フェカ=マミャツ
「拙僧も仕事でな。退くのは許されん。少なくなった同族を殺めるのはちと気が進まんがね」
概要
癖のある茶髪と金色の瞳をもつ。
背が高く、体つきも筋骨逞しい。
服装は基本的に旅用の黒い僧衣で編み傘を被っている。
桜堂家とは家族ぐるみの付き合いで
村正からは「マミャツおじさま」と慕われている。
日雲とは仕事上でも付き合いがあり、縁は深い。
飄々としておりとらえどころのなく、放任主義。
神仏の徒ではあるが肉も酒も女も大好きな生臭坊主。
ちなみに
ケディヴの神々は信仰していないらしい。
戦闘では錫杖による打撃や両親から教わった大地呪文を主体にして戦う。
錫杖は仕込杖になっており、刀が内蔵されている。
技・魔法
退魔技
破魔札
魔除けの札を投げつける。
アンデッド、妖怪、悪魔の類に大ダメージを与えるが該当しない相手にはノーダメージ。
破魔結界
魔除けの札を複数配置し、アンデッド、妖怪、悪魔の類の侵入を阻む結界を張る。
鬼泣かせ
急所を狙って鋭い打撃を叩き込む。
猫騙し
気合十分のフェイント攻撃。
夜叉斬り
鋭い居合斬り。
天・地・人
天から降るように下段へ攻撃を叩き込み、地から突き上げるように上段へ攻撃を叩き込み、最後に無防備な中段に痛烈な一撃を叩き込む。
大地呪文
※地術=『大地呪文』
ごく短い言葉を詠唱とする特殊術法。
発動が容易、精神集中なども短くて済む場合が多い。
ただし、それ故多用による精神磨耗、疲労が押し寄せる。
また、短い詠唱を紡ぐことで、様々な呪文を作り出すことが可能。
『刃』
大地から刃状の岩を作り出す。
『拳』
大地から拳状の岩を作り出す。
『珠』
大地からボール状の岩を作り出す。
『壁』
大地から壁状の岩を作り出す。
『壊』
大地を粒子レベルで破壊する。
『縛』
大地から土の鎖を作り出し、相手を捕獲する。
『重』
一定範囲に強烈な重力のフィールドを発生させる。
◇合成地術
『縛』+『縛』=『蜘蛛巣(クモノス)』
土の鎖を網状に展開する。
『縛』+『縛』+『縛』=『緊縛(キンバク)』
より強固な土の鎖で相手を捕獲する。
『縛』+『珠』+『刃』=『明星(ミョウジョウ)』
棘付き鉄球状の岩を作り出して攻撃する。
『壁』+『壊』=『倒壊(トウカイ)』
壁状の岩を倒壊させて攻撃する。
『壁』+『壁』+『壊』=『大倒壊(ダイトウカイ)』
『倒壊(トウカイ)』の強化版。巨大な壁状の岩を倒壊させて攻撃する。
『壁』+『壁』=『巨壁(キョヘキ)』
『壁』の強化版。巨大な壁状の岩を作り出す。
『壁』+『壁』+『壁』=『金剛壁(コンゴウヘキ)』
『壁』の強化版。大きさは『巨壁』より小さいが強度に優れる。
『壁』+『壁』+『壁』+『壁』=『断崖絶壁(ダンガイゼッペキ)』
『壁』の強化版。『巨壁』よりも更に巨大な壁状の岩を作り出す。
『壁』+『壁』+『壁』+『壁』=『要害堅固(ヨウガイケンゴ)』
『壁』の強化版。堅固かつ分厚いボックス状の『壁』で全方位からの攻撃を防ぐ。
『刃』+『刃』=『剣山(ツルギヤマ)』
刃を放射状に出す。
『重』+『重』=『地獄(ジゴク)』
『重』の強化版。より強烈な重力で押し潰す。
『重』+『珠』=『流星(リュウセイ)』
ボール状の岩を弾丸のように発射。
『壊』+『壊』=『落穴(オトシアナ)』
超局地的に大地を破壊し、崩落させる。
『壊』+『壊』+『壊』=『奈落(ナラク)』
『落穴(オトシアナ)』の強化版。広範囲を崩落させる。
『拳』+『拳』+『拳』+『拳』+『拳』=『千手観音(センジュカンノン)』
多数の岩の拳を同時に放つ。
『拳』+『拳』+『拳』+『拳』+『拳』+『拳』+『拳』=『不動明王(フドウミョウオウ)』
超高密度の巨大な岩の拳を放ち、攻撃する。
『刃』+『刃』+『刃』+『刃』+『刃』=『降魔之利剣(ゴウマノリケン)』
巨大な岩の剣を作り出し、それを発射して攻撃する。
特殊能力・特殊技能
【ガイアの守護】
空が見え、大地の上に立てば能力が強化される。
日本晴れならなおよし。
【山岳走破】
険しい山地も苦にせず移動できる。
能力
体力:A+
魔力:C+
腕力:B+
知力:B
素早さ:C+
命中:B
由来
「フェカーノクァメ」は適当。
「ツガママミャツ」は「禍津日神(マガツヒノカミ)」と「大山祇神(オオヤマツミ)」から。
余談
林檎茶さんの「ケディヴ族」の設定を借りて作ったキャラクター。
林檎茶さんには感謝してもしきれません。
最終更新:2012年03月30日 21:36