ゼロの奇妙な使い魔 まとめ内検索 / 「ディアボロの大冒険Ⅱ-2」で検索した結果

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  • ディアボロの大冒険Ⅱ-2
    (敵意を感じないな) ディアボロは少女や遠くに居る数十人の人間と、モンスター達から敵意を感じ取れないのに気付いた。 それは何の根拠も無しに、『敵では無い』とディアボロが何となく感じるだけ、だが。 初めて会った者が自分の敵か味方か、はたまた中立のポジションであるかを一瞬で見分ける事が出来る自分の感覚を信じてみるディアボロ。 ・・・・・・レクイエムをくらう前は、裏切り者に気付かないお茶目さんだったが。 まあ、取り敢えず、少女を殴り殺すのを止め、ディアボロは盲目が治るのを待つ事にした。 30秒が経過して閃光による盲目が治ったルイズとその他大勢。 「今、何か凄い光が見えなかったか?」 「俺も見えた、何だったんだ今の?」 とか、何とか遠くから声が聞こえるが。 ディアボロの目の前ではルイズとコルベールが何やら言葉による激しい舌戦を交わしている。 ...
  • ディアボロの大冒険Ⅱ-1
    「宇宙の果てのどこかに(中略)我が導きに…答えなさいッ!!」 ドグォン! 大方の予想通り、すさまじい爆発が起きた。 百m以上離れた場所に避難しているおかげで、爆発の至近距離に居たルイズ以外無事だったが。 【『ゼロのルイズ』が魔法を使えば爆発する】それはコーラを飲んだらゲップするのと同じくらいの常識である。 (やはりゼロなんだなあ)と、生暖かい目でルイズを見守る先生とクラスメイト達。 当のルイズはケホケホと咳き込みながらも煙が収まるのを待っていた。 サモン・サーヴァントで爆発はありえない。だから誰も彼も使い魔の召喚は失敗だと思っていた だが、煙がおさまったあと、そこに見えてきたものは違った。 「…何? この…何?」 当のルイズは仰け反り慄いた。 煙から現れ出た男は――――女物と思われる下着を上半身に着ていた。 そして髪は...
  • ディアボロの大冒険Ⅱ-3
    朝、先に目を覚ましたのは当然、ディアボロであった。 彼は不眠不休で24時間ダンジョンに潜り続ける事ができるのである。睡眠の必要性はあまり無い。 そして、ディアボロがまずした事は――――――――― (ハーミットパープルのDISC!周辺感知!) ざわざわざわと、ディアボロの手から、得体の知れない触手のような茨が伸びて行く。 そして伸び切ったと思った瞬間、その茨は消え、代わりにディアボロの頭には周辺の詳細な地図が浮かんできた。 「ふん……部屋の大きさから考えて、食堂はあっちか…  ここは……ハーヴェストの感知では……大量のアイテムが入ってるようだな…武器庫か?」 とか何とか言っていたその時。 グウゥゥゥッ 『お腹が減ってきた……』 又しても、ディアボロの頭に何処からか声が聞こえて来た。 「チッ」 舌打ちをするディアボロ。 まだ少し余裕が...
  • ディアボロの大冒険Ⅱ-6
    ヴェストリ広場に向かう途中、ルイズに出会ったディアボロ。 「ギーシュと決闘するって本当なのディアボロ!?」 ついさっき起きたギーシュの決闘発言を聞いたようだ 閉鎖した空間ならではの噂の広がりの早さは異常である。 「そうだが?」 「早くギーシュに謝りなさいよ!私からも許してくれるように言ってあげるから!」 ルイズはディアボロを心配そうに見つめてくる。 平民の変態でも自分の使い魔は心配なのだろう。 「それはできんな」 厨房の奴等に恩を売る機会なので拒否するディアボロ 「!?ギーシュはメイジなのよ!……平民のあんたならわかってるでしょ!?  平民はメイジに絶対に勝てないの。怪我して死んじゃうかもしれないのよ!?」 「自分の使い魔を信じるぐらいしたらどうだ?」 ルイズはこの現実を見てない使い魔にムッとした。 ディアボロがどんな妄想をして...
  • ディアボロの大冒険Ⅱ-8
    それから数日。 あの武器屋での口論はキュルケがデラックスな剣を買って、ディアボロにプレゼントした事で一応の決着をみせた そして、帰ってからデルフリンガーと話をしてみたディアボロだが。 問題のデルフリンガーは長年の間に色々な事を忘れているらしく、特に重要な事は聞けなかった。 (役に立たんな……本当にボーイⅡマンのDISCを持ってくるべきだった) 等とディアボロが思ったかどうかは定かではない そのまま、特に何事も無く、時間の流れに身を任せていた、が。 「暇だ……」 最初は見るもの聞くもの新しかったディアボロだが 数日も経つと、特に何も変わらない日常に飽きてきて、あのホテルから続くダンジョンを懐かしく思っていた。 まあ、帰る方法は存在しているが、これから先の何が起こるか分からない事に期待しているディアボロは中々『帰還』の選択肢を選べない。 そんな...
  • ディアボロの大冒険Ⅱ-4
    しばらくして、朝食を終えた生徒達が教室へ移動を始めた。 キレた目をしているルイズもディアボロを連れて教室へ向かった。無言なのが怖い。 教室には、生徒達が召喚した様々な使い魔が居た。 しかし、教室の椅子は貴族の席であり、ディアボロが座る席など存在しない。 仕方なしに、ディアボロは教室の一番後ろに行き、壁を背に立ち続ける。 その後シュルヴルーズという土系統のメイジの教師がやって来て、 生徒達が一年生の時、学んだ魔法の基礎をおさらいさせる。 魔法には四大系統というものがある。 『火』『水』『土』『風』 そして失われた伝説の『虚無』 等の話はディアボロの興味を心地よく刺激しており。 それに、教師が石ころを真鍮に変えた時はさすがに目を剥いた。 (そう言えば…使い魔が選ばれる理由は…) 召喚された直後にU字禿教師が言っていた事を思い出す。...
