ヘイヤー


「ワタシは…アラハバキ様の道を整備しているだけです。問題を片付けているのですよ」

概要

アラハバキを狂信する暗殺集団、「カクシヅメ」の頭領。
その素性は裏の裏で匂いを得られる程度にしか知られておらず、本名も一切不明。
一説には黒いチャンパオとカンカン帽を被ったサングラスの男と言われているが、他説も複数流れている為詳細不明。
神威の流れを汲む拳法を使う難物と言う噂も有る。

「カクシヅメ」とは、かつて荒覇吐神が擁し、既に滅んだ暗殺集団「鬼幌衆 隠爪(おにほろしゅう かくしづめ)」の事。
彼らは勝手にそれを名乗り、その集団の流れを復活させたと嘯いているのである。

活動内容はそのまま暗殺。
アラハバキの存在を疎み、間接的、直接的問わず妨害する団体や個人の暗殺に精力を注いでいるらしい。
しかしそれはアラハバキの意思とは無関係に、カクシヅメの選考基準によって行われるのみで、アラハバキにとっては評判を下げる迷惑にしかなっていない。
とにかくそこから窺い知れるのは、アラハバキに対する浅慮な狂信がこの行動を生んでいると言う事だと思われる。

カクシヅメの凶手は賊徒やテロリスト、他組織の暗殺者に扮するなど手段を選ばず暗殺を進めているらしく、一目ではそれが「カクシヅメ」と分からないようになっている。
その為、身元が割れれば警察組織やアラハバキだけでなく他の闇組織からも狙われる原因となっている。
そうまでしてアラハバキを信仰しようとするのはやはり狂信故か。

当然だが、市井の中にはアラハバキを嫌う政治家や人権団体等が壊滅的被害を受ける事件をアラハバキ本人の仕業だと思っている者も多い。
アラハバキ一行は火消しに仕事量を割かれる事ともなっており、非常に厄介な気分を味わっている。

能力・技

「不明」
不明。

荒神の狂信者語録

「ワタシは…アラハバキ様の道を整備しているだけです。問題を片付けているのですよ」
某日某所にて。
タケチにその行動を批判された際に返した言葉。
この時ばかりはまるで自分から姿を見せるように現れたらしい。

由来

黒+牙の中国読み。ヘイ!ヤア!
最終更新:2016年04月25日 20:47