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一時の夜は明けた。
『死森の薔薇騎士』が解除されても、闇が消えただけで戦いの惨憺たる有り様が元通りになるわけではない。
建造物や街路樹は軒並み養分となって灰化して、外の冥界と大差なく枯れ果てている。
空気も凍土並に冷え込んだ廃都で、二者は対峙していた。
「……」
「フ───ッ、フ───ッ……」
疲労の色は出てるものの未だに完聖体を保持した雨竜に対し、ヴィルヘルムの消耗の方が一回り以上大きい。宝具が解かれてる以上、これは自明の理。
宝具維持の魔力効率と上昇率が大幅に増す夜間でなく昼間の使用。開帳に必要な手順となる詠唱を飛ばした強制発動。
急激に魔力を削られる中、保管令呪で水増ししてもなお十全には届かない、不利な条件を多く抱えていた。
さらには創造下における弱点の付与。
肉体の吸血鬼化は恩恵だけでなく、民間に伝わる吸血鬼の弱点さえも内包してしまう。
この強制力は致命的で、突かれれば何の神秘も持たない人間であっても倒される可能性すらあるもの。「光」「十字架」はその代表格といえるだろう。
その上吸収能力の実質的な無効化。回復のコストを相手に押し付けられる薔薇騎士の売りを、全て踏み倒されてしまった。
石田雨竜という英霊こそは、
ヴィルヘルム・エーレンブルグの天敵であったというわけだ。
むしろこれだけ悪条件が揃ってもせめぎ合いにまで持ち込んだヴィルヘルムこそが本当の異常性だ。
それが分かってるから、雨竜も迂闊に手を出せない。
消耗を強いられたのは同じだが、余力の残量はこちらが上。追うも引くも今なら自由。当初の予定は達成している。
「……ったく。本人が出張ってこねえ癖して、似たりよったりの奴は寄越しやがって……」
悪辣さの抜けた、見た目の年齢相応のぞんざいな声がした。
遠くにいる誰かに、届かないとわかってて呆れた愚痴を投げつけてるような、穏やかな語り口。
「アイツのいう主ってのは嫌がらせの達人なのか? なぁにが愛溢るる教えだよまったく。
ああクソが、マキナと同じどツボにはまりそうだぜ。本当に不在なんだよなメルクリウス……?」
戦いが日常の生きる場所とするヴィルヘルムには、仇敵との果たし合いも気心しれた同胞との戯れの延長線上にある。
意識して切り替えるような境界は存在しない。懐しむ記憶に対しても、今ではこの手で殺せなかった残念が大半を占めている。
「ああ、だがいいぜ。それを乗り越えてこそ呪いの超克……ってな」
白昼夢から覚めるように元の殺気を放つ。質の方向性のみが変化して。
思い起こされるのは、かつて刻まれた呪い。
『望んだ相手を必ず取り逃がす』。
本当に欲しいと願った者、心の底から倒したいと思う程に、それを横から奪われるという宿命。
言葉は魔術の師となる男から贈られたものだが、あくまで自覚を促されただけ。
呪いの本質は、自分自身の生き方の根幹に永く根差して蝕んでいる。
払拭する試みが成功した例はない。今度はそうなるまい、必ず手に入れると構えていても、常に改善しようのない間の悪さに見舞われてきた。
冥界の戦争に招聘され、率先すべきは黄金の獣へ勝利と聖杯の献上と決め手はいたが、その考えは頭の片隅に置かれていた。
もしこの儀式が真に詐欺師の介入のない、未知の新世界というならば。
あるいはここでなら、絡みついた因果を切り落とす、絶好の機会となるのではないかと。
そしてヴィルヘルムは出会った。
創造を切ってさえ遂に殺せなかった、またとない極上の敵。
その白(いろ)も。
その翼(すがた)も。
その光(ちから)も。
事もあろうにあの時の、白夜に散った初めての女を思い起こさせる器。
