アースロポッド


「大型多脚都市侵攻兵器・アースロポッド」

概要

UFOに複数の脚部が取り付けられたような外観を持つ大型兵器。
過去の戦闘で壊滅した旧マスターベック・インプタイアー社製。
既に旧式の兵器だが、その性能は現在でも脅威的。
脚部に取り付けられた「振動杭(インパクト・ステーク)」によって都市部を蹂躙するよう設計されている。
オプション装備は多彩で、頭部(UFOのような部分)には様々な武装を取り付ける事が出来る。
弱点としては大腿部(UFOと足部の接合部)。
流石に少々の打撃では傷付かないが、全体の中では構造上一番脆弱。
頭部はそれのみで機動不可能の為、脚部を破壊し頭部を墜落させれば下部攻撃用のオプション装備も使用不可能となるのでほぼ無力化可能。
ただし側部のオプション武装は生きている可能性が有る為油断は禁物。
有人操作も可能で、頭部にコックピット・ブロックが存在する。

旧マスターベック・インプタイアー社は、当兵器をテロリストに奪取された際に起こった戦闘で壊滅している。
社が混乱的にこの兵器への対抗手段に同系列の改良型試作機を持ち出した為、被害は甚大になりテロリスト側アースロポッドと共に本社と工廠の一部が壊滅。
その為旧社関係者には「悪魔の兵器」、「親殺し」、「調子に乗り過ぎた結果」と呼ばれている。
テロリストは本機と運命を共にした為定かではないが、一説にはインパクト・ステークによる絨毯攻撃によって被害を被った民間人であると噂されている。

全長:32m 体重:285t(弾薬含まず)
頭部:直径15.7m

武装・機能


オプション武装:

「大型機銃」
機体下部・側部に取り付ける事の出来るオプション武装。
小型機動兵器などを蹴散らす為の武装。
普通の機関銃よりも大型で、車一台くらいなら5発ほど打ち込めばスクラップになる。
威力は高いが連射力は低く、どちらかというと機銃というより速射砲。

「高速ピアシングロケット」
機体の下部・側部に取り付ける事の出来るオプション武装の一つ。
標的や建造物に突き刺さって爆裂する高速・直進性の高い無誘導兵器。

「追尾ミサイル」
機体の下部・側部に取り付ける事の出来るオプション武装の一つ。
個人攻撃用のマイクロミサイルのそれとはサイズが違い、戦闘機に搭載されるようなサイズのミサイル。
爆発規模・速度はその分高いがマイクロミサイルのような高機動性は持たない。
これによって戦闘機などにも対抗可能。

固定武装:
「足部振動杭(フット・インパクト・ステーク)」
足部に取り付けられた振動杭。
地面に突き刺さると衝撃波を生み出し、周囲を絨毯攻撃する。
当然味方に対しても無差別な攻撃である為、この兵器を使用する際に避難は必須。
接地状態では直接ステークを出現させる事が出来ない為、攻撃前には跳躍し、ステークを出現させてから地面を踏み抜く必要がある。
余談だが、跳躍の際の不自由な機動を解消する為に改良型試作機にはそれのみで地中潜行可能な「掘削旋回杭(ドリルステーク)」が搭載されていたらしい。

改良型試作機

装甲板の増加、関節の半液化衝撃接触硬化シールドによる強化、ペイロードの増加により更に攻撃性を増した試作機「ポリーポッド」が存在していたらしい。
本社壊滅時に失われ、その部品の多くが火事場泥棒的に雪崩れ込んだテロリストにより奪取された為詳細不明。

登場


2015年10月11月市街討伐なりチャ
大規模テレポートにより、上空から降ってくる形で登場。
搭載兵器でライオットスピカコジューローを追い立てる。
(ついでに別の組織の兵隊も攻撃)
増援に現れた率いる秋水下総軍団をもインパクト・ステークによる絨毯攻撃で苦戦させる。
最後はインパクト・ステーク機動の大跳躍からの落下に合わせタイタンによるアッパーを食らい胴部中央のコア・ブロックを破壊された為に停止。
その機体は重力波による圧縮攻撃で殆どが破壊された。

由来

Arthropod…アースロポット、「節足動物」のこと。
「アースロポット」だと大型兵器のわりに弱そうな気がしたので、最後の文字をドに変更。
後継機であるポリーポッドは「Polypod」ポリポット、多脚型のこと。こちらも同じ理由で最後の文字をドに変更。
最終更新:2015年10月11日 16:31