セクトキメラ


概要

分類 魔獣・合蟲系
主な生息地 緑豊かな森林や山地
知能 動物並
属性
危険度 C++
備考 単為生殖を行う

魔獣の一種。
蟷螂の上半身、甲虫の下半身、蝶の翅、百足の頭部、蜘蛛の頭部、蟻の頭部を備える。
平均的な個体でも成体は体長3mにも達する巨体。
主に緑が豊かな山地や森林に生息する。

群れなどは作らず、基本的には単体で生活する。
地面に穴を掘って巣を作り、その巣を中心を縄張りとして活動する。
活動は春から秋にかけて行い、冬場は巣の中で冬眠して越冬を行う。
秋場は冬に備えて特に活発に活動する。

蝶や甲虫の翅で飛行することも可能で最大で時速50kmもの高速を出すことが可能。
百足の頭部からは出血性の毒液を、蜘蛛の頭部からは粘着性の糸を、蟻の頭部からは腐食性の毒液を放つことも出来る。
また前脚の鎌にも百足の頭部のそれと同種の毒液を分泌しており、これからを駆使して獲物を狩る。
蝶の鱗粉は同種にのみ嗅ぎ分けることができる特殊なフェロモンになっており、これを散布して自身の縄張りを示す。

雌雄同体で単体で産卵を行う。
一度に30個近くの卵を産み、孵化した子供は手近な兄弟と共食いを行い生き残った個体だけが生きていくことができる。
孵化した時点で体躯こそ小さいが成体と同じように活動が可能で変態などは行わない。

多様な毒液や強固な外殻など戦闘能力は高く、性質も凶暴な危険な魔物。
また普通の進化では有り得ないような奇怪な姿から遥か昔に軍事目的で開発された生物兵器が野生化したものという説もある。


技・魔法


ポイズンシックル
毒液に塗れた前脚の鎌で切り裂く。

毒液
毒液を放って攻撃する。

溶解液
強力な溶解液を放って攻撃する。

スパイダーネット
粘着性のある糸を放つ。

経歴


2012年10月27日狩りナリチャ
狩場に現れた魔物として火鼠レインキーベリエらと共に登場。
ローマリードらと交戦するも衰弱させられ、捕獲された。

由来


「Insect(虫)」 + 「Chimera(合成獣)」


余談


TVゲーム「マジカルバケーション」に登場する「ハナゾノキメラ」「ザウバーバチカ」「バガモール」が元ネタ。


最終更新:2013年12月13日 23:55