ヴァルナー
1: 名前
ヴァルナー=W=アダラナーガ
2: 年齢
【見た目・人間換算】18歳
【実年齢】72歳
3: 性別
男性
4: 種族
【
ラミア |】
海蛇系。海蛇モデルな為泳ぎは得意。
5: 外見
水色のベリーショートに金色の瞳。でこっぱちで、エルフ耳。
肌の色は黄色で、背はそこそこ。魔法使いの割には腕や足、腹にそこそこ筋肉がついている。
肌は触れると心なしか冷たく、ひんやりしており、またぬめぬめでぷるぷるしてる。
本来は人の男性の上半身に青い大蛇の下半身を持つ。
目は蛇のようで舌は二股に分かれている。
下半身及び二の腕辺りまで青い鱗がびっしりと鎧のように覆い、頬や額も鱗が覆う。
普段は半人半蛇の姿が不便なので
人間に変身している。
人間態は上記の水色の髪に金色の瞳、耳のとがった魔族に似た青年の姿。
服装
青のタンクトップに、袖に文様のついた黒い上着を右肩を露出させ羽織り、腰には赤の帯をしめている。
普段人間に変身している時は上着の下にぴっちりした黒い長ズボンを履いており、靴はもっぱら木製サンダルである。
両耳にエメラルドをあしらった大きなピアス、首には木製の首飾りや金製のネックレスをしている。
更に両腕にも金色の細い腕環を幾重にもジャラジャラ嵌めている。おしゃれらしい。
身長/体重
(普段)身長→166cm /体重→60kg
(本来)全長→2mちょい/体重→128kg
(※変身魔法により上記の外見、服装、身長体重でないことも多い。)
6: 性格
飄々として胡散臭く、気さくで朗らかで穏やか。常にテンションが安定せず、浮き沈みも激しい。
色々とアレな周囲に比べて良心的な性格をしており、調和や平静をモットーとする性格。
傭兵稼業に従事するも基本的に荒事を好まず、無理や冒険は控える堅実な性格をしている。
その為一行が従事するような危険度の高い任務には出てくることはそんなになく、採取や探索、護衛などの任務を得意としている。
内面的にはリアリスト寄りであり、美徳や理想、リスクの高い博打や本能に身を捧げるのはバカらしい考えであるというスタンス。
上述の堅実さもこのスタンスに起因している。チキンハートともいう。
夢や理想を馬鹿馬鹿しいと蹴り捨て、綺麗事を笑うものの、
心のどこかでは御伽噺に出てくるような勇敢な戦士という存在に淡い幻想、憧れのようなものを持っている。
………が自分ではたかが知れているという諦めが大きい。
ヴァルナー自身の経験から自身にとっての勇敢な戦士というのは傭兵という存在であり、危険な傭兵稼業に身を置くのはちょっとした願望の現れ。
亜人や悪魔などにはなんてことないのだが、人間を毛嫌いする傾向がある。
本人のトラウマに起因するものであり、調和をモットーとする彼らしからぬ悪反応や発作のようなものを示すこともある。
強い変身願望があり、コスプレ趣味。戦闘でも変身魔術を得意とし、女装も好き。
彼もまた変人揃いの崖上住人の例に漏れなかったようだ。
7: 過去
元は悪戯好きな天真爛漫な性格の少年であったものの、居住区を離れた矢先に人攫いにあい、人身売り買い事件に巻き込まれてしまったという過去を持つ。
心に深い傷を負ったものの、救出してくれた傭兵達に憧れて肉体的・精神的なリハビリを経て傭兵業に従事することとなる。
傭兵という存在を自身のヒーローのように思っている、人間に対し悪感情を抱いているというのはこの経験が基となっている。
とはいえ生来の性分から血気盛んな傭兵たちの中からは浮いており、近年の混迷を迎える傭兵を取り巻く環境から保身に走りすぎてもはや傭兵(にーと)状態。
お茶の間のおばちゃん化が進行し何故か女子力を身につけ始めている。でも家事は相変わらず出来ない。
8: 職業
【傭兵】
9: 口調
あまり特徴のない温厚な男性口調。
周囲曰く、落ち着きがない。
会話例
「俺ヴァルナーってんだ、こらそこカップリングとかいわない^^」
