
実は『理想幹計画』の一部として、エトルとエデガにより与えられた神名である。
小説 聖なるかな【ノベル】
なごみ文庫で発刊されている聖なるかなの小説
原作とは違うオリジナルの設定が含まれており、ゲームでは全くといっていいほど出番のなかったクリスト達とキャラとの絡みや、
カティマの父親の登場などがあり、序盤にのぞみんパンチが出てこなかった。また望達のクラスは相当変わり者が多いようである。
著者は小形聖史 挿画は白凪マサ
新幹計画【名詞】
エト・カ・リファによる支配から脱却しようと、サルバル、エトル、エデガらにより考案された計画。
しかしこの計画はヒメオラの離反により頓挫したため、エトルとエデガはこれに代わる『理想幹計画』を考案した。
北天神である真理の神サルバル・パトル、誘惑の神ヤジェンダ・ダルゾはログ領域の調査を通じて、
ジルオルの存在や神々を生み出した上位存在がいることを推測していた。
さらに北天神である欲望の神エトル・ガバナ、伝承の神エデガ・エンプル、南天神である五穀の神ヒメオラ・オーリが調査に加わり、
研究は飛躍的に進んだ結果、時間樹の構成が明らかにされる。
エト・カ・リファの存在、叢雲の牢獄という時間樹の役割、
そしてそのために自身たちが命名のシステムによって管理されているということを知ったのだ。
これはエトルやエデガには決して認められないものであり、
彼らはこの世界を抜け出し、与えられた役割から脱却しようと主張する。
二人は明かされた事実を他の神々にも伝え決起を呼びかけるが、
現状に満足している南天神にも自分の研究にしか興味がない北天神にも相手にされなかった。
二人は絶望すると共に憤り、エト・カ・リファの支配を打ち砕かんと行動するようになる。
サルバル達はさらに調査を進め、『叢雲』がこの時間樹に封印される際に分割されたという事実を突き止める。
さらにサルバルは、次元を漂う『叢雲の意思』ナルカナ、『叢雲の力』の一部であるレーメを発見する。
『叢雲』の存在が実際に確認されたことで、世界を変えられるという希望が、サルバル、エトル、エデガの心に芽生えたのだ。
残る欠片である『叢雲の器』を使って原初を挿げ替えれば、世界を上位存在から開放できる、というのが三人の考えであった。
『叢雲の意思』を原初に融合させてエト・カ・リファの意思を上書きし、原初のマナを世界にとって異物と認識させる。
さらにそのマナを『叢雲の力』で世界外に弾き出し、変わりに『叢雲の器』を原初に据える。
そしてジルオルに力を変換することで再び宇宙を開闢させ、方向性を定めて自分達の世界を作り出す。
これが世界を支配から解き放つ計画であり、発案者であるエデガによって『新幹計画』と名付けられた。
しかし、ヒメオラはこの計画に異を唱えていた。
彼女は今の世界で生きる命を尊い物だと訴え、それらの未来を奪う新幹計画に猛反対したのだ。
やがて確執は決定的なものとなり、ヒメオラは研究チームから離脱してしまう。
ヒメオラを信頼していたサルバルは大いに困惑した。
さらに新たな世界を作る上で必要不可欠な時間樹を成長させる技術も、
ヒメオラが離反したことで利用できなくなってしまう。
サルバルは計画を続けることが困難であると考え、、新幹計画の一時凍結を宣言した。
新幹計画の凍結に業を煮やしたエトルとエデガは、
他の神々を一掃し、二人だけで計画を成就すべきだ、という考えに至った。
自分達の意に同調する神のみが理想郷にいればいいと考え、
他の神を排除する目的を含めた新たな計画を『理想幹計画』と名づけた。
【ス】
スピたん Spirits Expedition -in the Phantasmagoria-【作品】
2006年03月03日に発売された、『永遠のアセリア』の後日談を描いた番外編。
戦争が終結し、復興中のガロ・リキュアが舞台となる。
ストーリーは、再編成されたスピリット隊と、その隊長となったロティ・エイブリスが龍の爪痕の向こう側を探索するというもの。
龍の爪痕の向こう側を探索する経緯は、ガロ・リキュアでは、『水の不足』、『食糧の不足』、『技術力の低下』という状況に陥っていた。