  • ディアボロの大冒険Ⅱ-5
    ディアボロがシエスタに案内されたのは、食堂の裏にある厨房だった。 コックやメイド達が忙しそうに働く様はディアボロがレクイエムをくらう前に居た世界とあまり変わりはない。 コック長のマルトーに会うと、ディアボロとシエスタは事の次第を説明した。 厨房の隅で待っているディアボロに、シエスタはシチューを持ってきてくれた。 「貴族の方々にお出しする料理の余り物で作ったシチューですが……」 「ありがとう」 こっちに来て初めてのんびりできたディアボロ。 初めての精神休息。が、彼はあまりそれを必要だと感じ無い そしてシチューを一秒で平らげるディアボロ。 その姿を目を丸くして見ているシエスタとマルトー、あまりの早食いに驚いたようだ。 「美味いな…あのシェフの料理を思い出す」 「ディアボロさんは他の国からいらしたんですか?」 「……遠い所からな、いきなり召喚...
  • ディアボロの大冒険Ⅱ-7
    次の日 今日は虚無の曜日で授業は一切無かった。 生徒達は思い思いに街に出かけるなり、学園でのんびり過ごすなりして、大切な休日を楽しんでいる。 ギーシュはあまりのショックに部屋の中で寝込みつづけている そして、ルイズは部屋で出かける準備をしていた。 何故ルイズが外に出かけるのかと言うと 「ディアボロ、あんたに剣買ってあげるわよ」 その一言が始まりだった。 ギーシュとの決闘を見ていたルイズ。 素手でゴーレムを倒したのには驚いたが、剣で一刀の元に切り裂いたのも驚いたのだ。 使い魔はご主人様を守るのが仕事。だから剣を買ってやろう……そうルイズは思った。 で、肝心のディアボロだが。 「いらん」 そう短く答えるのみ。 しかし、ルイズが「はいそうですか」などと言う筈も無い。 「ご主人様の言う事は聞きなさい!街に出かけるわよ!」...
  • ディアボロの大冒険Ⅱ-16
    夜も更けて頭上には、月が二つ輝くだけのヴェストリ広場。 人っ子一人居る筈が無いその場所に一人の男が居た。 その名はギーシュ・ド・グラモン。武勲で知られるグラモン家の四男である。 静かに夜空を見上げる顔からは何の感情も読み取れない。 そのまま瞑想を続けるギーシュの耳に足音が聞こえた 「来たね」 そう言ったギーシュの視線の先、そこにはこちらに歩いてくるディアボロの姿。 「ふん?あの時に言ったはずだがな……逃げる必要が私には無い、と」 ホールに居た時に聞いたギーシュの言葉を思い出すディアボロ。 (『ヴェストリ広場で待って居る』か・・・・・・ククク) ディアボロはそのままスルーしても良かったのだが、何やら面白そうなので行く事にしたのであった。 まずは手始めとばかりにギーシュをおちょくってみる。 「それで?新しい芸でも見せるのか?それとも、...
  • ディアボロの大冒険Ⅱ-15
    そして、アルヴィーズの食堂の大きなホールでフリッグの舞踏会が開催された。 着飾った生徒や教師達が、豪華な料理が盛られたテーブルの周りで話している。 舞踏会なんぞ如何でも良かろうなのだー!なディアボロではあったが、豪勢な料理が出ると言う言葉に惹かれてやって来た。現金な物である。 相変わらず服装はそのままであり、貴族の連中から奇異の視線を浴びせられているが、馬耳東風な感じで料理を次々に平らげて行く。 補充より多い消費の速さに目を白黒させながらも働くメイド達。 途中で、黒いパーティードレスを着たタバサと早食いを競い合い、タバサの舌に苦い敗北を味合わせたりした。 そんなこんなで、めぼしい物は殆ど食べ尽くしてしまった事に息を吐くディアボロ。 舞踏会から抜け出て部屋に戻ろうか考えている最中。 ある男がやって来た。 「何の用だ……?」 その男は言葉に反応する...
  • ディアボロの大冒険Ⅱ-13
    「エア・ハンマー」 「ファイヤーボール!」 ディアボロを踏み潰そうとしたゴーレムの足に風の槌が直撃した! 続いた火球がゴーレムの頭に当る。 だが、効果は薄い……と言うか殆ど効いてない。 しかし、その事によりゴーレムは少しバランスを崩してよろけてしまい、フーケがゴーレムの陰に隠れてしまった。 「!?」 ザ・ハンドのDISC発動による引き寄せは、標的との間に障害物があると効果が無い。 つまり使用しても+修正が一つ減るだけで無意味って事である。 このエアハンマーとファイヤーボールを使ったのは誰だー!?と言わんばかりに飛んで来たほうを見るディアボロ。 「ディアボロ大丈夫!?」 視線の先、飛んできたドラゴンの上に乗っているキュルケが叫んだ。 「余計な事を!」 「早く逃げるぞ相棒!逃げろ逃げろ!」 起きた事はしょうがないとして、...
  • ディアボロの大冒険Ⅱ-12
    慌てて立ち上がったルイズの目にもそのゴーレムが映った。 「ななな何!?まさかミス・ロングビルが土くれのフーケだって言うの!?」 (ゴーレムを作られたか……ヘブンズドアーのDISCで今更特殊能力を封印しても意味が無いな) 「そうだ……お前はこれを持って早く逃げろ」 テンパり具合が酷いルイズに冷静に答えながら紙から何かを出して渡す ルイズの手に渡されたそれは『破壊の杖』だった。 その声と杖の重みに多少冷静さを取り戻したルイズが叫ぶ。 「何言ってんの!?あんたはどうするつもりなのよ!」 「私はあのゴーレムの足止めをする」 そのままデルフリンガーの鞘を抜くと、フーケのゴーレムに歩いて行くディアボロ。 少し散歩しに行く程度の気概で挑む姿には、何の気負いも無い。 後ろでルイズの叫び声が聞こえた気がするが無視する。 ルイズが廃屋の中に飛び込んでから数...