「うーん。それも困るんだ。信用に関わるもんなー」
「あまりおいたをすると氷漬けにゃんこにしちゃうぞ!」
「理想を語るより今目の前の現実をなんとかしなければ先に進まないと思うけど」
「変身は得意なんだ。例えばこんなのとかこんなのとか、こんなのにもなれる。ふふふ……これが72年、熟練の技よ……」
「
お前なあ、頼むから訓練するとき位手を抜いてよ?か弱いおじーちゃんだよ!?」
「ばかやろう早まるな少年少女ぉ………そんなことして何になるんだえ?苦しいことするくらいなら他に生き方幾らでもあんだろ……」
「まだまだ若いって?アハハァ嬉しいなぁ……」
「いやだなぁ、女装趣味なんてないよ^^」
「はぁ~……ぷるぷる~~。さいこ~~~」
「あの服かわいいな~。えっ 高ッ!!」
「ごめんよ、爺ちゃんはな、昔人間にこっぴどい目に合わされてしまっての。それ以来どーもだめなのじゃ」
「最近レパートリーを増やして見ましたー」
10: 一人称、二人称
【一人称】 俺
【二人称】 お前、あんた/〜さん、〜ちゃん、〜君、呼び捨て
11: 好きなもの
水辺、湿った所、冷たい所、映画鑑賞、アイス、ぷるぷるしたもの、衣装探し、ヒーロー、昼ドラ、お昼休みのバラエティ番組
12: 嫌いなもの
熱気、乾燥、熱いもの全般、感電、マングース、束縛、人間、冒険、博打
13: 好きな人
居ない
14: パートナー
15: 属性
水、空(雷)
16: 苦手な属性
空(雷)、地
17: 戦闘スタイル
高い魔力に物を言わせた魔術砲台。得意なレンジは中~長距離。
長柄斧を所持しているものの物理攻撃は魔法に比べて苦手。
変身術を得意とするも、その他の術の制御は苦手であり広範囲かつ高火力の魔法を好む。
当てられないなら逃げられない範囲にばらまけばいいじゃないという豪快な戦闘スタイル。
フレンドファイアの危険も大きいので周囲との連携次第。
特筆すべきは種族固有魔術である極めて高度な変身術である。
こちらの練度はかなりのもので、一時的に他人にそっくりそのまま変身することが可能だが中身はじーさんのまんまである。
その関係で魔術方面のラーニングも得意としているが、一般に流通している汎用的な魔術しかラーニングできない。
18: 精神力
落ちついているので非常時も大抵は取り乱さない……ように見えてテンションが安定しない。
恐怖心がないわけではなく、怖いものは普通に怖いというし嫌なものは避ける。
スプラッタや戦闘に関しての恐怖心は薄い。
触れてはいけないトラウマがあるらしく、トラウマに触れられると途端センチメンタルになる。
19: 戦闘熟練度
★★★☆☆
20: 技や魔法
魔術
ステルディアの精霊魔術。主に水や雷の魔法を得意とする。
「流水矢」
【属性】 水 攻撃魔法
水の矢を生成し、放つ。矢はヴァルナーの意志で自在に操作可能。
弾幕から水鉄砲のような火力の高い矢(溜め撃ち)を放つこともできる。
「雹来矢」 |
【属性】 水,氷 攻撃魔法
凍結させた「流水矢」を放つ。強い凍結効果を秘めている。
こちらも弾幕、溜め撃ちが可能。
「凍風奪熱」
【属性】 水,氷 攻撃魔法
指定した箇所の熱を奪いピンポイント凍結させる魔術。
その火力は並みの炎も凍らせ、生物の動きを大いに阻害する。
「降雨飛瀑」
【属性】 水 攻撃魔法
指定した箇所に大量の水を降らせる。広範囲にぶん撒けば局地的なスコール状態を引き起こすことも可能。
自身の乾燥防止にも役立てている。
「腐融酸雨」
【属性】 闇,水 攻撃魔法
指定した箇所に強力な溶解作用を持つ酸を生み出す。
魔物や機兵の装甲すら酸の力で溶かしてしまう。
雨のようにすることも、水鉄砲のように放つこともできる。
「遠雷舞桜」
【属性】 空(雷) 攻撃魔法
局地的に雲を巡らせ、落雷を呼ぶ雷魔法。
周囲一体に落雷の雨を降らせることも、ある一点に降らせることもできる。
「雪雷冬訪」
【属性】 空(雷),水(氷) 攻撃魔法
