白輝士(しろきし)


「白輝士」と名の付いたモンスター群。
属するモンスターは全て特殊召喚モンスターであり、《アダマンティアの白輝士》以外はエクストラデッキに入るモンスターである。

一部のモンスターはギリシャ神話に登場する神が元になっている。
属するモンスターの内、ルール上「黒輝士」モンスターとしても扱う4体と《白輝士クロノ》はティーターン十二神の神々が元になっている。
ティーターン十二神はギリシャ神話におけるガイアとウラノスの子孫の総称であり、後述するオリンポス十二神に先駆けて宇宙を支配したとされる。
  • ルール上「黒輝士」モンスターとしても扱う4体はカード名が「〇〇の輝士(きし) △△」の形式になっており、〇〇の部分には色を表す漢字を含む二字熟語が入る。
ティーターン十二神 白輝士(黒輝士
オケアノス
コイオス 黒耀の輝士 イオ
クレイオス
イアペトス
ヒュペリオン 銀月の輝士 ヒュリオン
テイア
レア 白錫の輝士 レア
テミス 蒼穹の輝士 テミス
ムネモシュネ
ポイペ
テテュス
クロノス 白輝士クロノ


ギリシャ神話に登場する神が元になっている残りのモンスターの内、《白輝士イリス》《竜輝士イリス》以外はオリンポス十二神の神々が元になっている。
オリンポス十二神とはギリシャ神話においてオリンポス山の頂上に住まうとされている十二の神々のことである。
ティタノマキアにてゼウスが率いるオリンポスの神々がティーターンを破ったことで、王権はクロノスからゼウスの下に移ることとなった。
  • オリンポス十二神の神々が元になっているモンスターには「白騎士」モンスターと「白輝士」モンスターが存在しており、主神であるゼウス及びその兄弟姉妹は「白輝士」モンスター、それ以外は「白騎士」モンスターとなっている。
    ただし一般的にオリンポス十二神に含まれないハデスが元になっている《白騎士プル》ゼウスの兄でありながら「白騎士」モンスターである。
No. オリンポスの神々
(括弧内はローマ名)
白騎士・白輝士 ゼウス
との間柄
備考
ゼウス
(ユピテル、ジュピター)
白輝士皇ユピウス (本人) 人類と神々の秩序を守護・支配する
ヘラ
(ユノ、ジュノー)
白騎士ユラ 結婚、母性、貞操を司る
アテナ
(ミネルヴァ)
白騎士アーセナ 知恵、芸術、工芸、戦略を司る
アポロン
(アポロー)
息子 芸能、芸術の神
アフロディーテ
(ウェヌス、ヴィーナス)
白騎士フローナ 愛、美、性を司る
アレス
(マルス、マーズ)
息子 を司る
アルテミス
(ディアーナ、ダイアナ)
白騎士ディミス 狩猟、貞潔の女神
デメテル
(ケレース、セレス)
白輝士メーレス 豊穣
ヘファイストス
(ウルカヌス、バルカン)
白騎士ウルカ 息子 と鍛冶の神
10 ヘルメス
(メルクリウス、マーキュリー)
白騎士メルク 息子 伝令神、旅人達の守護神
11 ポセイドン
(ネプトゥヌス、ネプチューン)
白輝士ネプト 海と地震を司る海洋神
12 ヘスティア
(ウェスタ、ヴェスタ)
白輝士ティア 炉の女神
13 デュオニュソス
(バックス)
豊穣、葡萄酒、酩酊の神
14 ハデス
(プルート)
白騎士プル 冥界の王
15 ペルセポネ
(プロセルピナ)
白騎士セルピア 兄嫁 冥界の女王
一般的には表の1~12をオリンポス十二神とし、この場合は男神と女神がそれぞれ6人ずつになる。
ヘスティアの代わりにデュオニュソスを入れる説や、ハデスとペルセポネを含める説もある。

「白輝士」モンスター(※は「白輝士」モンスターに関する効果を持つカード)


「白輝士」モンスターに関する効果を持つカード


関連項目


最終更新:2023年09月23日 19:24