何もクラウディアを殺す再現をしたいなんていう、女々しい真似をしたいわけじゃない。
いわばゲン担ぎのようなもの。見知らぬ土地で会った初対面の相手に既視感を覚えた事に、何かしらの意味づけをしてみただけ。
強いて挙げれば、自分とクラウディアを混ぜ合わせた能力なのが、非常に腹立たしいというぐらいのもの。
つまりはそういう話だ。
「……砲撃が止んだな。結界が張られていた間にデカいのをブッ放したな。あっちの大気の路が焼けてやがる」
「そのようだ。僕も肩の荷が下りた。これでやっとここからお暇できる」
「腑抜けも大概にしとけや。どこまで逃げ腰でいるつもりだぁ?」
「震える脚で吠えても説得力に欠けるね。僕が退いて助かるのは君の方だろう。
もっとも、一戦でこの分じゃ永くは保たない。僕の知らないところで好きに野たれ死んでいてくれ」
挑発も相手にせず立ち去る素振りをしてる雨竜だが、これだけの難敵、放置してしまっていいものかと思案もしている。
別に名も知れぬ葬者と英霊に配慮してるわけではない。聖杯戦争は勝ち抜き戦。馬鹿正直に見敵必殺の構えでいてはすぐ息切れする。
ここでランサーを捨て置いても、再び雨竜がぶつかる確率は低い。
一方で、実際に手合わせした感触から、そう安々と楽観もできない
雨竜が優位に立てているのは、たまたま能力の相性が噛み合ってくれたおかげだ。完聖体もなしに戦うとしたらぞっとしない。
そうした相性や圧倒的な実力もなしで、この男が戦争の終盤までに脱落してくれるかは正味怪しい。
であれば優位と取れているここで討つ方が後々の負担にならずに済むのでは……。
答えの出ない思惑に歯噛みしていると、ヴィルヘルムが予想外なことを切り出した。
「どうあってもケツまくる腹か。なら見逃す代わりに名乗りな、ガキ」
「……今度はどういうつもりだい?」
「戦の作法ってヤツだよ。ここんところ、名乗る間もなくブッ殺される雑魚ばっかりだったからな」
「それは、アレかい。『殺し合いなら自分を殺す相手の名前ぐらい知っておきたい』ってやつかい?」
「へえ、誰かは知らねえいいコト言うじゃねえか。俺にとっちゃ騎士の流儀だが、ああ、そういう気構えは持ってるつもりだぜ」
計略の類は見受けられない。
戦いの中でのやり取りからいっても、名前に呪詛をかけるだとか迂遠な戦法を取るタイプとはかけ離れている。
答える義理はない。断ってもいいが……それで難癖をつけられ、追い回されてはたまったものじゃない。
「石田雨竜。滅却師(クインシー)だ」
幾つか予防線を張って、名を明かす。
吹聴して回られる心配は、実はあまりしていない。誇りを重んじる性格は、些かながらも理解がある。
「ウリュウ、ね。憶えたぜ。やっぱしヤーパンだったか。だがちょい欧州(こっち)の匂いがするな。混じりもんか?」
「自己紹介以上は教える義理はないね。お見合いじゃないんだ。
それで、君は名乗らないのかい。それとも口八丁で真名を聞き出して自分は反故にするのが、君の言う騎士様の流儀なのかな。なるほど見上げた忠誠心だ。主の器が知れるよ」
「焦んなって。厭味ったらしく焚きつけなくても今さら隠し立てなんざしねえよ」
毅然なる名乗りに、ヴィルヘルムはある種の敬意さえ込めて律儀に礼を返す。
未だ虚脱が抜けきれていない腕に、満身の力を溜めた拳を突き上げ。
「聖槍十三騎士団黒円卓第四位、ヴィルヘルム・エーレンブルグ=カズィクル・ベイ。
お前の魂は予約済みだ。ヴァンパイアの名に懸けて誓おう。この戦争で最高のタイミングで、最悪の晩餐に招待してやる。
肉の端から血の一滴に至るまで俺が喰らう。呪いを超え新生した俺の翼の一部となれ。