微弱な電撃を含ませた吹雪を起こす。
広範囲にばらまく事も、一点に集中させ吹雪の渦とすることも可能。
麻痺と凍結、行動阻害に特化した魔術である。
「氷雷衝」
【属性】 空(雷),水(氷) 攻撃魔法
設置した氷のオブジェに強い電磁力を纏わせ射出する。
仕組み的にはレールガンに近いがそこまでのスピードはでない。
「海神ノ潮」
【属性】 水 攻撃魔法
その場に強烈な渦潮の檻を生み出し相手を捕縛し、振り回して溺れさせる。
渦潮の規模は彼が自由に指定可能。複数を生み出すことも比較的容易に出来る。
生命力に反応し、標的を自動追尾する。
「魔氷大楯」
【属性】 水(氷) 防御魔法
青くほのかに光る氷の盾を生成する。
強度は高く、Aクラスの攻撃をも防ぎ、炎に強い耐性を持つ。
「水精ノ慈雨」
【属性】 水 回復魔法
ドーム状の魔法陣を発生させ、ドーム内に傷を治癒するきらきらと輝く雨をさんさんと降らせる。
肉体的な傷だけを癒し、体力や血、状態異常の治癒と蘇生は不可能。
ドームが発現している時間は約二分。
「泡沫ニ散夢」
【属性】 水 移動魔法
水属性の転移魔法。霞のようにその場から転移することが可能。
短距離しか移動できなかったが、最近長距離の転移を可能にするまで鍛え上げた。
変幻
ラミア固有の高度な変身術やら技能やらに基づく技・魔法。
「物真似影法師」
【属性】 闇 固有
他人の声を真似て、対象者の使える魔術を自身の魔力で発動する。
模倣である為威力・性能はだいぶ落ちるが、これにより幅広い属性に対応することが可能。
媒体魔法全般と種族・個人固有の魔法、禁術クラスの最上級魔法(というより必殺技全般)の模倣は不可能。
また、一度以上真似る相手が術発動する姿をじっくり見ていなくてはならない。
その他の技
「飛雪」
【属性】 水(氷)
斧を振り、氷の刃を飛ばす技。大きく振らないと飛んでくれない。
重たい斧をフルスイングする為乱発は出来ないが、牽制くらいにはなるかもしれない。
「魔氷旋回」
【属性】
水(
氷)
斧に凍結の魔術を施し、自分の周囲を薙ぎ払い、斧の刃に触れたものを凍結させる。
ヴァールの指導によりより実戦レベルの技となった。
21: 特殊能力・特殊技能
特殊能力
「物真似得意」
変身・擬態・ラーニング系統の技・魔法に高い適正がある。
「人間擬態」
人間への擬態能力を持つ。厳密に言うと変身術の一環である。
水をかぶったり、魔封じ状態になると術が解け、本体に戻る。
「水のヴェール」
常に周囲を水のヴェールが覆い、乾燥から保護している。
天敵である炎属性の攻撃を大幅に軽減することが出来る。
ただし雷に非常に弱くなる。
「冷気耐性」
冷気に対して強力な耐性を持つ。
「特殊粘液」
体全体を特殊な粘液が覆っている。触るとぬめぬめするが熱で蒸発するとかさかさになる。
肌自体が弱いので、粘液がないと大変なことになる。
「変温」
周囲の温度によって体温が上下する。外気温や水温などに体温が影響を受けやすい。
冷気には耐性があるが、急激な温度変化には耐えられない。
熱源探知を誤魔化すことができる。
「粘液性質変化」
自身を覆う粘液の性質を変え、触れると爛れる強酸性の粘液に変える。
自分に影響はない。勿論無毒にも出来る。
「毒物中和」
自身を覆う粘液の性質を変え、毒物を治癒する。
接触により感染する感染症や毒素を無効化する。地味に瘴気の影響も緩和できる。
「トラウマ」
過去の見世物小屋で見せ物として酷使されていた時代のトラウマがある。
「観察眼」
相手の動きを注意深く観察し、理解・学習する眼を持っている。
特殊技能
「演技看破」
他人の演技や変身、擬態などを見破る技能。経験とカンに基づくもの。
「術解析」
相手の術の仕組みを解析することが可能。
初見の魔術であってもおおざっぱに効果がわかる。
しかし解析に時間を要す為瞬間的に作動する魔術の解析は不可能。
戦闘中の解析は難しいと思われる。
「ステルス」
