リムサ・ロミンサりむさろみんさ / Limsa Lominsa


エオルゼア六大都市のひとつに数えられる海洋都市国家。
海洋と航海を司る女神リムレーンを守護神とし、海の都とも称される。
バイルブランド島の南部に位置するラノシア地方を領有する。

国旗とモットー

国旗は「赤地に黒のロングシップ」の図案で「龍船旗」と呼ばれる。
赤は犠牲となった仲間たちの血、黒のロングシップは海賊船を意味するという。
モットーは「海が全てを呑み込むまで」

歴史

約700年前に大勢の移民を載せた建国船「ガラディオン号」が漂着。
その船を元に、ガラディオン湾の岩礁に都市を築いた。
当初の移民は、大半がルガディン族(一部にエレゼン族)だったが、
都市国家戦乱期に周辺の島など、外部から移民が相次ぎ、他民族都市となった。

主要部族

  • ゼーヴォルフ
    • 海の狼と畏れられた北洋の海洋民。建国船「ガラディオン号」でやって来た。
    • この時の船員には、エレゼン族なども含まれていたようだが、あくまで主体はゼーヴォルフだった模様。
  • ミッドランダー
    • 三度の大移動で進出してきた民。どこにでもいる。
  • プレーンフォーク
    • 南洋諸島から交易を通じて入ってきた民。
  • サンシーカー
    • どのように進出してきたのかは不明。それなりの数を都市内で見ることができる。
  • キキルン族
    • 船乗りや商人として働く者がいる。

政治形態

「提督」と呼ばれる首長が国を導く。現在の提督は「メルウィブ・ブルーフィスウィン」。
「提督」は数年毎に行われる提督決定レース「トライデント」の勝者が就任する。
歴史的に海賊の影響が大きいためか、トライデントは海賊団単位で争われ、
勝利集団の首領が「提督」につき、その部下たちが国家運営の主要ポストに就くケースが多いようだ。

産業

  • 海賊業
    • 歴史的に海賊都市と呼ばれるほど、海賊業に依存していた(移民国家であり当初は貧しかったためと思われる)。
    • 現在ではメルウィブ提督の方針により、海賊行為は禁止されている。
    • ただし、私略船免許を発行しており、ガレマール帝国船籍の船に対しての略奪は認めている。
  • 漁業
    • 網組という漁師の寄り合いが多数存在し、遠洋漁業も行っている。
  • 鉄鋼業
    • 冶金術や板金加工の技術に優れ、武器甲冑の製造が盛ん。
    • かつてはコボルド族との間で、この分野における技術交流も行われていた。
  • 造船業
  • 農業
    • 元海賊の労働力を活かし、内陸部への入植政策を推進している。
    • 小麦や葡萄、ラノシアオレンジなどの生産が盛ん。
  • 畜産業
    • シープやドードーの飼育が盛ん。羊毛の産地として有名。
  • 海運業・海洋交易
    • 大型船を生かした海運業が盛ん。
    • エオルゼア内だけでなく近東のサベネア島や、南洋諸島などとも交易している。

敵対関係

リムサ・ロミンサは獣人に寛容であり、都市内にキキルン族ゴブリン族マムージャ族を受け入れている。
しかし、バイルブランド島の先住民であるコボルド族とは、長らく敵対関係にあった。
一時期、「海の恵みは人のもの、大地の恵みはコボルド族のもの」という協定を結ぶことで、平穏だった時期もあったが、
コボルド族の人口爆発による南下と、メルウィブ提督が進めた入植政策による内陸部開発がバッティングし、
現在では対立が激化している。

蒼茫洋を根城とするサハギン族は、歴史的に外洋船を襲う存在として脅威であった。
しかし、第七霊災によって産卵地を失ったサハギン族が、新たな産卵地を確保するために、
西ラノシアハーフストーンに進出してきたことで、さらに対立が深まっている。

第七霊災直後の混乱した時期に第XIV軍団の侵攻を許し、東ラノシアの一角を占拠されている。
なお、第XIV軍団の目的はラノシアの本格的な侵略ではなく、あくまでもダラガブから剥落した
古代アラグ文明の遺物の調査であった。

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最終更新:2014年05月19日 00:51