ラケー
概要
分類 |
獣人・山鬼系 |
主な生息地 |
山間部などの高地 |
知能 |
動物以上人間未満 |
属性 |
地 |
危険度 |
C+ |
備考 |
特になし |
獣人の一種。
体毛がなく、ごつごつした皮膚をした筋骨逞しい姿を持つ大柄な悪鬼。
全身は無色透明の粘液で覆われ、悪臭を放っている。
主に山間部の高地など標高の高いところに生息する。
基本的には定めた縄張りの中で単独で生活する。
秋になると冬に備えて獲物を確保するために麓まで降りてくることもある。
脚力が発達しており、巨体にも関わらず優れた俊敏性を誇る。
平凡な個体でも時速90km近い速度で走ることも可能。
全身を覆う粘液は体表面の腺から分泌されるもの。
この粘液は熱伝導率が低く、外部の急な温度変化から体を保護したり、雑菌などの侵入を防ぐことができる。
前述の通りこの粘液は強い悪臭を放っており、外敵への威嚇や縄張りに撒くことで縄張りを示す用途にも使われる。
また繁殖期になると粘液の成分が変化し、異性へのフェロモンを含むようになる。
だがいずれにせよ普通の人間には悪臭には変わりない。
肉食の傾向が強い雑食性で同じ高地に住む動物を主な食料とする。
また好戦的で人間ほどではないが知能がやや高く、戦闘能力もそれなりにあるため危険な存在。
技・魔法
ラピッドブロウ
加速しながら攻撃を叩き込む。
経歴
由来
「ラケー(Rake)」…ネパールのネワール族の伝承に登場する人食い鬼。普段は山奥に住んでいるが獲物となる人間を求めて凄まじい速度で村を駆け抜け、外にいた人々を攫って行くという。
最終更新:2014年04月27日 18:17