基本概要

■Final Cut Express基本概要

Final Cut Express(以下FCE)はプロ用で実績の高いFinal Cut Pro(以下FCP)を一般向けに機能限定して安価に提供されているアプリケーションである。
機能限定とは言え、かなり高度な事も可能になっているので、是非使いこなしてみてほしい。

基本的にはFCPの機能をDV(DV規格)及びHDV等の一般向けビデオ機器専用として調整された物であると言える。
そう言ったことから、作業スペースはNTSC DVの720×480サイズがデフォルトとなっている。
DVの720×480はピクセルが正方形以外の形を取れる。
その事から、ワイド(16:9)及び4:3 SDサイズ可変となっているので、作業時にはこのどちらかを選択して作業することになる。
この事で注意すべきは、DV以外の正方形ピクセルを使うフォーマットで書き出す際に、サイズ指定しない場合は全てにおいて720×480で書き出され、3:2画面になる。
16:9ワイドで作製された物だと縦に長い形になり、4:3 SDで作製された物の場合は横に伸びた形になることを念頭に置いて欲しい。

基本的に、FCEは直接的ににファイルの切り貼り等を行っているわけではない。
あくまで読み込んだファイルを参照して「シーケンス」と言う形の編集ファイルを作製し、それを元にして動画を描き出していると言うことを念頭に置いて貰いたい。
一般的にこれを「非破壊編集」と呼ぶ。
つまり編集段階でカット等を行ったり、その他エフェクト等をかけたとしても、読み込んだ元ファイルには一切上書きが為されないと言うことだ。
どんなに失敗したとしても幾らでも元に戻って編集が可能なので、恐れずに何でも試してみるのが理解への早道だろう。

FCEは一般に使われる多数の動画フォーマットの読み込みに対応している。
しかし、基本的にFCE内部はDV準拠の形を取っているので、読み込んだ後はDVファイルに成ると思って差し支えない。
そう言った複数のフォーマットを平均化し、編集しやすい形にするための基幹技術としてRT Extremeという技術が使われている。
RT Extremeは、リアルタイムエフェクトやレンダリング無しのプレビューを可能にするための技術でもある。

注)RT Extremeと言うのは、前述の通りリアルタイムエフェクトやレンダリング無しのプレビューや高速表示の為の技術であるが、マシンの処理能力に拠る部分が大きい。
つまりRT Extreme無制限(RT 無制限)モードの場合は重い処理等行うとコマ落ち等の障害が起こる事がある。
そう言う場合にはRT Extremeセーフ(RT セーフ)を使うと、あらかじめ処理の重いリアルタイム不可の場所を未レンダリングのまま再生する様になる。

■LiveType基本概要

■SoundTrack基本概要

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最終更新:2008年06月08日 22:30
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