切られた革紐亭きられたかわひもてい / The Severed String
その内部には、帝国兵用の兜が置かれており、ドレストの出自を物語っている。
ドレスト
偵察隊にいたんだが、
黒渦団の奇襲で部隊は全滅した。
悪夢のような……いや、悪夢そのものの撤退戦だった。
泥を飲み、地虫を食って、生き残ったのは俺ひとり……。
いったい、何のために!? 俺は生粋の帝国市民じゃない!
故郷の
ダルマスカは、帝国の属州に組み込まれた国だ!
俺はエオルゼアに、これっぽっちの恨みもない……ッ!!
憎しみあう必要のない者たちが殺しあう……。
これが、戦争ってものだとしたら!
狂ってやがる……ッ!
俺は……生きる……!
故郷にいる子供たちの顔をもう一度見るまで!
こんなところで……死んでたまるかッ!
最終更新:2014年05月31日 18:43