地区紹介
十五地区に分かれていて、それぞれ特徴と役割を持つ。
現在八つまで公開。
【九陣地区(くじんちく)】……首都。高層ビルが立ち並ぶ経済の中心地。妖が異常に少なく、耐性のある人間や建物がない。そのため妖が紛れ込んだらどんなに弱いものでも危険である。
- 八つの方位陣と中央に陣が一つあるために名付けられた。地域的役割は、結界内の安全。
【魂迷地区(こんめいちく)】……首都と隣接しているが、開拓されていない野山が多い地域。海から山まであり、地域内でも景色が全く違う。首都に隣接している地域は住宅が多く、ホームタウンの役割も果たしている。
- 妖怪が多く集まることから名付けられた。地域的役割は、帰る場所・安寧の地。
- 干支神会の本部がある。中学校がある。
【街苑地区(がいえんちく)】……首都と隣接していて、九陣地区程では無いにしても結界が張られているため妖の少ない地域。山を切り崩した都市が多く、貴重な平野では本国の食料自給率の四割を担っている。そのうち都市部への供給量は全体の四分の一に相当する。
- 街としても発展していて、住みやすい町第一位である。千代中学、千載高校、千歳大学がある。地域的役割は、命の育み・生活の場。
【陰陽地区(いんようちく)】……山奥にあり、古来からの習わしを続けている地域。悪習も根付いているためにあまり人がよってこない。が、優秀な人材が出てくるのも事実である。
- 陰陽領と陰陽師の屋敷が集まっているところから名付けられた。地域的役割は、発祥の地・始まりの場所。
【幽楽地区(ゆうらいちく)】……古来の都の外見をそのまま残した地域。第二の首都であり芸能が盛ん。富豪や高貴な家柄の人間が多く住むことでも知られている。
- 妖も遊ぶほど古くから賑やかなので名付けられた。地域的役割は、文明の構築と心身の娯楽。
【封話地区(ふうわちく)】……低い山と街がある小さな地区。田畑が多く住民の気性も穏やかなため妖の事件が少ない。
- 埋蔵金伝説やお伽噺の舞台になっていることが多いことから名付けられた。地域的役割は、伝説の保護と真実の証明。
【霊庵地区(れいあんちく)】……山の中にある地区。集落程度の村しかなく、人口も年々減っていっている。奇怪な噂が多く、出身者は珍しがられる。
- 霊が住む場所と名付けられた。地域的役割は、真実の隠匿と悪意の放出。
【幻沃地区(げんよくちく)】……この国最南端の地域。観光業が盛んで島と島を行き来することもできる。本国とは離れているため変わった文化と住民性で目に見えないものとの関わりが生活と密接している。
- 幻が充満している場所と名付けられた。地域的役割は、一時の休息と時物の変化。
最終更新:2014年03月11日 23:40