サウォバク
概要
分類 |
獣人・山鬼系 |
主な生息地 |
雪深い山野 |
知能 |
動物以上人間未満 |
属性 |
水・風 |
危険度 |
C+ |
備考 |
爪に毒を持つ |
魔獣の一種。
茶色っぽい体色で額に角を持つ大柄な悪鬼。
雄の方が角が大きく発達する傾向にある。
主に雪深い山野に生息する。
一番強い雄を頂点とする小さな群れを作って活動する習性を持ち、雪を掘って作った穴をねぐらとして用いる。
狩りを行う際も群れが協力して獲物(主に兎や鹿など)を追いこむ。
分厚い皮膚の下には保温性の高い特殊な体液を備えており、厳しい寒冷地でも活動できる。
この体液は強力な毒性も備えており、筋肉や血管の壊死などを引き起こす。
牙と指先には毒腺を備えており、ここから毒を分泌することもできる。
サウォバク自身は毒への耐性が高く、有毒な食物もある程度なら平気。
角は雄の象徴でもあり、より体が大きく、より角の大きい雄が優れているとされる。
群れを率いるのは殆どの場合はそういった雄の個体で若い雄がサブリーダーの座に就く。
リーダーは群れの雌を独占し、サブリーダーはリーダーの娘と繁殖する権利が与えられる。
その他の雄は自分の子孫を残したければリーダーやサブリーダーを倒してその座を奪うか、群れを出て他の雌を探す必要がある。
単独行動をしているのは大抵がこういった雄である。
子供は群れの雌が協力して世話をする。
成長すると雌はそのまま群れに残り、雄は雌を求めて生まれ育った群れを離れる。
好戦的で人間ほどではないが知能がやや高く、戦闘能力もそれなりにあるため危険な存在。
技・魔法
ポイズンクロー
毒液に塗れた爪で攻撃する。
経歴
由来
「サウォバク(Sawobak)」…ネパールの伝承に登場する怪物。シヴァに調伏されて彼の配下となった。
最終更新:2015年03月03日 21:54