麻生太郎研究まとめサイト@Wiki

第四週

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2008年12月26日


◇全国幹事長・政調会長会議

Q 今日午後、自民党の全国幹事長・政調会長会議が開かれました。質疑応答の時間もなく、地方の幹事長らから、造反した渡辺議員の処分が軽すぎるとの要望を執行部にしたかったと会議終了後に記者団に話していますが。
A 全国幹事長会議をこの時期に政調会議を含めて、やった例は過去にあまりないと記憶しています。少なくとも、2次補正、また本年度の予算。ということをきちんと説明しないと新聞読んだだけでは分からない。従って、きちんと説明する必要があると思ったんで、そういう意味での対応をさせていただいたんですけども、よく話を聞いてもらったのが1点。補正を上げてもらいたい。また、補正が上がるという段階じゃないけれども、地方はその準備を今のうちからやってもらいたい。いうような声が多く挙がったと、思いますんで、やはり地方は、予算とか補正とかいうものは景気にもっとも影響を与えるということを一番、現場で知っている。そういう感じが改めてしましたんで、補正予算というものを早く上げるということに力を注ぎ、また、本予算につなげていくというのが、一番になる。それが今日感じた一番の実感です。

◇渡辺元行革相への処分

Q 渡辺議員の処分をもっときつくした方がいいという声も聞いていますが。
A それは、別に総裁の話じゃないでしょ。

Q ほかにも、もっと一致団結して行動してほしいとか、規律ある行動をとってほしいということを話している人もいて、麻生離れを危ぐする地方の自民党員の声がありましたが。
A 全然、そういう感じしませんね、正直言って。あの渡辺美智雄(発言そのまま)を断固処分する話というのは、そりゃ全国からいっぱい来ていますから。手紙で既にあっていますから、何もあの場で言わなくても、みんな知っておられる方大勢いらっしゃいますから。栃木県連はじめ、いろいろ申し訳ありませんと言っておられたんで、この種の話をこの場で言いたいという話と、麻生離れの話は全然違います。

◇ソマリア沖自衛隊派遣

Q 今朝、浜田防衛大臣にソマリア沖の海賊対策について、自衛隊派遣の可能性を指示したそうですが、具体的には。
A ああ、これは従来からもう海上警備行動でやれる範囲。いろいろな制約、というものがありますから、そういったものをきちんと、今のうちから対策を立てておかないと、後になって慌てることになるので、きちんと対応をする準備をやっておく必要があるという話をしました。

◇1.5メートルの男

Q 総理は近付けば、近付くほど魅力が伝わるということで半径1.5メートルの男と。
A 近付けば、近付くほど何が伝わる?

Q 魅力が。
A あ、俺の話ね。あん。

Q 半径1.5メートルの男と評されていますが、支持率は落ち続けました。このギャップをどう説明しますか。
A うへへ。わははは。まあどうしょうもない。答えようがありませんね。答えを知っているのはみなさんの方じゃないでしょうか。聞く相手が私じゃなくて、別の方に聞いた方が、いいと思いますよ。

◇仕事納めと1年を振り返って

Q 総理、今日はですね、2008年の仕事納めということですけれども、今年1年を振り返ってみて、どんな1年だったでしょうか。
A ハハハ。今年1年。前半と後半と私の場合は2つ違うのかな?後半は8月、幹事長ということになってからの約6カ月、5カ月ぐらいが、忙しかったんだと思いますが、少なくとも、総裁総理になってからの後、基本的に一番の騒ぎは、やっぱり金融危機というものが、少なくとも世界中の人が想像していたよりはるかに大きかった。その影響がものすごく厳しかったと、こりゃ、金融関係の人は例外なく。また自分で経営している人も実物経済、実体経済に与える影響も大きかった。こっちの方が正直、私も「これほど」っていう感じがしていませんでした。戦後、経済指標がこれだけカーブが急激に落下した例が過去にないと思います。
 従って明らかに今年初めから「景気がおかしいんじゃないかな」と自分自身で地方を回って思ってたんですが、そのころ景気が悪いなんてこと書いてたマスコミはゼロです。従ってそれが後から思い返すと、あの時から悪かった。というのが指標ではっきりしていますから、その意味では今年後半は一挙に来たなっていう感じだったんで、これは自分なりには少なくとも経済とか、経営とか、景気とか、金融とか、少なくとも自分のこれまでの経験をすべてたたき込んで、これと戦い抜かないかんというところが、やっぱり後半のところの、この数カ月間、最もきつかったところだと思います。
 おかげさんで予算も我々の考えているところ、それなりのものが出来上がったと思いますし、ずいぶんいろいろ反対もありましたし、いろいろ言われもしましたけれども、最終的に、地方が大事だということで地方の交付税1兆円というものはきちんと対応が出来ましたし、また、いわゆる社会保障とか、年金とか、例の2分の1の話も予定通り、一応の道筋が出来ましたし、また、消費税含めて2011年までに税制の抜本改革やります、景気を向上させてというところも、そういったところが一応、できた形になりましたんで、これ、今年後半の部分から言ったら、そうですね、よく戦ったかな?という感じ、よく戦ったという感想でしょうか。