  • ディアボロの大冒険Ⅱ-17
    ディアボロは冷たい床の上でぱちりと目を開いた。 夜が明けるにはまだ早く、窓の外には、二つの月が光り、室内を煌煌と照らしている。 それを尻目に見ながら、無断でルイズの部屋に持ち込んみ床置きしてある大量のピッツァを頬張るディアボロ。 壁に置いてあるデルフリンガーがそんなディアボロの様子に気付き、口を開いた。 「眠れねえのか?相棒」 デルフリンガーは何か勘違いしているようだが、ディアボロはこれ以上眠る必要が無い、。 それに応えるのは面倒なディアボロは無視してピッツァを食べるだけである。 「つれねえ仕打ちだな相棒!俺は寂しい思いはまっぴらごめんだぜ!」 ディアボロのスルーに腹を立てたのか、デルフリンガーがビリビリと震えながら怒鳴り声をあげる。 その声に反応して、ベッドの上のルイズが寝返りを打って毛布を跳ね除けた。だらしの無い貴族様である。 「……しっか...
  • ディアボロの大冒険Ⅱ-14
    フーケの声を聞いても、自分の方に歩いて来るゴーレムを見ても、ルイズは動く事が出来なかった。 『ディアボロが自分を庇って死んだ』その事実が体から気力を奪い取っている。 今のルイズの頭に浮かんでいるのはディアボロと過ごした日々。 我侭ばっかりだった自分に怒りもせず、何で一緒に居てくれたんだろう? そう思った瞬間 ルイズは立ち上がり『破壊の杖』の代わりに己の杖を抜く。 呪文を唱え、魔力を込め、自分が出きる唯一の魔法を解き放つ。 解き放たれた爆発がゴーレムの鉄の足を襲った、しかし、傷一つ罅一つ入らない。 それでも、ルイズは止まらずに魔法を放ち続ける。 「小虫が足掻くわねぇ」 無駄な努力をするルイズを嘲笑うフーケ。 絶体絶命なルイズ。 その瞬間 「考え方を変えて使え…と言った筈だがな…」 静かな声が響き剣閃が、ゴーレムの...
  • ディアボロの大冒険Ⅱ-11
    少し経ってから、タバサが地面に絵を描いて作戦の説明を始めた。 偵察兼囮が小屋の側に赴き、中の様子を確認→フーケがいれば挑発→出てきたところを魔法で集中砲火。 「偵察兼囮役には私がなろう……一つだけ頼みがあるが、フー…ゲフンゲフン。ロングビルも一緒に来てくれ」 「私ですか?」 フーケが意外そうに聞き返す。 「そうだ。『土』の魔法を知らない私だけで、フーケを相手にするのは不安だからな」 「それで私達は攻撃ってわけ?」 ルイズが自分達を指差した。 「その通り、異論は無いな?」 納得したように頷く面々。 「行って来る」 そして―――小屋に向かって普通に歩いていくディアボロを見たルイズは突込みを入れた 「ちょ、ちょっと!せめて隠れながらとかしないの!?」 あんまりにも無防備すぎるディアボロを見て驚くルイズ。 しかし、エアロスミスの感知であの廃屋...
  • ディアボロの大冒険Ⅱ-9
    そして朝 当然の事ながら学院は大騒ぎになっていた 何せ宝物庫の壁を物理的に破壊して、以下のような犯行声明を大胆にも残していたのだから。 『破壊の杖、確かに領収致しました。土くれのフーケ』 「お前が悪い!」 「彼女が悪い!」 「あいつが悪い!」 「私が悪い!」 取り敢えず責任の擦り合いから始めている教師達。かなり混乱している。 それを尻目に問題の解決に悩む学園長のオスマン。 うーむうーむと唸り続ける。そこに、物凄いタイミングの良さで女性が現れた―――秘書兼オスマンのセクハラ相手のロングビルである。 悩むオスマンに、彼女は下手人フーケの居場所を掴んだ事を知らせた。 「農民に聞き込みを入れた所、フーケの居場所が分かりました!  破壊の杖と似た形状の筒を抱えて、黒ずくめのローブを着た男が、森の廃屋に入って行ったようです!  そこがフーケ...
  • ディアボロの大冒険Ⅱ-10
    そんなこんなで、しばし後、四人は馬車に揺られながら、フーケの隠れ家に向かっている。 馬車の中には物凄い量の食べ物が置かれていて、ぶっちゃけ狭い。 残っているスペースに苦しそうな顔で座っているルイズ達。 「ミス・ロングビル…手綱なんて付き人にやらせればいいじゃないですか」 馬車内の重たげな空気を払拭するべく、手綱を取るロングビルにキュルケが話しかける 「いえ、私は貴族の名を無くしましたから……」 そう悲しげに呟くロングビルに驚いた顔をするキュルケ。 「ヘ?オールド・オスマンの秘書ではなかったのですか?」 「そうですが……彼は貴族や平民にはあまり拘らない方でして」 (……貴族は潰しが効かないから年がら年中ハロワ通いと聞いていたが…うまく再就職できたのか) 後ろで適当に聞いていたディアボロが更に適当極まりない思考をする。 レクイエムをくらった後、...
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    目次 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 トップページ メニュー 更新履歴 各部キャラ トリップ一覧 第一部 使い魔波紋疾走(ジョナサン) 逆に考える使い魔(ジョージ) 仮面のルイズ 使い魔は勇者(ブラフォード) ジョジョとサイトの奇妙な冒険(ジョナサン) おれは使い魔になるぞジョジョー!(ディオ・ブランドー) 第二...
