ラタトスク


概要

分類 魔獣・怪栗鼠系
主な生息地 緑豊かな森林
知能 動物並
属性
危険度 D+
備考 特になし
魔獣の一種。
人間の幼児程の大きさになる大型の栗鼠。

主に緑豊かな森林に生息する。
木々の陰になって見え難い場所の地面を掘って窪みを作り、そこを巣として用いる。
巣には枝や落ち葉などを被せて蓋をし、カモフラージュする。

前歯が強固に発達しており、鋼鉄以上の強度と切れ味を持つ。
前歯の鋭さが損なわれることに敏感で定期的に岩や石などを齧って前歯を研ぐ。
手足の爪も小さいながら鋭く、木を素早く登る際に役立つ。

雑食性だが普段は肉食で主に木々の上から地上の獲物を探し、見つけると上から強襲して急所を前歯で抉り仕留める。

繁殖期になると雄は尻尾の腹側が緑色に染まり、雌は出産と育児に備えて木の実など保存の利く食物を大量に巣に貯蔵する。
雄の尾が緑色になるのは求愛の為の性的アピールで、多くの栄養を使えば使うほど鮮やかな緑色に染まる。
鮮やかな緑色の尻尾の雄は、それだけ多くの栄養を摂取できる優秀な個体いう証拠になる。
雌はその雄が気に入れば繁殖し、雄はその雌を去って雌は巣に篭って出産に備える。
巣に篭った雌は出産まで巣から移動せず、巣に溜め込んだ食料で食い繋いで過ごす。
子供が産まれると授乳で育て、離乳すると子供の為に餌をとってくるようになる。

魔物としては戦闘力は低い部類だが、鋭い前歯は革製の鎧程度なら簡単に貫いてしまうほどの威力がある。


技・魔法


シャープファング
鋭い前歯で噛み付き攻撃。


経歴


2013年7月27日山地討伐なりチャ
山地に生息する魔物としてデンドロン・ヴリコラカスステップビーと共に登場。
クルトと交戦し、彼女に手傷を負わせるがステップビーが倒されたのを見ると目敏くその亡骸を餌として持ち去り撤退した。


由来


「ラタトスク(Ratatoskr)」…北欧神話に登場する怪物。世界樹ユグドラシルに住む栗鼠で、ニーズヘッグとフレースヴェルグのメッセージを互いに伝えて喧嘩を煽り立てているという。


最終更新:2014年05月13日 21:58