◇年末年始

Q 総理、最後の質問なんですけれども、今年の年末、年始、どのように過ごされますか。
A 年末年始。どうやって過ごすか。どうやって過ごすか。うーん、そうですね、どうやって過ごすか。あんまり東京にいた経験がないんですけれども、自宅にいることになりましたんで、自宅で、もう一回ゆっくり考える時間と、本を読む時間を得たいと思っています。


2008年12月25日


◇臨時国会閉会

A はい。

Q よろしくお願いします。今日、正式に臨時国会が閉会しまして、総理として臨まれた初めてのねじれ国会でしたけれども、ご感想をお願いします。
A ッヘヘ。感想。9月の24日に首班指名が終わってますんで、あれから数えて92、93日? そうですねぇ。補正予算、テロ特措法、銀行機能強化法、日銀副総裁。あのー、この間にいろいろありましたけれども、成果は上がったと思っています。
 福田総理から辞任の話をうかがった時にこの補正の話など、いろいろ宿題みたいな話があったものはいずれも宿題は出来たということだと思っていますので、まあ、93日間の間に、いずれも課題が出来たというのは、何? 成果として上がったと思わないとういかんでしょうね。いろいろ言えば、いろいろあるでしょうけれども。あたぁー、感想といわれりゃー、えっ、まだ3カ月しかたってないのって感じ。なきにしもあらずですね。もっとたったような気がしますよ。はい。

◇渡辺喜美議員の造反

Q 昨日なんですけれども、渡辺喜美議員がですね、「今の閉そく状況を打破するためには解散総選挙しかない」などとして、民主党提出の解散要求決議に賛成をされましたが、総理はどのように受け止められますか。
A そうですね。党できちんとした話をまとめた上での話に反しておられるわけですから、党員としてはいかがなものか、そう思いますけれども。

Q 総理、その渡辺議員がさらに発言をしておりまして、定額給付金が「党内で評判が悪い」と発言をしておりまして、今後、造反が出る可能性が指摘されているんですが、そのように党内に理解を求めて行くお考えでしょうか。
A あの、基本的には今、言われたように、渡辺先生がさらに、何? 造反みたいな話をされるかと。その、その段階で党の執行部としてしかるべき対処されると思いますね。それから、いろいろもっと輪が広がると。そんな感じはありません。

◇ソマリア沖への海上自衛隊派遣

Q 次に海賊対策なんですけれども。
A 何対策?

Q 海賊。
A あーあー、ソマリア、はい。

Q 政府は今、海上自衛隊のソマリア沖派遣を検討しておりますけれども、海上警備行動ですと、日本に関係のない外国船籍の警護はできませんけれども、総理は海上警備行動での派遣をお考えでしょうか。
A 今、日本の便宜的置籍って分かります? あの、日本が持ってんだけど、便宜上、日本のあれではないというようなもので、詰めれば日本の財産みたいなものでも、あのー、別の国籍になっているから、何もしてないとかいうのがいくつかこれまでもありましたので、そういった意味では結構、日本の財産が侵されているという現状がありますので、ことは急いでいると思いますんで、取り急ぎ今の法律でっていうのが、ことを急いでいるということで、各国いろいろ対応しておられるように思いますんで、日本も当然、対応すべきだと思います。
 ただ、今、言われたように他国の分は、「それはうちの船じゃないから、助けません」なんていうのはいかがなものかと思いますんで、法律的、全体としては法改正というものを考えるべきだと思います。ただ時間がかかる、と思いますんで、取り急ぎということであれば、海上警備行動で対応するということ。

(秘書官:はい!終わります!)

