エリアルール

●エリアルールの概要
 エリアルールとは、シーンの舞台をひとつのエリアとして処理するルールである。
 例えば部屋Aと部屋Bは別のエリアとして扱う、という形になる。
 これは必ずしも明確な区分けを必要とするわけではない。
 特に都市が舞台ならば、イベントごとにエリアを分割するといいだろう。


●エリア内での行動
 自動的に発生するイベントがある場合、まずはそちらを処理すること(敵との遭遇など)。
 その後、PCは次のエリアに進むか、そのエリアに留まるかを選択する。
 エリアに留まることを選んだ場合、各PCは任意の行動を行うことができる。
 ルールとして用意する行動は以下の通りである。

▼トラップ探知
 そのエリアに罠がないかを調べる。
 これはエリア全域を調べるもので、判定は【感覚】で行う。
 GMは達成値に応じて情報を公開すること。
 特定のオブジェクト調べる場合は、エリアではなくオブジェクトを対象に行うこと。
 エリアを対象としたトラップ探知では、オブジェクトのトラップ探知まではできないものとする。
 また、特定のスキルを使用してトラップ探知をしてもよい。

▼探索
 エリア内の様子を調べる。
 判定は【感覚】で行い、GMは達成値に応じて情報を公開すること。
 また、特定のスキルを使用して探索をしてもよい。
 なお、探索ではトラップを発見することはできないものとする。

▼協調行動
 なんらかの判定を行うPCを対象に宣言する。
 【MP】を3点消費して、対象PCが行う判定の達成値に+2する。
 これは複数人が同時に行えず、1人だけが宣言できるものとする。
 また、1人のPCが行える協調行動は、1シナリオに1回までとする。

▼スキル・アイテムの使用
 取得しているスキルや、所持しているアイテムを使用することができる。
 GMは状況によっては使用を却下しても構わない。

▼休憩
 D66を振り、休憩を行うことができる。
 効果は休憩表を参照すること。
 効果の適用後、【HP】か【MP】を選択し、3点回復させる。
 ゲーム内時間で1日に1回まで行える。
最終更新:2013年04月06日 22:18