悪影響論関係
暴力表現などの影響について書かれた本です。
- テレビゲームと子どもの心―子どもたちは凶暴化していくのか? (坂元 章、メタモル出版)
- 科学的な研究に基づいたゲームの影響論が述べられています。著者はCERO理事。
- ダメなものはタメになる(スティーブン・ジョンソン、翔泳社)
- テレビやゲームの一般的な悪影響議論とは別の視点からメディアの影響を述べている本です。
- 議論のウソ(小笠原 喜康、講談社現代新書)
- ゲーム脳についての記述あり。
少年犯罪関係
一般に流布している少年犯罪悪化論に流されず、正確な知識を手に入れましょう。
- ホラーハウス社会(芹沢 一也、講談社+α新書)
- 治安はほんとうに悪化しているのか(久保 大、公人社)
- 少年犯罪―ほんとうに多発化・凶悪化しているのか(鮎川 潤、平凡社新書)
- 犯罪統計入門(浜井浩一、日本評論社)
- 犯罪不安社会 誰もが「不審者」? (浜井浩一・芹沢一也、光文社)
疑似科学、科学哲学関係
数々の安易な表現悪影響論に対処するためには、まず科学とは何であるかを理解することが理論的な基礎として必要です。
- 人はなぜエセ科学に騙されるのか 上・下巻(カール・セーガン、新潮社文庫)
- 旧題 カール・セーガン科学と悪霊を語る
- 科学哲学の冒険―サイエンスの目的と方法をさぐる(戸田山 和久、日本放送出版協会)
表現の自由関係
表現の自由そのものについての本です。
- 表現の自由を脅かすもの(ジョナサン・ローチ、角川書店)
著作権関係
- 著作権とは何か―文化と創造のゆくえ(福井 健策、集英社新書)
- 著作権の入門にどうぞ。
- Free Culture(ローレンス・レッシグ、翔泳社)
- 日本の同人誌についても触れています。
その他
- コミックマーケット30'sファイル―1975‐2005(コミックマーケット準備会編、有限会社コミケット)
- コミケの前に立ちはだかった表現規制などの様々な出来事について書かれています。また、コミケに関する報道や書籍も紹介されています。膨大な情報量があり読み物としても面白い書籍です。