Q 次の国会で法律の改正ですとか、新法の制定をされるお考えは。
A ああ、検討中です。

(秘書官:はい、終わります)


2008年12月24日



2008年12月22日


◇重点化枠

Q 総理よろしくお願いします。
A はい。

Q 来年度予算の。
A 来年度予算、はい。

Q 重点課題推進枠について。
A はい。

Q 生活防衛や地方の底力など5つの項目について配分を指示されました。医師不足などについても手厚い配分を指示されたとのことですが、まず一つ、手応え。それと…。
A 手応え?

Q はい。あと判断に至ったこの理由、これをお聞かせいただけますでしょうか。
A 生活防衛っていうところと、地方の底力。これが一番の重点化枠として、最初から言っていましたんで、その分に関して、さらに出来るところがあるのではないか。というところで、主にその2点に集中して配分するように指示をしたということだと思いますけれども。
 今言われた話で、地方の生活で、たとえば今の医師不足の話とか非正規雇用の話っていうのは、そこんところに入ってくるんだと思いますが、やっぱり今一番身近な話になっていると思いますけれどもね。地方の底力のところでは食料の自給率の話のとこに関しては、いわゆる農林水産省、これちょっと説明するとすごく長くなりますんで、そういったところ。基本的には、うん、地域の活性化、いわゆる地方の底力、それと生活防衛、この2つを基本的に主力においたということ、うん、あの3300の内容の基本はそれです。

◇雇用対策

Q 今、この中で非正規雇用者の話がありましたが、次、ちょっと雇用問題についての質問なんですが、アメリカのオバマ次期大統領が就任後2年間で300万人の雇用創出を目指すとされています、言っておられます。それで今回政府が示した一連の経済対策、雇用対策でどれぐらいの規模の…。
A ああ、計数。

Q はい。
A 計数は、まだ、そこまであの計算が出来ていないと思います。今から計算させます。させてます。

Q あ、そうですか。じゃあ、たとえば今、3万人の非正規雇用者が職を失うかもしれないという中で、その中でどのくらいがカバーとか、そういう話には。
A ああ、そこの数字の、数字の詰めは出来てません。これは企業の対応が違いますから、そこんところは読めません。企業、企業あたりの対応が違ってきますから、そこのところでどういった対応が出てくるか、それは各企業というところの対応、というとこ、ちょっと読めませんので分かりません。

Q 計数は、じゃあ出ますか?
A 計数は、今とりまとめている。政府がやる雇用として出来るという部分に関しては、今、計数、まあしばらくかかるでしょうけれどもね。

Q テレビ朝日が行った世論調査で、麻生内閣が雇用対策にしっかり取り組んでいると思うかという質問に「思う」と答えた人が11・5%、「思わない」と答えた人が75%だったんですが、これについてどう思いますか。
A ああ、それはまだ今、始まったばっかりですから、まだそこらのところは、ところまで至ってなくて当然だと思います。従って今、党としても政府としてもそういった雇用対策をいろいろやっているんだという話を今から丁寧に説明していく、今からの話だと思います。

◇訪韓予定

Q 総理、ちょっとすみません、ちょっと変わりますが、先日の日中韓で。
A はい?

Q 先日の日中韓で。
A 日中韓、はい。

Q 李明博大統領から訪韓の要請を受けていると思いますが、年明けに訪韓されるように検討されているところはありますでしょうか。
A あのー、えーっと、先月かいな、ああ今月か、直接、訪韓の要請がありました。「検討させていただきます」とお答えしておりますので、検討中としか今の段階では答えようがありません。

◇政権発足3カ月

Q 総理、24日で政権発足3カ月を迎えますが、この間…。
A そうかね? ふうん。はい、それで?

Q 当初の予測と違った部分もおありだと思うのですが、この3カ月を振り返ってどのようなご感想をお持ちでらっしゃいますでしょうか。
A そうですねぇ。感想。ほー。まだ3カ月かよっちゅう感じですね。もうちょっとたったような気がするような、時間がたったような気がする。予定より何か、いろいろなものがずいぶんたくさん起きましたし、景気等々、アメリカなんかの場合の落下、それから日本の、んー、企業業績の悪化はたぶん過去に例を見ないくらい起きていると思いますよ。普通だったら、まあ、こういう具合に落ちる、景気だったらこう。それがこう、ストーンと落ちているっていう感じ、がしますけれどもね。多分、経営者やってらー、同じような感想を持たれていると、私はそう思いますけれども。
(秘書官:「はい!」)
A これは予想以上に早かった、そこが一番我々としては、「わぁー、これは景気の落ち方が激しいな」っていうのは、正直、私の中では一番しんどいところかな。
(秘書官:「はい、終わります」)



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