その為、まだ未踏の地である龍の爪痕の彼方を探査することで、問題解決の糸口があるのではないかと、期待が寄せられる。
スピリット隊の他にも、ヨーティアやロティの師匠であるミュラーもこの探査に参加する。
空を飛ぶ船で龍の爪痕を越え、そこに存在する浮遊島に辿り着く一向。
そこで、『方舟の巫女』と呼ばれる少女・ツェナと永遠神剣・『紡ぎ』に出会うロティ。
だが、ロティたちを敵視する『開拓者』と名乗る者たちにより、彼らの探査は難航することになる。
はたして、ロティたちは探査から無事帰還し、ガロ・リキュアが抱える問題を解決できるのか。
一風変わった戦闘システムと、時間のかかる戦闘により耐性の無いヌルゲーマーはことごとく爆死した。
とにかく楽にクリアしたいならイグニッションなど戦闘開始直後に発動するスキルを持つキャラを徹底的に鍛え、
考える手間を無くしてしまうことである。敵を一撃で葬りされるようになればボーナスの関係上加速度的にさらに強化できる。
そこまでは大変だが、頑張るしかない。
また、PS2版永遠のアセリアをプレイした人達には、主人公が
悠人ではない事もあり「寝取られ」感があるらしく、
死屍累々といった状況となる。
基本的にシリアスであった「永遠のアセリア」とは対極の明るい世界観。
色々と言われている作品ではあるが、上記の注意点さえクリアーできれば面白い作品と言える。
実は、極楽モードを使用すると一変してヌルゲーになる……。
ルートは、ヘリオン、ネリー&シアー、ニムントール、ノーマルの4つからなっている。
方舟が立ち寄る浮遊島の色で、ルートが確定するという面白いシステムになっている。
攻略したいスピリットの色が、名前についている島を渡り歩けばシナリオを進めることができる。
2週目以降は、ノーマル以外でクリアするとミュラー・ルートが追加される。
ミュラーEDを経ると、ツェナ・ルートが追加される。
2週目から、Hard。3週目から、SuperHardを選択できるようになる。
ただ、スピリットたちのルートは、開拓者たちの紹介という側面が強く、本当のシナリオはミュラー・ルート以降になる。
兎に角、周回することが前提。
強化、スキル習得のためには、延々と周回を続ける必要があるのは、永遠神剣シリーズの宿命と言える……のかもしれない。
スピたん、と銘打っている割には、正ヒロインがツェナだったり、ミュラー先生がサブヒロインだったりする。
色々とある作品ではあるが、よく出来ている面白い作品と言える。
スピリット【名詞】
永遠神剣第二位『再生』から生まれる者達の総称。
一部では「剣の妖精」とも呼ばれる。
遥か昔に「
エーテル技術」と共に、
ファンタズマゴリアの世界に何処からか持ち込まれたと言われている。
固体によって得意な力の象徴とも言える色を外見に持ち、青、赤、緑、白、黒の5色がそれに当る。
青スピリットは水の妖精。赤スピリットは火と熱、緑スピリットは樹木と大地、黒スピリットは夜と月を司る妖精。。
生まれ出た時から、強力な力を持つ神剣を携えている事により、人間達には戦争の兵隊・道具として長い間扱われてきた。
社会的立場は弱く、人間に逆らえない、異端視されるなどその境遇は決して良い物とは言えない。
戦乱後、
エーテル技術の封印と共に
レスティーナによる執政で苗字を与えられ、社会的地位を確立したが、
まだ戦前の爪痕は完全に消えてはいないようである。
またスピリットは永遠神剣を持つと、ハイロゥと呼ばれる光輪が頭上に出現します。
→
ハイロゥ
スピリットの館【名詞】
配備されたスピリットたちの住居兼詰所のこと。
作中ではラキオスの2つが登場するが他の国では不明。
第一詰所には
アセリアエスペリアオルファが住み、後に
悠人ウルカ佳織が加わる。
サブスピリットたちの住む第二詰所とはエスペリアが家の世話のために一晩空ける必要があることから
気軽に行き来できる距離にはないと推測される。
【セ】
静寂の海【地名】
ファンタズマゴリアの西側の海。
静寂の海の守り神として三首蛇が居て、聖ヨト王国時代の反乱軍が紋章として使用、またサーギオス帝国の紋章になっている。