だから───くれぐれもくたばるなよ?」
恋人を抱き締めるような、愛の告白(コトバ)を送った。
「………………」
雨竜は壮絶な寒気に酷く顰めた顔で、踵を返してマスターの元へ飛び立った。
やはり受けるべきじゃなかった───自分の誤った選択をつくづく後悔しながら。
◇
時は遡る。
これはまったくの余談であり、しかし未来に関わるかもしれない。
猫の尾が何本あったのかを見逃してしまうような、些細な分岐点だ。
「グハッ……ウオオオオ!?」
衝撃。壊音。閃光。
地下通路の洞穴で起きた兇変に
フレイザードは身体を回してもんどり打った。
爆風はない。巨大な何かが通り過ぎ、着弾地はおろか通過した空気をも消滅して生まれた真空が生んだ突風だ。
認識が追いつかない。何が起きたか把握できない。
白貌のランサーとの戦いに集中して、頭の上から墜ちてくる白滅がフレイザードの目には入らなかった。
それだけ意識を注がなければならない強敵だった。そうしなければ光が来るより先にたちまち物言わぬ土塊に分解されていたろう。
そして傾けていたから、直上の砲撃への対応が一手分遅れてしまった。
もう一手、ランサーの退避を怪訝に思い周囲の警戒を高めていなければ、上半身が消し飛ばされていた。即死しなかっただけでもまだ運がいい方だ。
「ぐ……くそ、何だってんだ───」
禁呪法生命の頭部に脳は詰まってはない。重要な機関は胸の核(コア)のみ。脳震盪は概念からしてない。
すぐに混乱から復帰し、状況を把握をしようと立ち上がる。
立ち上がろうと、した。
「……あ?」
視座が持ち上がらない。
待てども体は地面に横たわったまま、フレイザードの意に反して沈黙を貫いている。
腰から上は自由に動くのだ。胴も指も、そこは肉眼でしっかりと確認できている。
「なんだオイ、なんなんだこりゃあ」
では、土埃が晴れた下半身は。
「脚が……俺の両脚がぁあああああ!?」
我が目を疑う惨状に怪物の大口が裂けんばかりに開く。
炎と氷の岩石で出来たフレイザードの両脚は、消失している。
脚の付け根、腿から下をごっそりと抉られ、赤子より短い下肢が晒された。
……禁呪法生命は痛覚が鈍い。
外法で造られた贋作の生命の弊害か、戦闘用の兵器として割り切った運用か。
痛みで判断を間違えない能力は、確かに兵には有用であるように思える。
しかし感覚の鈍さとは、異常を検知する機能も失わせていることと抱き合わせだ。
体の不調、状態の故障を把握できないまま行動する。それは生命どころか道具としてすら完全に壊れている。
そして異常の気づきの遅れとは、得てしてこうした未曾有の事態が起きた際に、続けざまに二次被害を引き起こす。
「は、待て、待て待て」
消滅の爆撃は下層の岩盤を穿って大穴を作った。なので外の様子を地下からでも容易に窺える。
倒れたままのフレイザードでも、それははっきりと目に映った。
世界の終わりを見せられているような光景。空を切り裂いて走る流星の一条が、この穴の位置に向けて方向転換したのを。
「待てよオイィィ!?」
死にかけの魔物に止めを指すべく再び振るわれる銀の鉄槌。
脚は再生を始めてる。核させあれば魔力で肉体は幾らでも復元できる。
───無理だ。間に合わない。損壊箇所は切断や粉砕でなく消滅だ。相当する部位を新しく生産しなければならない。秒単位で終える範囲を超えている。
唯一取り得る策、全身を分解させて移動できる弾岩爆花散は、広大な面攻撃の前では用をなさない。核も巻き込まれて諸共に抹消だ。
───終わるのか、俺は?
回避も、防御も、生存の道が何一つ見えない闇の中で、フレイザードの記憶が逆流する。
───あの時と同じで、惨めに消されて死ぬってのか?