  • 各部キャラ
    一部 ~ファントム ブラッド~ ジョナサン使い魔波紋疾走 ジョジョとサイトの奇妙な冒険 ジョージ逆に考える使い魔 石仮面仮面のルイズ ブラフォード使い魔は勇者 ディオ・ブランドーおれは使い魔になるぞジョジョー! 二部 ~戦闘潮流~ ジョセフジョセフ 忘れえぬ未来への遺産 カーズ究極の使い魔 ゼロの究極生命体 シュトロハイムハルケギニアのドイツ軍人 シーザー割れないシャボンとめげないメイジ 使い魔の魂~誇り高き一族~ ワムウ風の使い魔 風と虚無の使い魔 ストレイツォストレイツォ 三部 ~スターダスト クルセイダース~ DIODIOが使い魔!? 承太郎スターダストファミリアー スターダストは砕けない ゼロサーヴァント・クルセイダーズ ンドゥール見えない使い魔 ペット・ショップゼロの番鳥 花京院法皇は使い魔 ゼロのパーティ メロンの使い魔 ヴァニラ亜空の使い魔 ホル・ホース使い魔は皇帝 エン...
  • タバサの大冒険
    タバサの大冒険 プロローグ タバサの大冒険 第1話 タバサの大冒険 第2話 タバサの大冒険 第3話 タバサの大冒険 第4話 タバサの大冒険 第5話 タバサの大冒険 第6話 前編 タバサの大冒険 第6話 後編 タバサの大冒険 第7話 前編 タバサの大冒険 第7話 中篇 タバサの大冒険 第7話 後編 タバサの大冒険 第8話 その1 タバサの大冒険 第8話 その2 タバサの大冒険 第8話 その3 タバサの大冒険 第8話 その4
  • ワンポイントギーシュ
    【ワンポイントギーシュ】 砕けない使い魔(仗助)登場。レビテーションでC・Dを封じるなどギーシュには珍しく頭脳派。でも結構ゲス野郎。 露伴未登場。ストーリーが進めば登場するかも? 絶頂の使い魔(ディアボロ)登場。杖を折られて殴られただけで被害は少ない。 使い魔は静かに暮したい(デッドマン吉良)登場。手を撃ち抜かれた後、足蹴にされた。その後も顔面を叩き壊されたり、怪我の絶えないギーシュ。 康一未登場。マスターがアンリエッタの為、出られてもチョイ役か? DIOが使い魔!?(DIO)登場。出るキャラみんなブラックの中、全身ハリネズミになって保険室送り。最近ようやっと復帰したらしい。 slave sleep~使い魔が来る(ブチャラティ)登場。ブチャラティに拷問されるが、モンモランシーの励ましもあって、脱・マンモーニ。妙に強い。ブチャラティに完全敗北するものの、ゲスにもならず目覚めた奴隷。……が...
  • 不死の使い魔 召喚5回目
    ディアボロは歩きながら先程までの会話を思い出す 食事中突然苦しくなったと思ったら目の前にあの小娘だ 「“こんな目に遭いたくなければ使い魔としての立場をわきまえることね”だと、小娘め」 憤然としながら歩いていた為、何かを踏み砕いた事に気が付かなかった (気付いたとしても気にも留めなかっただろうが) 「待ちたまえ」 金の巻き毛をした少年がこちらに向かって声を掛けてきた 「何だ、小僧」 「キミが今踏み付けた壜から足をどけたまえ」 「壜だと」 確かに足の下には砕けた壜の欠片が見える ディアボロはそれを踏み躙りながら言った 「これがどうかしたか」 「足をどけろと言ったのだ、それはモンモラシーから貰った大切な物だ どけなければ彼女と僕を侮辱しているものと受け取るぞ!」 それを聞き一旦は足を持ち上げた、そして思い切り踏み下ろした ...
  • 不死の使い魔 召喚6回目
    ルイズは城下町の通りをディアボロを従えて歩いている 目的地は武器屋、ディアボロに武器を持たせようというのだ ディアボロからすれば扱えない武器など邪魔になるだけなのだが、ルイズにはルイズの考えがあった (ディアボロの都合や意思は関係ないのだ) 決闘騒ぎでの思惑が外れたルイズはディアボロの評価について半ば諦めていた (ちなみにギーシュが人の使い魔を殺したことについては貸し一つという事で話がついた 生きているところを見られたら物凄い頑丈で実は生きてたと誤魔化す心算だ) たとえ力があろうとも振るう前に死んでしまうのでは意味がない だから見た目だけでもそれらしくする為、武器を持たせようと考えたのだ 幸いディアボロの体格は悪くはないから、物によってはそれなりに映えてくれるだろう 貴族とは縁遠そうな路地裏を進んだ所に武器屋は在った 中に入ると慌てた...
  • 復活! 星の白金は砕けない
    復活! 星の白金は砕けない キング・クリムゾンの拳を、スタープラチナの拳が撃ち砕く。 「ば、馬鹿なッ……!」 ミョズニトニルンは慌てて後ずさり、起き上がるその男を凝視する。 「やれやれ……重たいじゃねーか」 「承太郎!」 半身を起こす承太郎を見て、ルイズは慌てて横に飛び降りた。 承太郎はゆっくりと立ち上がると、ルイズに優しく微笑みかける。 「ルイズ……奴の攻撃を受けて解ったが、奴の能力は数秒間ほど時間を飛ばし、その中を奴だけが動けるようだ。  だがお前がいれば何とかなる、フォローは頼んだぜ」 「任せなさい!」 阿吽の呼吸で二人はうなずき合うと、闘志に燃える双眸を同時にミョズニトニルンへ向ける。 「くっ……まさか蘇るとはな。  だが虚無の担い手が現れたとて、俺の勝利は変わらん!  帝王となるのは! このディアボロだァー!」 キング・クリムゾンが発動する中、...
  • タバサの大冒険 プロローグ
    『参ったねえ、こりゃ実に参った』  手に握り締めた知恵ある剣、デルフリンガーが何度目とも知れぬ愚痴を漏らす。  ここはハルケギニアと呼ばれる世界。  トリステイン魔法学院に在学する学生達に、遺跡調査の依頼が舞い込んで来た。  それ自体は、決して珍しい話では無い。  魔法学院に通うメイジ達とは例外なく貴族の家系であり、彼らはいざともなれば習得した魔法を駆使して、他国との戦争の為に激しい戦場に立たねばならない。  学問や魔法の研究、そして武者修行の為に、魔法学院の学生達は日々の授業以外にも命の危険を伴う冒険に挑む必要があるのだ。  今回もそうした――危険ではある物の、ありふれた冒険の一つのはずだった。 『よお、これからどうする。先に進んじまうか、連中を探すか、どっちだい』  遺跡を守護するガーディアンとの戦いに気を取られ、仕掛けられていたトラップを見抜けなかったのは自分のミス...