向こう側に世界は続いておらず空間が捻じ曲がっているので、西に向かって航海しても逆向きに戻ってきてしまう。
聖ヨト語【名詞】
永遠のアセリアのみ登場する特殊な言語。
この手のゲームにはよく無視される言葉の障害がきちんとあり、聖ヨト語にもきちんとした体形があり、勉強さえすればプレイヤーにも理解する事が出来る。
悠人は習得に1ヶ月くらいの期間を要したが佳織は2週間ぐらいで問題無いレベルになった。
1周目は2章の途中までは悠人と佳織以外は聖ヨト語でしゃべるためすべてメモし、2周目はすべて日本語になるのでメモしたものと見比べて勉強する事が出来る。3周目以降は選択できる
例としてはヨテトは『わたし(一人称全般)』、ラは『は』、ウースィは『あなた(二人称全般)』、ナンキムは『がんばる(頑張る)』、スエテは『きらい(嫌い)』、ノイセは『〜まで』、ナーテは『よる(夜)』、フォウは『きょう(今日)』、ウレシーシュ(ウレーシュが本来?)は『ありがとう』、ホナクルは『べんきょう(勉強)』、キハロナは『はじめる(始める)』、ラストは『〜?(疑問詞)』、ソゥは『〜様』といった具合。一部に全般と書いたのは個人の言葉の癖により訳が変わるため。ヨテトは「私(わたし)」「私(わたくし)」「俺(おれ)」「僕(ぼく)」「○○(自分の名前)」「我(われ)」などの意味を、ウースィは「あなた」「おまえ」などの意味を持たせる事ができる。
物や人の名前はそのまま発音されるもよう
出典【永遠のアセリア】
生誕の起火【名詞】
例えるなら「火打ち石」と言うべきもの。マナ・ナル宇宙を漂っており、時間樹を作り出すために必要なものであること以外、分かっていない。ジルオルは人格を持った生誕の起火であり、ノゾムの中にも存在する。FD以後のノゾムはある程度コントロールできるようになっている。
聖なるかな
せときのぞむ
いかるがさつき
ながみねのぞみ
るぷとな
かてぃま
なーや
精霊光【名詞】
精霊の世界【地名】
ルプトナの出身世界。
精霊の領域である地上を覆う密林と、巨大な樹の上で生活している人間たちがいる世界。
多くの分枝世界が密集している群世界であり、それぞれの世界は往来が可能となっているため、
この世界の人間たちは異世界の人間に対して比較的慣れている。
また、太い精霊回廊を持っている世界であるため、精霊が大きな力を持っている。
そのため人間が精霊の領域を必要以上に侵そうとすると排除にやってくる。
なお、精霊回廊は「光をもたらすもの」によって占拠されており、
ミニオンたちを生み出すための工場のような場所になってしまっている。
【ソ】
相剋(そうこく)【名詞】
全ての
神名の天敵となる
ジルオルの『浄戒』を、本人ごと殺すための神名。
ジルオルに手を焼く管理神がこの神名を作り
ファイムに植え付けられた。
浄戒に対しては無敵の力、及び、神名の持ち主の意思を支配する強制力がある
物語冒頭のプロローグにあるとうりデフォルトでジルオルを殺すという意思ではない
希美の中に眠る相克の力が覚醒した後ののぞみん無口モードは
ナルカナの手により希美の中に眠るファイムの意思をとりだし希美と相克の意思ごと封印したもの
例;ファイム( 希 美 + 相 克 )
後にサレスの手により相克を2分割されて、希美とファイムで半分ずつ管理することになる。
(この辺りの疑問点は
転生の項目参照)
上記のとおり浄戒に対しては絶対上位であり、浄戒を持つのが例えエターナルであってもそれは変わらずルートによっては浄戒を得たイャガを時間樹より追放した(それまで余裕をぶっこいていたイャガは浄戒を移され、相剋の事を知ったときに驚愕していた)
ソーン・リーム中立自治区【地名】
ファンタズマゴリアに存在する地名。
マロリガンの北方に位置するソーン・リーム台地にある。
永遠神剣『再生』(正確にはリュトリアム2)が安置されており、
そこから全てのスピリットたちが生まれ、各地に転送されている。
「永遠のアセリア」における最終決戦の場所。
ロウ・エターナルの手によるものと思われる遺跡が各所に存在する。
最終更新:2017年02月16日 14:33