再生されるのは、最期に味わった、固い踵の感触。
バルジ島の決戦。覚醒した勇者の一閃で借り受けた鎧ごと斬り伏せられた敗北。
代償に目玉一個分だけの矮小な種火に貶められ、それで用済みだと揉み消される。
魔影参謀ミストバーンの、何の関心も憐憫も抱いてない、無味乾燥とした宣告がこびりついて離れない。
敗死したフレイザードを思い起こす者は、勇者の使徒にも魔王軍にもいないのだろう。
冥界でも同じこと。誰にも見られず、何の功績も残せず、存在ごと忘れ去られる。
名も無い敗者となって地獄を彷徨う、無意味な亡霊。
「そんなことで───」
生を受けて約一年。
様々な感情を学んできたフレイザードだが、この感情を形容する名を持たなかった。
怒っているのか。憎んでいるのか。恐れているのか、判然としてこない。
乱雑で混沌とした、胸が焦げるほど熱いことだけが分かる炎が、萎えかけた核(こころ)に猛火を容れた。
「いいわけが、あるかよォオオオ!」
眼前に墜ちる寸前の光を、両の腕で受け止める。
瞬時に溶ける右手。燃える左手。魔法力を全開で放出していても焼け石に水でしかない。
あまりに頼りない短いもがきの最中で、最後の思考が異様に伸ばされる。
無理ではない。本来なら止めることすら叶わず消されているはず。なのに『手で触れて』止められてる。
そこには理由がある。他の者には無理でも、己ならば出来る、その根拠が。
「ァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア───────!」
両方だ。
天啓にも等しい直感に見捨てられた命運を擲つ。
炎も氷も、同時に、体にある力を全て出し尽くす。
光は押し留められ、反発し、手の中で炸裂と相殺とで消えて滅ぶ循環を連続し───。
……。
…………。
………………。
巻き戻した時が追いつく。
滅却師と黒円卓の闘争が区切りがついた現在。
同じ場所でフレイザードは寝転がっていた。
状態は、以前よりも酷くなっていた。
再生し切れてない両脚に加えて、両の腕も綺麗に消失した。
核は無事であるが魔力も出し切って、復元は遅々として進まない。元の姿に戻るには今しばらく時間がかかる。
今襲われれば何も抵抗できず殺されるしかない、風前の灯。
だが。
「ハア、ハア、ハア───────」
痛む肺がないのに息を切らす。
酸素を必要としないにも関わらず喘ぐ。
自分自身でも信じられない事を成し遂げてしまって、動揺しているのだ。
人間と変わらぬ動作で呼吸を整え、ややあって落ち着きを取り戻したフレイザードは。
「ハア、ハ、ハハハハ、クククッ───クヒャハハハハハハハハハハ!」
胸の奥からざわざわと湧き上がってくる快感に堪えきれないと大笑した。
「そうだ、何で思いつかなかった? 俺の体は炎と氷じゃねえか、両方同時に使えるのが当たり前だろうが!
いや当たり前だから特別意識もしなかったのか? どっちにしろ気付いた今となっちゃとんだバカな話だぜコイツはよォ! ク~クックック!」
極大呪文は両腕での魔法力の出力が必須とする。
膨大な魔力の持ち主であれば、溜めなしで呪文を連発もできる。
性質の異なる呪文を左右の手で同時に使用する。これは特有のセンスの持ち主でなければ一生かけても実現不可能とされる。
右手と左手で、それぞれ別の薬品を取り扱い、個別に実験を行うのと変わりない。魔力量とは切り離された独自の技術だ。
可能とするのは術の練達と技量を極めた稀有な魔道士。
それか、始めから別種の熱量を身に宿してる、尋常の外にある生命体。
禁呪法生命は歪な存在だ。
発生した瞬間から完成された肉体と、特定の人格を持って活動できる。
製造者の気質の影響を直に受け、アイデンティティーも曖昧なまま、与えられた役目を生きる理由にする。
詰め込まれた機能と、がらんどうの記憶容量。噛み合わない歯車の齟齬の軋轢が益々存在を歪めていく、欠陥前提の戦闘生命。
その隙間を埋め合わす何かを得た時に───怪物は目覚める。
「とうとう掴んだぜ! 俺の力の真髄を!」
腕も脚もない、どんな葬者よりも死に瀕した姿でありながら、フレイザードは喝采した。
世界中の死が蒐められた領域で、それは赤子の産声にも聞こえる、誕生の瑞々しさで溢れていた。
◇
【新宿区・路地裏/1日目・夕方】
【アーチャー(石田雨竜)@BLEACH】
