1: 名前

「沖田 十位(オキタ・トイ)」

諱は「春日」

2: 年齢

16

3: 性別

4: 種族

人間と魔族のハーフ

5: 外見

黒色の長髪に赤い魔性の瞳。卵型の輪郭で鉢がねをしている。年齢よりなお増して幼い顔つき。 細見であり、どう見てもか弱い女性にしか見えない美男子。 普段から軽い服装で、日本にいた時は和物を好んでいたが、現在は洋服も着こなす。

身長:150cm 体重:40kg

6: 性格

気の良い性格で、普段は気さく。人間と魔族・両方の血を受け継いでいるが人間寄りの気概を持っている。 放浪癖があるわけではないが旅好きである。目的としては異国の武具や武道に交流を持ち、知識をつけることである。 本人が信条としている剣道は生まれである日本で学んだもの(「天然理心流」と言う田舎剣法。)を他国の見聞・経験から自己流にアレンジしたものである。

また過去の出来事から同性に対して非常に興味深い一面を持つ。ゲイ。

7: 過去

日本で割と有名な鍛冶工の父と、若い母の下に生まれる。生まれは九州。元から色白で落ち着いていた為、父の勧めで小さい内か 鍛冶の手伝いをさせてもらっていた。 10の時に香草を知人に届けに行った際、隣町までの使いの道中に山賊に絡まれる。その際、一人では危険と両親がつかせた用心棒が瞬く間に山賊の武具を跳ね飛ばし、退散させた姿にひどく感銘を受け、その場で師事あわよくば情事を乞うも拒否される。

その後から刀剣に対して今まで以上に高い興味を抱くようになり、両親に初めて反抗して剣の道を歩む。 そこで天才的な素質を開花させ、鋭い打ち筋でたちまち街道場の師範台を務めてしまう。 当時騒がれた神童としての実力は、道場の連続10人抜き(10人目は師範。全て一本勝ち)を達成したことが証明している。

そして13までの間、近隣の道場を巡って全てに勝利した。若さに対して、あまりの急成長に最初は応援していた武芸衆も恐ろしくなり、 段々毎日街道場を破ってまわる彼の存在を疎ましがり始める。才能溢れる若輩の成長振りは羨みから恨み・嫉妬へと変わる。 ある日、いつかの用心棒と田園広がる道で鉢合わせる。用心棒は無言で刀を抜き、トイは驚き、逃げることもできず木刀を構える。

勝敗は一瞬であり、用心棒はトイの首を一刎ねできるものを、薄皮一枚で刀を止めていた。トイは用心棒の余りにも鋭い動きに 硬直してしまい、また生きていることに疑問を抱いていた。

用心棒はトイに自らの刀を手渡し、言った。

「お前はやはり、才能に溢れている。私の太刀筋を見越していただろう」

用心棒は彼は動けずとも、太刀を見るだけの胆力と技量を持っていたことを見透かしていた。 トイは用心棒を見上げ、ようやく震える唇で口を開く。

「どうしてですか……?」

「小僧、お前はここで終わる器じゃない。生きるんだ」

「待ちな!! これはどういう了見でい!?」

途端に隠れて様子を眺めていた武芸衆がいきり立ち、用心棒の裏切りに対して吠えた。 望まない結末に憤慨して各々が武器を持ち、瞬く間に襲いかかってくる。 用心棒は短刀を取り、トイを急かした。

「さあ、行け!」

「でも……」

「失せろ、拙者の前から。早く!」

「……はい」

それから3年後。 トイは知りたかった。用心棒の素性や技術の得所、何より名前を。親に尋ねても、武芸衆の一件から、固く口を閉ざして語ろうとしなかった。何度も何度も尋ね続け、その内に、親が折れて外国へ旅立ったことを語った。すぐ、家から飛び出した。15の春のことだった。 そして彼は諸国を流浪する旅人となり、日本(ヒノモト)を抜け、3年で様々な国を訪れ、経験を掻き集めた。 自らが強くなる為、そして叶うならば今でも師事を望むあの用心棒と再開する為に。

8: 職業

傭兵 鍛冶職人見習

9: 口調

「うわ! お兄さん強いですね。ああ^〜〜〜お兄さんみたいにカッコよくて逞しい人を見るとやばいです^〜〜〜」

「ちょっといいですか? お弁当作ってきたんです。食べてください。あ、食べ終わるまで帰りませんからね、横で見てます」

「依頼主さん、ごめんなさい! 僕はブスでかしましい女性の任務は受けない主義なんです!」

「おおおおお、そうやって邪険にされると……興奮します!!」

「剣術は一に気です。魂をぶつけるんです、震えるぞハートです!!」

「先生、一太刀教授願います!! ばしばしおねがいします! 激しく!」

「痛いのは苦手なんです……あ、でもお兄さんなら悪くないかも、えへへ」

「僕、見えるんです。相手がこうやって来るんじゃないかって。…よく当たるんですよ!」

10: 一人称、二人称

「僕」

「あなた」 「君」 「〜さん」 「〜くん」 「お兄さん」 「お姉さん」

11: 好きなもの

格好良くて優しい男性 肉類 天ぷら おいなりさん

12: 嫌いなもの

魚介類

13: 好きな人

ゼフィス 村正 マウロ サキラ

14: パートナー

ゼフィス

15: 属性

16: 苦手な属性

17: 戦闘スタイル

基本的に刀剣を用いた接戦が主流。力よりも技術に重きを置いており、身軽で柔軟である。 構えは状況に応じて変化するが、基本的に中段か八相構えを多用する。 鍔迫り合いは好まず、刀剣の利を活かした即殺・即倒を重視している。 イニシアチブを取ることには長けているが、後手も得意としている。対象との距離感を察するのが素早く、 足も速く小回りが利く為回避技能にも優れている。

