アルミザン


「おかしい、バランスが取れてないじゃないか…なんてオカシなヤツ」

概要

ヴァウが暴走するバサラを止める為に作った2番目のスペシャル・ナンバーズ。
赤・青・白のトリコロールカラーがボディにバランスよく配されており、左右対称のバランスの良いボディ。
バランスの良い山本さんとは関係無い。人型で小柄。
マシュリク&マグリブと同じくマッスルグローサー感知システムは完備。

特殊能力は「リーブラバランサー」。
対象の能力総量をそのままに、バランス良く割り振り直してしまうという能力。
平たく言えば、腕力を最大の武器とし魔法など使えない者の魔力を上げ、腕力を下げる事が出来る。
但し、それが腕力>魔力>素早さというステータスを持つ者だったとすれば、素早さも少し上げるような事となる。

これだけでは攻撃とならないので、武装として別のベクトルでバランスを操る「バランスパルサー」も持つ。
この武装は相手のバランスを崩す力場をぶつける事で様々な状態以上を引き起こさせるという物。
酸素の血中濃度のバランスを崩し酸素中毒に追い込む、地面の密度のバランスを崩し突如落とし穴を出現させる、など
様々な異常を引き起こす事が出来る。本人の身体能力はそこそこ。低い方でもないし、ずばぬけて高いワケでもない。
「バランスパルサー」はトリコロール色の球状弾丸として発射される。

性格には問題が有り、バランスバランスと喚き立て、バランスの取れていない物を見ると「オカシなもの」呼ばわりする。
「生物は皆バランスが取れている 悪を持つ者は善も持っているし善を持つ者は悪も持つ 50%・50%でなければ可笑しい」というバランス理論狂。
その上人の側面を見ようとしない性格の為、悪を犯す物を「おかしなヤツ」善行を働くものを「おかしなヤツ」、優しい者を「オカシなヤツ」、怒れる人間を「オカシなヤツ」と、初対面の相手を必ず「オカシなもの」呼ばわりする癖を持つ。
こいつの頭の中で「普通のヤツ」になれるのは、二度目の邂逅以降。
現在、賊や魔物が溢れる世の中はバランスが悪いので、それらを討伐する役割を買って出ている。
ちなみに本来の任務であるバサラ討伐では全員の能力や機能をバランス調整・崩壊させる事に成功したが結局は多勢に無勢で敗北。
仕方ないね。

長らく無性別型のままであったが、ヴァウが「お前の前に作ったのが男の双子だからお前は女にしよう」と思い付いた事でボイス・タイプを女性のものに変更される。
ついでに髪色を赤、青、白の三色に分けたハデハデコスチュームの女性型フレッシュボディも入手。
製作の際にナイスバディ大好きヴァウとバランス理論アルミザンの間で
「ボンキュッボンにしろやアァァァァン」「ダメだ!スリーサイズを全て同じ数値にしろ!!」「ドラム缶でも作る気か貴様はよォオオオ」
との議論を経て「ヒトの体のバランスとは出るべきところが出てへこみくびれるべきところがよいバランス」と丸めこまれナイスバディになった。
ファッションセンスは当然ながら「さいあく」。

体格

身長:163cm
体重:77kg

バランスのいいハズの語録

「おかしい、バランスが取れてないじゃないか…なんてオカシなヤツ」
人の行動を見たら言うセリフ。
ちなみに人の顔や腕の長さが左右非対称なのはもう見慣れたのでガマン出来る。

「この現代は闇バカり!メスを入れる所が多すぎるんだな。だから今は私は善者なのだ」
バランスが入れ替われば悪行をはじめるつもりらしい。

「バランス無き者、美しい黄金比に逆らう者はこのアルミザンが排除するぞ!勝負!」
何度見てもバランスの取れていなさそーな相手にはムズムズするので勝負を挑む。

「そんな生き物、調整してやるッ!」
殴って調整するわけではない。

「バランスのイイヤツはいい」
案外認めた相手は「調整する必要ナシ」という事で無関心。

余談

スペシャルナンバーズ2番目。出番は無い。
最終更新:2014年04月22日 12:02