[状態]ダメージ(小)、魔力消費(中)、いずれも回復中、怖気
[装備]弧雀
[道具]なし
[所持金]数万円程度
[思考・状況]
基本行動方針:クロエを現世に送り届ける。
0.マスターと合流。ヴィルヘルムについては……今はあまり考えたくない。
1.〈消滅〉を討つという点で天堂と合意。ただし、完全に信用はしていない。
2.〈ヒーロー〉ともコンタクトを取りたい。
[備考]
※天堂が持つ〈ヒーロー〉の情報を聞きました。詳細は後の話に準拠します。
※ヴィルヘルムの真名を知りました。
【ランサー(ヴィルヘルム・エーレンブルグ)@Dies irae】
[状態]ダメージ(大)、魔力消費(大)、昂揚
[装備]なし
[道具]予備令呪(残り三画)
[所持金]潤沢
[思考・状況]
基本行動方針:皆殺し
1.ここでの運命を見つけた。必ず殺す。
[備考]
※ヴィルヘルムとライダー(ゲッツ・フォン・ベルリッヒンゲン)の参戦時間軸は違います。
ヴィルヘルムは死者の城を経由して召喚されています。よってDies本編時空の事は知りません。
※手元にある予備令呪は二人分(三画)のみです。残りは甚爾が持ってるか別の場所に保存してるかは不明です。
※雨竜の真名を知りました。
【???(新宿区より四方数キロ以内のどこか)/1日目・夕方】
【クロエ・フォン・アインツベルン@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 3rei!!】
[運命力]通常
[状態]健康
[令呪]残り三画
[装備]なし
[道具]不明
[所持金]雨竜に預けているので、あんまり持ってない
[思考・状況]
基本行動方針:生きたい、もう一度。
1.ホシノたちに同行し、狙撃手の正体を確かめる。
2.〈消滅〉のことは頭が痛い。まあ、放ってはおけないわよね……。
3.〈ヒーロー〉は今どこにいるのかしら。
[備考]
※天堂が持つ〈ヒーロー〉の情報を聞きました。詳細は後の話に準拠します。
※狙撃手を、自分の知る人物なのでは? と考えています。
【小鳥遊ホシノ@ブルーアーカイブ】
[運命力]減少(小)
[状態]全身に裂傷、片足に裂挫創(いずれも応急手当済み)
[令呪]残り3画
[装備]「Eye of Horus」(バッグに偽装)、盾(バッグに偽装)
[道具]
[所持金]学生相応
[思考・状況]
基本行動方針:生還優先。物騒なのはほどほどに。
1.ある程度回復したら、セイバーのマスター(オルフェ)を追跡する。
2.ユメ先輩……。
3.同盟は……もう少し待ってほしい。
4.殺し合わず生還する方法を探す。
[備考]
※夜宵と連絡先を交換しました。
【アサシン(ゼファー・コールレイン)@シルヴァリオヴェンデッタ】
[状態]通常
[装備]ナイフ
[道具]投擲用ナイフ×?
[所持金]諜報活動に支障ない程度(放蕩で散財気味)
[思考・状況]
基本行動方針:ホシノの方針に従う。
1.セイバーのマスター(オルフェ)は必ず殺す。
2.こいつら(クロエとアーチャー)大丈夫か?
3.なにあのロリっ子怖い。あの英雄ほどイカれてないようなのは安心。
[備考]
※情報屋の葬者(脱落済み)と情報のやり取りをしていました。夜宵が交流してたのと同じ相手です。
※ヴェンデッタの半実体化にはマスターの魔力を必要とし、その能力の使用にはさらなる魔力の消費が必要です。
またゼファーの本来の宝具の使用にはヴェンデッタとの完全同調が必要であり、より膨大な魔力を消費します。
【新宿区・地下鉄跡/一日目・夕方】
【フレイザード@ドラゴンクエスト ダイの大冒険】
[運命力]通常
[状態]魔力消費(大)、四肢喪失(再生中)、消滅呪文習得、紅煉への念話不通
[令呪]残り三画
[装備]無し
[道具]無し
[所持金]無し
[思考・状況]
基本行動方針:皆殺しにして聖杯を得る
0.掴んだぜ、俺の本質を!
1.あの野郎(紅煉)、一体どうなりやがったんだ?
[備考]
※新型黒炎の殆どはレイ達と戦っていた地点へ放ったままです。
※紅煉が十叶詠子と接触しました。その影響で彼への感知と念話が通じていません。どの程度永続するかは不明です
※指揮していた分の黒炎は全滅しました。
※消滅呪文の感覚を覚えました。副産物で呪文の同時使用も可能になりました。
最終更新:2025年08月18日 18:34