  • 不死の使い魔 召喚3回目
    トイレから部屋に戻ったルイズは、昨日呼び出した使い魔について考えていた (朝食は抜いた、死体は芯まで凍っていた為、血こそ飛び散らなかったものの食欲が消えるには十分だった 粉々になった死体は部屋に戻ると昨日の様に消えていた、消えて無かったら今頃いい感じでスプラッタだったろう) おかしい、落ち着いて考えてみると確かにおかしい 死体が消えるのもそうだけど、死んだ筈なのに再び召喚されるっていうのは如何考えてもありえない 死んだ、自分の目の前で死んだ、なのに召喚されて動いて喋っていた 屍生人?吸血鬼?アヴドゥル?どれも違うように思える それよりも「死んでも召喚されれば生き返る」のではないか? そう思えた もう一度呼び出してみれば分かるかもしれない 疑問を確かめるべく、三回目の召喚を行う これであの男が出てくれば確定だ、自分が呼び出したのは...
  • 不死の使い魔 召喚4回目
    爆発の罰として教室を一人で片付けたルイズは昼食を取る為、食堂に居た (最初は全部ディアボロにやらせようとしたが、探しても見つからないので断念した 爆発で吹っ飛んだと気付いたのは掃除が終わった後だ) 隣にはディアボロが居る ある事の為に食堂に来る前に召喚しておいたのだ 「小娘、何だこれは」 「アンタの食事よ」 ディアボロの目の前にはパンにシチューが並んでいる まあ、人並みな食事といってよいだろう、周りに目を向けなければの話だが 周りには比べるのが愚かしくなる程、豪華な料理が所狭しと配されている この差にはあからさまな区別の意図が見て取れた そう、ルイズは食事に託けて、教室を一人で片付けさせられた憂さ晴らしを兼ねて上下関係を教育しようとしているのだ 「このアルヴィーズ食堂で食事出来るだけでも結構大変なことなのよ、他の使い魔...
  • 不死の使い魔 召喚10回目
    アンリエッタ王女の命を受けアルビオンに向け急行軍を続けるルイズ達一行 ルイズ、ディアボロに加え、王女から同行を命じられたというワルド子爵、ついて来たキュルケ、タバサの5人は 港町ラ・ロシェールに到着するとアルビオン行きの船を待つ為、「女神の杵」亭に宿を取った (志願した筈のギーシュだが出発の朝に学生寮の外で足を折った状態で発見された為、残される事となった 秘薬を用いて治療した後、一行を追うという選択肢もあったが動いているディアボロを見て泡を吹いて卒倒した為、 それも断念する事となった) ディアボロは部屋のベランダに立ち、重なり合った二つの月を眺めていた アルビオン 空に浮く島を領土とし、魔法使いの始祖ブリミルの血統を継ぐ王家が統治する国 王に忠誠を誓った王党派と王に反旗を翻した貴族派(レコン・キスタと称しているらしい)が内戦を繰り広げている国...
  • 絶頂の使い魔-15
    パーティはどうやら食堂の上のホールで行われるようでした 着飾ったルイズの美しさにそれまでゼロのルイズと呼んでからかっていた同級生たちまでもが 群がってダンスを申し込んできます ですがルイズはそれを全部丁重に断りどうにかこうにかバルコニーに逃げてきました バルコニーから見えた景色の中に自分の使い魔も含まれていました 「・・・あいつが来るわけないわよね」 なんとなくこういうきらびやかな舞台に来ることを自分の使い魔は嫌っているの 目立ちたくないだけなのかどうなのか知らないが来ないものを期待するほどバカでもない その使い魔はなにをするでもなく、ただ星を見ていた 使い魔の男はなにをするでもなく学院の庭で星を見ていました (・・・俺の野望) その使い魔、ディアボロは少しばかり構想にふけていました (俺はなぜ野望の成就を目指したのだったか) 単...
  • 不死の使い魔 召喚12回目
    貴族派の総攻撃が間近に迫る中、ルイズはキュルケ、タバサと共に城門の前に居た 「ルイズ、もう王女の手紙は受け取ったんでしょう これ以上ここに居る意味は無いんじゃあないの、このままだと巻き込まれるわよ」 キュルケが幾分心配そうにルイズに尋ねる、どうやら先程のワルドの事を気にしている様だ 「ええ、姫殿下の命は手紙を回収する事、すでに手紙を手にした以上、一刻も早くトリステインに帰還する事こそ今すべき事よね」 「だったら何故」 「昨夜陛下にお願いしたのよどうか殿下をお残し下さる様にってね、だからそれまでは此処を守ろうって決めたの それにどうせ叛徒共はトリステインにも牙を剥くわ、今戦うか後で戦うかの違いでしかないんだから」 ディアボロを召喚しながらルイズが答える 「それよりも貴方達はどういう心算なの?トリステインに関わりがある訳でも無し、 ついて来ただけな...
  • 絶頂の使い魔-10
    状況はどう見ても不利でした 一つに現状で逃げ切れないこと。二つの荷物(この状況ではルイズはお荷物です)を抱えたまま逃げ切ることは不可能です それに跳躍移動して逃げたとしてもそのときに耐えるのは自分の足です。そう何度も使えるものでもありません もう一つに 「・・・なんですかあれ?反則ですよ・・・」 敵のゴーレムです。やたらでかいゴーレムの肩に本体のロングビル・・・フーケがいます 跳躍を使えばすぐにいけるでしょうが迎撃されるのが落ちです (・・・ボス) そう考えたドッピオの判断は自らのボスに任せることでした 自分が出来ないのが不甲斐無いですが自分では防戦一方でフーケを倒すことは出来ないでしょう 「・・・お願いします・・ボス」 小声でつぶやき、ドッピオは自分の表層意識をディアボロに手渡しました ルイズはその小声を聞き逃しませんでした 言っ...
