フィールドワークの目的
フィールドワークで資料を探す、という考えは避けた方がよろしいかと思われます。
求める資料が必ず見つかる確証はありません。また、見つかってもまとめる時間があるとも限りません。
フィールドワークの目的は、資料を探しに行くことではありません。資料はフィールドワークの前に既に揃え終わっておいてください。
フィールドワークでは、資料だけでは絶対に得られないものを探しに行くと考えてください。
その土地を実際に歩いた印象や、名産品を食べた時のおいしさ――そういう経験を得ることが目的なのです。資料に+αできる体験的な要素を求めて旅立つのです。
だからこそ、
最低限、事前調査に書いてある事項をチェックしておいてください。
フィールドワークですべきこと
上に、経験を得ることが目的と書きました。
では具体的にどのような経験をすればいいのか、例をいくつかしめしますと――
- 羊羹工場見学(名張)
- 酒蔵見学、試飲(名張)
- 忍者村にて忍者の生活を体験(伊賀)
- 伊賀にて、名産品の伊賀牛を食する(伊賀)
- 名産の片焼きを食べる(名張)
- 名産のブドウを食べる(名張)
ちなみに、上の例は伊賀・名張フィールドワークの仮プランから抽出しました。
なんだか遊びに行くような印象がありますが・・・・・・楽しくやることが大事ですので。
なお、発表のスライドで写真を使う可能性がありますので、当日は最低一つカメラを用意してください。
最終更新:2007年03月02日 02:09