息をひそめ、気配を殺す。
ヴァルナーの場合はいざとなれば変身もある為、潜入任務で大活躍。
「水泳」
泳ぎは上手。ただし動きは相変わらず緩慢で、速く泳ぐことはできない。
水中を自在に移動できる為水中戦で活躍が期待できる。
「棒術・初級」
ポールウェポンや棒術を扱う心得を習得している。
ヴァールらの指導によりそこそこの腕前に。
22: 必殺技
「変化」
【属性】 霊 固有
自身に魔力の鎧を纏わせ、好きな生物に変身する。ラミア族の秘伝であり、固有魔術。
彼の変身術は強力であり能力値や技・魔法を使えるようになると再現率は高いが、人格・武装・技術のラーニングは不可能。技に関しては見よう見まねで精度が低いことが多い。
例えるならば魔力により色々高性能な他人の着ぐるみを被る感覚。基本的には単調な能力の使い方をする。
最近詠唱なしで次々に変身することが可能になるほど鍛え上げた。弱点であったにおいも対策済み。
ただし表面のみの擬態ではなく相手の能力値、声や性質まで完全な模倣をする為の魔力消費は非常に大きく、切り札に相応しい技となっている。
「変身・ヴァルサーペント」
ブラックサーペントと呼ばれる巨大な海蛇に変身するヴァルナーの奥の手。
圧倒的な巨体と、強力な魔術・ブレス攻撃で戦場を制圧する。
23: 能力
[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級]
【人間擬態】
体力:C
魔力:A+
魔法攻撃力:A+
魔法防御力:B++
腕力:C
物理攻撃力:C
物理防御力:C
知力:B
素早さ:D+
命中:D++
【素】
体力:C
魔力:A+
魔法攻撃力:A+
魔法防御力:A
腕力:C
物理攻撃力:C
物理防御力:C+
知力:B
素早さ:E+
命中:D++
24: 武器やアイテム
「ポールアクス」
【装備効果】 とくになし
【特殊能力】 防錆加工(カミラ火工場ギルドによるもの。水に濡れても錆びないすぐれもの)
ミスリル銀製の魔力を通しやすい斧、形状はハルバードに近く、金属製の長柄を備えているため槍のようにも扱える。
ちなみに防サビ加工をしている為に水にぬれても錆びない。
「水筒」
【効果】 水分補給ができる。生命線。
水分補給のための水筒。
いつも新鮮な水を持ち歩いているが任務の時とかはたまに古くなってる。
「ハーバルポーション」
【効果】 負傷回復【中】、体力回復【中】
カミルレなど各種ハーブを調合してハチミツで飲みやすいよう味を整えた魔法薬。
治癒効果だけでなくスタミナ回復効果もあり、肉体の負傷と体力を回復する。
回復量は中程度。
「マジックチンキ」
【効果】 魔力回復【中】
ルナティックリーフなどの薬効植物を特殊な溶媒につけてエキスを抽出した魔法薬。
魔力回復の効果がある。回復量は中程度。
25: その他
「ヴァルナーじいさんの変身補足」
1: 名前にヴァルがひっつく(ヴァルネア、ヴァルナームなど)
2: 凄い武芸者に変身してもその戦闘技術を使えるわけではないので技術特化のキャラに変身するのはデメリットが大きい。
また、デメリットつきの技や魔法を模倣する際はデメリットもしっかり模倣する。
デメリットありきの能力や戦術を使う模倣元に変身するのもハイリスクである為避ける傾向が強い。
3: 修行により飛行能力のものまねは可能となった。しかし飛行技術は低く最近ようやくホバリングを習得したくらい。
4: 機械、ゴーレム、アンデッドなど無生物には変身できないが、よく似た見た目を持つ人間や亜人の人物にはなることはできる。
ただし、見た目が人間や亜人らしくない無生物は無理。アンデッドの生前を知っている場合は生前の姿に変身する。
5: 彼の変身はあくまで模倣であり、模倣元の能力を超えることは一切無い上にあまりにも次元がかけはなれた存在(
デスポート、
ウンゴリアントなど)への変身は不可能。
最終更新:2015年09月09日 22:55