突撃
聖戦の系譜、トラキア776に登場する、戦闘を継続させるスキル。
使い所は難しいが、発動すれば一気に戦闘の決着を付けることが出来るというかなり面白いスキルである。
しかし戦闘を継続している以上、敵も攻撃してきて被弾のリスクが高まる側面もある。
最大限にメリットを享受できるのは、相手が反撃できない場面であり、その場合は攻撃を受けないまま一方的に戦闘を継続し続けることが可能となる。
そのあたりは制作側でも考慮しているのか、間接攻撃で反撃を受けにくい弓を使えるユニットがこのスキルを所持しているケースが多い。
ただし、下記のようにどちらの作品でも今一つな面が否めなかった為かその後のシリーズでは登場していない。
聖戦の系譜
説明文は
「身軽であれば時折戦闘が継続する」。
初見では説明文だけで
追撃とどう違うのか察するのは難しいだろう。
「身軽であれば」という説明文だが実際には、攻撃→反撃(→再攻撃)と戦闘の一連の流れが終わった際にHPが25以上有る時、
『こちらの攻撃速度-相手の攻撃速度+(HP/2)%』という確率で発動する。
この際、発動回数に制限はなく、1ラウンド終了した時点で条件を満たせば、何度でも発動し続けることもある。
一般的に軽んじられているのは狙って発動しにくい序盤の印象がある為で(相手の
攻撃速度にもよるが
ノイッシュの初期値+無傷の状態で良くて約20%程度)、HP量が発動率に一番大きく影響する為、後半になればなるほど発動を期待できる。
特に子世代では
カップリングによる
成長率の底上げでHP成長率が100%を超えるのが普通であるため、受け継がせた子供が育ちきる頃には他のスキルと合わせて大体敵を倒しきるようになる。
なお、突撃が発生した戦闘でレベルアップすると、乱数の処理が正しく行われず、成長率が激減するバグが存在する。
例え成長率が100%を超える項目ですら上昇しないこともある。
このバグの影響が著しいのが本作の
闘技場であり、ラウンド継続が突撃のスキルを必ず発動する形で処理されているため、決着に時間がかかると高確率でこのバグの被害を受けてしまう。
幸いにも、一度中断して再開し、そのラウンド内で倒せばこのバグも回避できるため、多少面倒でも撃破直前に中断を挟むようにしたい。
トラキア776
『こちらの攻撃速度とHPが相手より高い時に必ず発動する』ように。
確率に左右されない事は大きいのだが、弊害(
突撃死を参照の事)もトラキアのゲームデザインでは大きい。
12章外伝にて入手出来る
突撃Mを使えば誰でも取得出来て、
どちらかと言うと間接攻撃が出来て回避が高いキャラ向けではあるが
下手すると突撃死メンバーが増えるだけになってしまうので良く考えなければいけない。
突撃所持者が
ロングアーチ系統の敵に狙われると、遠距離武器であるアーチが追撃で2回攻撃している…ように見えるレアな戦闘シーンが拝める。
一見ネタ的な光景に見えるが、
上策を完遂するのに必要なターン数が突撃所持者だと半分で済むので、急いでいる場面や、せっかちな人にはメリットにもなり得る。
でもやっぱり危険なのでオススメはしないが。
最終更新:2024年11月23日 02:47