  • 不死の使い魔 召喚8回目
    「はッ!ふー、ひでー夢だったぜ、ゴーレムに踏みつけられてへし折られるなんてよ」 目を覚ましたデルフリンガーが開口一番先程まで見ていた夢のことを口にする 「夢じゃないわよ」 「ってめえ胸が貧しい娘っ子、ん?さっきまで夜だったてえのに、ここぁどこだ、いったい何があったんだ」 「誰がド貧乳よ!呼んだのはディアボロであんたは呼んで無いわよ、 大体ゴーレムに踏まれて真っ二つに折れてたのに何で元に戻ってるのよ?」 「真っ二つ?傷一つどころか錆も浮いてねーぜ、夢でも見たんじゃねーの」 「だから夢じゃないって言ってるでしょ、ペシャンコに潰れたディアボロと一緒にポッキリ折れてたんだから、 て思い出させるんじゃないわよ、気持ち悪くなってきたじゃない」 剣相手に漫才を繰り広げるルイズを赤毛の少女が止めに入る 「ルイズ、ルイズ、漫才もいいんだけどそろそろ作戦を進めた方いいん...
  • 不死の使い魔 召喚13回目
    アルビオン王党派を破って後、レコン・キスタは神聖アルビオン共和国を名乗りトリステイン王国に対し戦端を開いた トリステイン‐ゲルマニアの軍事同盟はこれを抑止する事はかなわなかったのだ トリステインにとって長く苦しい戦争の始まりであった その戦火の中にトリステインの旗と共にアルビオンの旗を掲げるウェールズ王太子の姿が在ったと言う それぞれのその後 ■キュルケ 飽く無き恋の道をひた走り、ついに恋愛神「プッチーニ」に邂逅するに至る 「私はキュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー。恋に生き、恋の為に戦う、炎の女よ」 ■タバサ ディアボロの持つ性質(一緒に消えたものを健康な状態で復活させる)を利用して母親を回復させる (なお、この性質は 『へし折られた』デルフリンガー、『鞭の跡が残る』マリコルヌ、『切り落とされた...
  • タバサの大冒険 第1話
     ~水の都 1F~ 「う………」  一体何が起きたのか。意識を取り戻したタバサは、起き上がって現在の状況を確認する。  取り立てて、体に異常は無い。手足もちゃんと動くし、目も耳も聞こえる。  どうやら死んではいないらしい。ここが天国だとか死後の世界だと言うなら話は別だが。  しかし、それ以上に大きな問題があった。 「ここは……」  一体何処なんだろう?見たことも無い場所だった。  先程までタバサがいた石造りの遺跡とは全く違う。  少々薄暗い物の、それでも建物が整然と立ち並び、縦横無尽に水路が走っている様は、どうやら人間の暮らす街のようだ。  しかし最も違和感を覚えたのは、肝心な人間の気配が全く感じられないという事だった。  あの遺跡の扉の先が、今のこの場所に繋がっていたのは間違い無い。  だが、辺りを見回してもあの扉はまるで見つからない。  まるで最初から存...
  • タバサの大冒険 第4話
     ~学生寮の部屋~ 「………!」 『こいつぁ……おでれーた』  エンヤホテル跡の階段を上って来たタバサとデルブリンガーは、目の前に広がる光景を見て目を丸くする。そこは何処をどう見てもこの二人、いや一人と一本が日々の生活を営んでいた、トリステイン魔法学院の学生寮の部屋そのものであった。 『……オレ達、帰って来たのか?』 「違う……」  半信半疑で呟くデルブリンガーの言葉を、タバサは即座に否定する。  エンヤ婆を倒しただけでハルケギニアに帰って来られるなど、絶対に考えられない。  タバサが始めて出会ったDISCのスタンド、エコーズAct.3も言っていたでは無いか。  「この道はレクイエムの大迷宮に至る為の通過点」であると……。  それに先程聞こえてきたあの「声」。  あの声が語る内容は、タバサを次なる試練へと誘う言葉では無かったか。  つまり、先程戦ったエンヤ婆は...
  • タバサの大冒険 第5話
     ~レクイエムの大迷宮 地下一階~ 『おでれーた。ホントにこいつぁ大迷宮って感じだぜ……』  腰のベルトに挿したデルフリンガーの感嘆の声に、タバサも無言で頷いて同意する。  この世界が生み出した“記録”によって再現されたトリステイン魔法学院の学生寮の床から、階段を下りたタバサとデルフリンガーを待ち受けていたのは、まさしくダンジョンであった。  薄暗く、見たことも無い構造物で作られた内壁。  今こうして立っているだけで、タバサの精神を押し潰してしまいそうな、息苦しい圧迫感すら感じる。  タバサが学生寮の部屋に辿り着く前に潜って来た行程など、ここに比べれば児戯に等しい。  そう思わせるだけの凄味が、この大迷宮の中から伝わって来るかのようだ。 『こいつぁマジで骨が折れそうだな……なあタバサ、これからどーするんだい』 「DISCを探す」  タバサは即答する。  各階層毎...
  • タバサの大冒険 第7話 後編
     ~レクイエムの大迷宮 地下8階~  ガタンッ!  乳母車を抱えるハーヴェストと、それを奪い取ろうとするハイウェイスターの手の力が反発を起こし、乳母車が大きく揺れる。二つの力が拮抗することで、ハーヴェストの走行スピードに若干のブレーキが掛かる。 『ぬううッ……!』  数で圧倒的に勝るハーヴェストから、ハイウェイスターは中々乳母車を引き離せない。  両者が抵抗を続けるその度に、ガタガタと音を立てながら乳母車全体に振動が走る。 「……ふぁ……ふ……フギャア!フギャア!フギャア~!!」  やがてその振動に耐え切れなくなったのか、眠っていた赤ん坊が目を覚まして耐えられないとばかりに泣き始める。迷宮内に、赤ん坊の神経質な叫び声が途切れることなく反響して行く。 『クソッ!こいつらとっとと離しやがれ!ええいッ!俺としたことがまた女を泣かせちまったぜ!』  乳母車の中の赤ん...
