ここでは魔術決闘、通称フェーデを行う場合のルールについて解説する。
フェーデがどのようなものであるかは、用語集を参照すること。
■申し込みと受理
フェーデを行うには、まずその旨を伝えなければならない。
相手に対し、代表者がフェーデを行いたいと申し込み、受理されたら成立だ。
ただし大抵の場合、申し込むには正当な理由が求められる。
名誉を汚された、暴虐を誅する、仇討ちを依頼された、などだ。
逆にフェーデを申し込まれた場合、受理するかどうかは自分次第だ。
■立会人の選出
双方が合意に至った場合、次に立会人を選出する。
立会人は公平な第三者であることが条件だが、引き受けてくれる者がいない場合もある。
そんな時は警察などに連絡して、公務員に立会人になってもらうといいだろう。
■ルールの協議
最後にどのようなルールでフェーデを行うかを協議する。
一般的には人数の確認と、事前準備と制約の有無を協議する。
人数の確認では、何人までフェーデに参加できるのかを決定する。
事前準備の有無では、フェーデの前に魔術などで準備していいかどうか。
制約の有無では、特殊な条件(例:物理攻撃禁止)を設定するかどうか。
もっとも、自分に有利なルールを設定しようとして、協議は難航することが多い。
そのため大抵の場合、フェーデはスタンダードルールと呼ばれるものを採用する。
それが自由参加、全体で3つまで事前のスキル使用許可、制約なし、というルールだ。
このスタンダードルールを、俗に「チャージ3回、フリーエントリー、ノーオプションバトル」と呼ぶ。
■勝敗について
制約がない限り、代表者が[戦闘不能状態]になることで決着とする。
そのためフェーデを挑む時は、誰が代表者になるか、というのが重要だ。
最終更新:2013年05月23日 17:09