魔法に対しての認知も手だれており、そうした相手への対処法も心得ている為に半端な呪文は楽に回避してしまう。 特筆として、様々な地方を練り歩いた「経験」が若いながらも彼の最も突出した部分であり、剣対剣だけの世界ではなく、 様々な武器や魔法を用いた勇士との勝負を重ねた上での強さが最も誇る部分である。

余談だが、彼の太刀筋は独特であり如何に斬られ血飛沫を激しく上げて倒れた者の下でも、一切衣服を血で濡らさないらしい。

18: 精神力

常人程度

19: 戦闘熟練度

★★★★☆

20: 技や魔法

「猫騙し」

正対状態の際、刀の振り・空気から僅かばかり自身の打ち込みのイメージを相手の脳内に瞬間的に映像化できる。 相手にとっては自身の頭が砕けるさまなどが写り込み、胆力が無ければ畏怖で動けなくなる。

「擦止め」

いわゆるフェイク。攻撃を寸でで止め、完全に切り込める隙を作り出す。

「雷迅」

トイの剣術の内で最速を誇る居合斬り。不意打ちにも使え、殺傷性も高い。

「鬼殺し」

いわゆる峰を用いた突き。しかし、鈍器としての威力は秀逸であり、更に刃に脂も巻かない合理的な技術なので よく用いる。直撃すればあっさりと肉を打ち据え骨を砕く、まさしく名前通り。

「脛貫き」

正対している場合に用いる足払い。 剣対剣の場合に最も威力を発揮する。力自慢に対して有効(力に任せて体が前のめりになりやすい為バランスを崩しやすい)

「脛打ち」

剣術では珍しい下段の技。相手の足元を裂く、牽制に相応しい技。 下段は狡猾で致命的でない(速やかに仕留められる上・中段が好ましい)とされ、好かない武術者が多いがトイは寧ろ下段の技術に精通している。

「夢幻掛け」

袈裟掛けを水も止まらない勢いで連続して仕掛ける。技名は相手への切りつけ方が∞に見えることから。 一度勢いに乗れば、それを挫かれるか相手が根を上げるまで打ち込む。

「影払い」

背後に迫る相手目掛けての太刀。振り向くと同時に刃を的確に奮い、絶命させる。 相手との距離感・身長差などを一瞬で判断し、的確な角度で抜き打ちを仕掛けなければならない為、非常に難しい。

「乱れ桜」

気を持ち、上・中・下段と満遍なく切裂く。 名称は舞うように、撫でるように放たれ、裂いた相手の地煙が桜の花弁のように見えることから。 特徴として、相手の防御を貫通しやすい。

「陽の太刀」

基本姿勢から一拍とおかず、一気に懐へ踏み込む突き。 威力・速度共に申し分はないが、隙が大きくリスキー。

「陰の突き」

対象の踏み込みに対し、カウンターとして通り抜けざまに太刀を浴びせる。 攻防兼ね備えた技だが、軌道が一定なので何度も使うと読まれやすい。

21: 特殊能力・特殊技能

「武士道」

己に生き己に死ぬ尊い精神。正々堂々を好む、など。 人々によって価値観は様々。

「鍛冶技能」

鉱物から刀剣を創り出す技術がある。 ただ、それ程は精通していない為、基本的に武具を創るよりも直す技術である。

「気配察知」

人より敏感な感覚を持っており、特に臭いに対しての気づきが早い。 魔族の特性か、血の臭いなどはもっとも得意な分野。

22: 必殺技

「絶世」

刀剣の軌道で相手の目線を誘導し、一瞬の死角を作り出すと同時に太刀を極める、攻撃と回避を同時に行う奥儀。 この間はトップスピードとなっており、凄まじい威力を生み出す。

「断獄」

水も止まらない速度で対象の眉間・水月・股間(腎臓)を突き抜く三段突き。 極度の集中によって為せる技であり、軽々には使えず命中率も高くはないが威力は随一。

23: 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級]

体力:A 魔力:B 腕力:B+ 知力:B 素早さ:A 命中:B

24: 武器やアイテム

「浅葱水仙」

過去に名士が用いたとされる魔刀。 刀自体が意思を持っており、呼びかけに応じて人型にもなる。

「朧名月の扇」

本来は防御目的の鉄扇だが、朧月と鶴が描かれている。 物理は当然、魔法に対しても強い防御性能を持つ。

25: その他

最終更新:2012年03月27日 19:59