  • タバサの大冒険 第6話
     ~レクイエムの大迷宮 地下6階~ 「エコーズAct.1のDISC……」  文字を書き込むことで、書き込まれた文字そのままの「音」を発すると言うスタンドの能力を発動させ、タバサは床に擬音を表わす言葉を次々と刻み込む。 この世界でタバサが始めて出会ったDISCのスタンド、エコーズAct.3が進化する前の姿。  それが、たった今彼女が発動させているエコーズAct.1だと言う。  今ここにいる世界が“時間”と言う感覚その物が存在しないような場所であるせいか、この世界に来たばかりの頃に出会ったエコーズAct.3の記憶も、もう随分と懐かしい物のように感じる。  だが、自分はあのエコーズAct.3のことを決して忘れないだろうとタバサは思う。  今ここで自分が戦っていられるのは、エコーズAct.3が己を犠牲にしてまで、自分の為に道を開いてくれたからだ。そして今、エコーズAct.3と深...
  • タバサの大冒険 第7話
      ~レクイエムの大迷宮 地下6階~ 『それじゃあ何か?オレ達にお前さんの探し物とやらを手伝え、と言う訳かい?』 「マ、結果的にはそうなるね」  ツェペリ男爵と名乗った男から詳しい事情を聞き終えた時、開口一番に口を開いたのは不満げな態度を隠そうともしないデルフリンガーだった。先程ツェペリにしてやられたばかりの噴上裕也は未だに仏頂面を浮かべたまま、タバサはいつも通りのぼんやりした無表情でツェペリの話を聞いていた。  お互いに敵意が無いことを確認した一同は、まずタバサ以外の満場一致で彼女を休ませることにした。  誰もが先程のハイウェイスターや運命の車輪との戦いによる消耗が激しいタバサを無理させたくはなかったと考えていたし、特に今まで散々ハイウェスターをけし掛けて来た張本人である噴上裕也は自責の念もあった為か、この場にいる誰よりも強くタバサの休養を主張していた。  その為に、今...
  • 白銀と亀な使い魔-9
    ここらでポルナレフの一日を簡単に語ろう。 朝起床したらバケツに水を汲んできて、それからルイズを起こして洗顔させる。その後着替えさせ、一緒に食堂に行く。その時こっそりと厨房に回り食事を頂く。 授業にはついていかず、午前中に掃除と洗濯を済ませる。亀の中に洗濯機があるのだが、亀も鍵もルイズが所持しているので使えない。 昼食をまた厨房でもらった後、食後の運動として決闘の真似事に付き合う。機嫌がいい日は杖を折るだけ、悪い日は良くて切り傷、悪くて針串刺しの刑ですませる。 夕方になればまた厨房に行き食事をもらう。 その後ルイズや亀と部屋に戻り、またルイズの身の世話をしたあと、藁の中で寝るのだ。 なお、今後の事も考え、開いた時間を使って、ハルケギニアの文字や地理等の常識的知識を勉強している。 シエスタやマルトー達が暇な時は彼等に教えてもらい、そうでない時は図書館に行き適当な本と自分の知識を照...
  • 絶頂の使い魔-3
    「ちょっとギーシュ、人の使い魔の教育方針に口ださないでくれる?」 どうやら目の前の金髪の人はギーシュというらしい 「ミス・フランソワーズ、ここで人の目に付いているのが分からないのかな?」 よくよく後ろを見るとこちらを見て笑っている人たちがいる 「う・・・」 「教育をするのはかまわないが笑いものにされるのは君もよろしくないと思うのだが」 ギーシュさんがこちらに手を出す 「あ、どうも」 その手をとり立ち上がる。いい人なのかもしれない 「平民風情が貴族に手を出してもらったんだ。光栄に思うことだね」 ・・・この世界は平民とか貴族とか階級に拘り過ぎている面があると思う 同じ人間なのにこう気を使う必要があるんだろうか 「まあ使い魔探しはこれで終わらせてもらうよ。僕には僕の用事があるからね」 「別に協力してとは頼んだ覚えないけどね」 「それじゃあね...
  • タバサの大冒険 第2話
     ~郊外の森林 地下5階~ 『奴ガ近付イテ来ルゾッ!』 「フー・ファイターズ!」  縦横無尽に飛び回って接近して来るタワーオブグレーに対し、タバサはフー・ファイターズの弾丸射撃を叩き込む。  命中を確認すると共に、ダメージを受けて飛行がおぼつかなくなったタワーオブグレーに接近して攻撃用DISCのエコーズAct.3を展開、トドメの一撃を放つ。 『Act.3、FREEEEEZE!』 「ゲェェェ~~ッ!!」  エコーズAct.3の拳を受けて、目の前のタワーオブグレーは完全に消滅する。  何処かで本体と思しき中年男性の悲鳴が聞こえて来た気がするが、タバサは気にしない。 「………はぁっ」  周囲にもう敵がいなくなった事を確認してから、タバサは軽く嘆息を付く。  ――彼女がこの異世界に迷い込んでから、それ程時間が経っている訳では無いが、自分がこの世界に少しずつ順応して来てい...
  • 第八話 コードギーシュ~反逆の富竹~
    「・・・ひまじゃのう・・・」 トリステイン魔法学院校長室。 この部屋の主であるオールド・オスマンが呟いた。 「・・・なんかこう、刺激的なこととかおきんかのう・・・」 「だからって私の尻をさわるんじゃあねえですわ。」 彼の秘書、ミス・ロングビルがオスマンの顔面に肘を入れながら答えたその時、 「い、いろいろ大変な事が!」 光り輝く頭ッ!!コルベールが部屋に殴り込んできた! 「なんじゃ・・・コッパゲ、『始祖ブリミルの使い魔達』ィ~~?  そんな本よんどるから頭が後退するんじゃ。」 「ぶっ殺すぞクソ爺ィ!!ここのページを見てくだされば、その呆けた頭も醒めます!」 その本を見た瞬間、オスマンの眼光が鋭くなった。 「ミス・ロングビル・・・すこし席を外してくれんかね?」 ロングビルが退出すると、オスマンは尋ねた。 「それでは・・・詳しく説明してもら...
  • 不死の使い魔 召喚11回目
    ルイズ達一行は盛大な宴の最中に居た ラ・ロシェールでの傭兵の奇襲、アルビオンへと向かう船上での空賊の襲撃を切り抜けたルイズ達は 王党派最後の拠点であるニューカッスル城にまで辿り着いていた (何かある度にディアボロが再召喚される羽目になったのは言うまでもない、だがお陰で誰一人欠ける事無くここまで来れていた) だが辿り着いた時にはすでにニューカッスル城は5万を数える貴族派の軍勢に包囲されており、 貴族派の宣言した総攻撃により落城そして王党派の滅亡は避けられ得ぬものとなっていた ゆえに王党派は勝利が得られぬのならば、華々しき敗北によって義務を果たし名誉を守らんとすべく決戦を挑もうとしていた 宴は死を覚悟した者達の別れの宴なのだ 「名誉ってそんなに大事なものなの? 愛しい人を残してまで死を選ぶことに価値があるの? 分からない、全然分からないわ」 ウ...
  • 絶頂の使い魔-6
    「やめて!!」 ギーシュとドッピオの決闘の間に誰かが割って入りました 「ミス・フランソワーズ、そこをどいてくれないかな?」 ギーシュは一度、ピッと杖を突きつけ言います 「もう勝負は決まったようなものじゃない!続ける必要なんて・・・」 「僕はその平民に誇りを汚されたんだ。だったらそっちが負けを認めるまでこれは続けるさ」 ルイズは一度ドピッオに振り返り 「・・・ドッピオ、負けを認めなさい。これ以上続けたらアンタ死ぬわよ!」 ルイズはそう言いました 「・・ルイズさん?いつから来てたんですか?」 ドッピオは見当違いのことを言います。ドッピオ自身気になっていたからです 「そんなのどうでもいいから!何が目的でやったか知らないけどこんな傷まで負って・・・」 「ルイズさん」 言いくるめようとしたルイズを一言で止めました 「使い魔って言うものがどういう...
  • 小ネタ-5
    ディアボロ「いつもよって来る……こんなアホが………この世はアホだらけなのか~~~!!」(目玉をプニプニしながら) ギーシュ「ひいいいいいいいいっ!? す、すいませ―――ん!!」 ディアボロ「見てはならないもの(ルイズの貧乳)を見た者はっ、死ななくてはならないんだぜ―――――!!」 ギーシュ「ぎにゃああああああああああああ」 ギーシュファンのひと………ゴメン(´・ω・`)
  • タバサの大冒険 第3話
     ~山岳地帯 地下10階~ 『もう見失わないッ!この小さいヤツを15秒以内に仕留めるッ!』  無作為に室内を動き回る弾丸中継のスタンド「マンハッタントランスファー」に 中継されたライフルの弾丸が、タバサ目掛けて飛来する。 「うっ……!!」 「ストーンフリー!オラァッ!!」  同時にタバサがライフルの弾丸に翻弄されている隙に、自らのスタンド「ストーンフリー」を 展開しつつジョリーン――空条徐倫がタバサに密着して来る。  タバサは攻撃用DISCのザ・ハンドで応戦しようとするが、精密動作の難しい ザ・ハンドでは、中々ジョリーンのストーンフリー相手に直撃を与えることが出来ない。  逆にジョリーンの側もザ・ハンドの一撃を警戒しているのか、その攻撃も  タバサにダメージを与えると言うよりは、タバサの行動を封じて 致命的な隙を作る為の牽制に徹している風にも見える。  そし...
  • 不死の使い魔 召喚7回目
    空に輝く二つの月が一本の木を照らし出している 木には一本の剣がロープで吊り下げられていた 「おーい、降ろせー」 剣が喋っている、彼(?)は魔法によって知性を得た剣‐インテリジェンスソードで銘をデルフリンガーという 何故学院の裏庭で木に吊り下げられているかというと、ルイズが鉄をも切り裂くという剣の試し切りがしたいと言い始めた為だ 昼間の武器屋での騒動の後、ルイズは店主に「貴族の使い魔を殺すなんて…」だの「事が公になれば縛り首ね…」だの 様々な文句で脅し付け、店主の持ってきた数々の剣をロハでせしめていた (ルイズが出て行く時、店主は涙目で今にも倒れそうだった、今頃枝振りのいい木でも探しているかもしれない) 「って訳だから、はい、ちょっとぶった切ってみなさい」 ルイズはデルフリンガーを指しながらディアボロに剣を渡す 「うるせー、なに...
  • 不死の使い魔 召喚9回目
    ミス・ロングビルの尊い犠牲によって破壊の杖は破壊され、土くれのフーケは撃退された 破壊の杖の奪還、土くれのフーケの討伐という任務には失敗したルイズ達だったが、 この結果で一応の体裁は取り繕うこと出来る為、まずは良しとされた 今日はトリスティンの王女アンリエッタ姫が隣国ゲルマニア訪問の帰りにこの学院に立ち寄った為、授業が全て中止された そのせいかどうかは知らないがルイズは暇を持て余しているらしく自室でデルフリンガーを相手に話をしている 「娘っ子、お前の使い魔いつでもどこでも真っ先に死ぬってホントかよ」 「ええ、そうよ、私が召喚すれば生き返るけどね」 「何で腰に差してるだけの剣にオレが使われるんだよ」 「他の剣が全部折れちゃったんだから仕方が無いじゃない」 「じゃ何か、おらぁ出番は無いけど巻き添えだけはきっちり喰らう立位置ってことか、おい」 「Ex...
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